こちらの記事では(2019年8月16日)に発売された

ロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話『317話』のネタバレや感想、考察

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ロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話317話のネタバレ

希望は沈む……

「竜王……」

 

勇者たちがつぶやく。

 

空から落ちていった竜王は、

燃え盛る溶岩の中へと沈んでいった。

 

「トラマナは命あるものにしか効かない……」

 

それは、倒れ、堕ちた竜王が

すでに命のない骸と化していることを示していた。

 

状況は絶望的である。

 

予期せぬ援軍であった竜王は破れ

唯一の切り札だった光の玉も溶岩の中に沈んでいった。

 

だが。

 

だが、勇者たちは、誰一人諦めていない。

「この後に及んでも胸が高鳴りやがる!」

「まだまだやり足りない!」

勇者たちは強い意思と闘志を持って、ゾーマを見据えた。

 

「こっからが本番だぜ!」

 

リーが構えを取る。

 

その手に、

魔剣ネクロスが現れた。

 

意志を持つ魔剣が、リーに語り掛ける。

 

「お主にだけ秘密を教えるのであーる!」

リーは訝し気にネクロスを見たが、他に選択肢はない。

 

「物は試しだ!!!」

リーは自らの右手に代わったネクロスを振り、光の刃を発生させる。

 

「食らえ! 聖光幻魔剣!!」

(そのような小手先の技で……)

余裕を持って、大上段に構えていたゾーマだったが、

瞬間、何かに気づき、回避の姿勢を取る。

 

だが回避は間に合わず、

鋭い光刃は彼の脇腹を切り裂いた。

 

「父ちゃんと母ちゃんから受け継いだ技と……

サーバイン叔父さんに託された魔剣の力――

まさに切り札だな」

「すごい……陰と陽の合わせ技!」

 

だが、ゾーマが自らを傷つける技を

放っておくはずもない。

 

ゾーマは容易くリーに接近すると、

右手となったネクロスを引きちぎる。

 

「確かにたいした技だ。だが、この魔剣あればこそだったな!!」

 

魔剣が、ゾーマに握りつぶされる。

 

死の間際、意志持つ魔剣はゾーマの弱点を

喋ろうとしたが、その言葉は誰にも届かなかった。

 

勇者は決してあきらめない

気を失ったリーを、ユイが救助する。

 

だがその翼は引きちぎられ、

2人は溶岩の中へ。

 

だが、すんでのところでイサリが彼らを救助した。

 

ゾーマがそれを追撃しようとした瞬間。

 

アルスが、

ネクロスのつけた傷に剣を突き刺した。

 

アルスは吹き飛ばされたが、

それを起点にし、

賢者たちが呪文を唱える。

 

まさにかつての戦いの再現だった。

 

「二度も同じ手は喰わん」

 

しかし、ゾーマはそれを予期していたかのように賢者たちを攻撃。

 

勇者たちの秘策は防がれてしまった。

 

それでも、

それでも勇者は諦めない。

 

勇者はなおも、立ち上がった。

 

「まだあがくか」

「当たり前だ……!!

勇者は最後の一撃を放つ者…

繋いだ思いが、その一撃に込められる……

だから倒れない!!倒れるわけにはいかない!」

 

「おまえを倒すまで、絶対にあきらめない!!!」

 

その言葉に、

ゾーマの脳裏にアルトとの記憶がよみがえってくる。

 

かつて人間だった頃、

同じように絶望的な淵に立たされても、

なお笑っていた男との記憶を。

 

「僕たちは負けない!」

「勝つことを諦めなければ、何度倒れても立ち上がれる……」

「世界を守るのは僕たちだよ!

だから、絶対にあきらめない!!」

 

ゾーマの絶望と憎しみ

(それが勇者の血か。)

(確かにおまえは、そうやって世界を守っていくのかもしれない)

(だがっ、それがっ!!!!)

「その力が!!無力な者どもを縋り付かせる!!」

「勇者」への憎しみを吐露し、ゾーマは攻撃を見舞う。

 

「逃れられぬ役割に縛り付ける!!」

それはゾーマの憎しみ、

そして、ゾーマの苦しみ、

大魔王と化した彼の、絶望の根源だった。

 

再び、ゾーマの中に記憶がよみがえる。

 

「やった、追い払ったぞ!」

 

かつての仲間は、

傷つき、疲弊し、それでも微笑んでいた。

 

「おまえは、どうしてっ……」

ゾーマの問いに、確かに彼は答えた。

何か、大切なことを言った。

 

しかし、ゾーマにはそれが聞こえなかった。

 

(何を言っている、なんといったのだ?)

 

かつての記憶を手繰っても、

その言葉が出てくることはない。

 

大切な仲間が伝えようとしたことを、

思い出すことができなかった。

 

(いや、今更……もはや……)

(どうでもいい……!!)

「これで終わりだ!」

大魔王の凶刃を振り下ろさんと、

ゾーマは足元に伏した勇者を見下ろした。

 

思い描いていた未来とは違った未来を実現させるために。

 

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以上がロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話『317話』のネタバレでした!

 

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ロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話317話の感想と考察

状況はどんどん悪い方向に向かっていますね。

 

竜王が倒れ、

光の玉は消え、

頼みだったリーのネクロスは砕かれ、

勇者たちの一斉攻撃すら防がれ……

と、状況はまさに絶望的です。

 

しかし、それでもあきらめない勇者たちの心の強さには、

かなり感動しました!

 

ただ、ゾーマが言うように、

それが本人の根本的な意思ではなく、

「勇者」という役割に縛り付けられたからこその行動、

と考えると、

ゾーマの言うことにも説得力を帯びますね。

 

全体的に、

「勇者」という言葉の意味を、

原作ゲームとは

また違った視点で考えられる物語だったと思います!

 

今後ですが、

キーになるのは恐らく精霊ルビスでしょう。

 

彼女は、大精霊であると同時に、

ゾーマの憎しみがはじまった元凶でもあります。

 

彼女がどうストーリーに関わってくるのか、

次の話も楽しみですね!

 

まとめ

ここまでロトの紋章~紋章を継ぐものたちへ~の最新話『317話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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