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天地創造デザイン部の最新話『30話』のネタバレや感想、考察を
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天地創造デザイン部の最新話『30話』のネタバレ
「悪夢」のような生物
人によって恐怖を抱くものは違います。
しかし大まかなものは共通しています。
それは荒々しい態度だったり、不気味な静けさだったり…。
下田が今回「悪夢のような生き物」の進捗を伺いに
ドアを開けたときもそうでした。
ぽつねんと紅茶を嗜む冥戸以外に、人はいません。
下田は担当木村の姿がないことに気づきます。
無言で机を指す冥戸に疑問符を浮かべます。
が、直後机の下から伸びる手にスーツの裾をつかまれ仰天。
もちろんそれは担当である木村でした。
どうやら「悪夢のような生き物」を造り上げるため
冥戸とどうやったら恐怖を煽る生物になるか研究中の模様。
まず暗所から襲い来る！というのは確定したようです。
どうやら自分が再びリアクションの実験台にされかけていると
気づいた下田は逃げ腰ですが、「悪夢」のイメージを聞かれ
「見た目がグロテスクであること」「ピエロ・人形」を挙げます。
礼を述べる木村の「悪夢」が気になった下田が尋ねると
目の前に食べ物があるのに食べられないことという
なんとも気の抜けた返事です。
どうも冥戸と組んだのは、恐怖に関して鈍感な自分の
サポートをしてもらうためのようです。
彼女の好み＝悪夢なのだとか。
深く納得する下田…。
「それ」を見たら、逃げたい
だんだん生き物のコンセプトがまとまってきたところで
下田は差し入れのクッキーの追加を出そうとします。
と、そこで1枚落としてしまい、側溝へと転がります。
慌てて追いますが、側溝などなかったことに思い当たります。
次の瞬間、側溝の蓋を外した空間から、木村がこんにちは。
しかもご丁寧に某ピエロの化粧までしています。
思わず叫ぶ下田に、木村は更に化け物のような口を開いて
怯えさせるのでした。
一方冥戸はテンションが上がりっぱなし。
木村のピエロはかなりのお気に入りになったようです。
一見ふざけているような木村ですが、以前カメの呼吸が
肋骨がないと難しいことに気づき、肩甲骨を使うという
発想に至ったのも、実際に自分でやってみたのが切欠です。
最もその後肛門呼吸法も取り入れたのですが…。
冥土はさらに生態を詰めていきます。
落とし物でおびき寄せるのはリアルじゃないので
自前の「プレゼント」で住居に引き寄せたら？
そのアドバイスに、やはり「風船」をもってみる木村。
完全に「それをみたら終わり」のあの人になっています。
常識天使下田が怯え、反応は上々。冥戸はさらに
「視界が確保できない」という言葉を受けて
「風船を目にしよう！」と狂ったことを言い始めます。
糸が視神経にあたるのだとか。
木村が描いた某ピエロの絵を元に、「悪夢」は
着実に造られていきました…。
目玉がふわふわ宙に浮かぶ、闇におびき寄せて
口が裂ける「生き物」…。
どう考えても怪物以外の何物でもない要素をつぶやき
木村はデザイン画をこしらえます。
ホウライエソの完成
それは鰻の身体にエイリアンの触覚染みた眼球を取り付けた奇怪な生命体。
漂う目は360度の視界を誇るが、目立つため小さくしたと語る木村に、ちょと安心する下田。
しかしすかさず「残念！50㎝に育つよ！」と返されます。
安堵などなかった。
体が大きければ浮力もつくから、目の浮きは不要。
目の役割は顎から映える疑似餌でまかなうとのことです。
この生態はそう、チョウチンアンコウと同じ。
オスもただ精子を提供する矮雄です。
小さく一度生殖したら死ぬ儚さに、木村は
「ほとんど泳ぐペニス」とろくでもないことを口にします。
こうして天啓が降り、創造された生き物は
「ミツマタヤリウオ」。深海魚の一種になりました。
そしてもう一つの要素「裂けた大きな口」は
ものたりない木村によってまた別の生物に採用。
口を限界まで大きく、また真上に開くようになった
これまた珍妙な魚が出来上がり。
闇に潜み、頭上を行く魚を獲るために開口の方向は上
そして突っ張る皮膚は取ってしまったと笑います。
頭部が骨のような不気味なトラバサミ魚…。
顎の穴から小魚が逃げるのはご愛敬、ということで
早速火口を読んで実地テストをしてみることに。
結果は…散々でした。
なんと食らいついた魚が大きすぎて、歯が抜けず
そのまま餓死したのだとか…。
あまりに欠陥の多い悪夢的なデザインが受けて
またもや天啓が降ります。
こうして悪夢は現実になり…冥戸は木村の絵をもらって
ご機嫌で帰路につくのでした。
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以上が天地創造デザイン部の最新話『30話』のネタバレでした！
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天地創造デザイン部の最新話『30話』の感想、考察
深海魚はNHKなどの番組でもよく見ますが、本当に
みょうちきりんな姿をしていますよね…。
このように「初めから異常な姿ありき」で造られたと
言われれば納得できるレベルです。
リュウグウノツカイやオオカミウオなど、他にも
深海魚はいるものの、この2種は飛びぬけている方じゃ
ないでしょうか？
ホウライエソは水族館でホルマリン漬けを見た時も、
やたら「骨ゾンビ魚」な感じがありましたが、
生きている姿はまさにクリーチャー。
初めて発見した人は心臓が止まる位驚いたことでしょう。
まとめ
ここまで天地創造デザイン部の最新話『30話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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