こちらの記事では(2019年9月13日)に発売された

夏目アラタの結婚の最新話『6話』のネタバレや感想、考察

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夏目アラタの結婚の最新話『6話』のネタバレ

悩むアラタ

「所長! 弁護士と打ち合わせがあるんで、ちょっと出てきます!」

アラタは所長に声をかけ、

いつも通り職場を出ていく。

 

その瞬間、後ろから先輩の女性職員のから声をかけられた。

「アラタくん!」

 

彼女はアラタを心配していたのだ。

「あんたの誰かを救いたいって気持ちは素敵だと思うし」

「そういうところは同僚として結構かっているんだよ、あたし!」

彼女が言うには、

アラタは理想が高すぎるのだという。

 

全ての人を救おうとして、

頑張りすぎてしまうのだ、と。

 

それを認めて、

アラタは皮肉に微笑む。

「だから言ったでしょ。俺もう、児相なんか辞めたいんですよ」

「ダメだよ、やめちゃダメ!アラタのいる場所はここだよ……!」

女性の言葉は、

素直にアラタの胸に響いた。

 

彼はまた、いつもの皮肉な笑みを浮かべると、

「どうもっす」と、感極まったように呟いた。

 

弁護士との面会

アラタは配属された時に言われたことを思い出していた。

 

<児相の職員はヒーローではない>

ということを。

 

その当時は、頭にきたものだ。

児相という職業は、お役所仕事でやってはいけない、

という認識があったからである。

 

しかし今、アラタは考えていた。

 

本当は、所長こそがヒーローなのだ、と。

 

いつも地味な仕事を続け、まじめに勤務し続ける彼らこそがヒーローなのだ、と。

 

「俺なんて、むかつく親はぶっ殺していいと思ってる…」

どっちかっつーと、悪党ですよ」

アラタは自分のことを、

皮肉を込めてそう称した。

 

弁護士の宮前と一通り話し終えたところで、

宮前が本題に入る。

 

彼は真珠の控訴審で、

情状酌量の余地を探しているのだという。

 

そして、それと関わっているのが、

電話で話した、「奇妙な事実」のことだ。

 

宮前は、その「事実」を説明する前に、

情状酌量のために調べなおした真珠の過去を話し始める。

 

育児放棄気味の母子家庭。」

「あちこち引っ越すから児相も追跡しきれず、小学校にも通っていない。」

「小2の冬にようやく児相に保護され、一旦施設へ」

その際、真珠は「田中ビネー検査」を受けたのだという。

 

児相職員のアラタはもちろん、

それが何なのかは知っている。

 

いわゆる知能テストだ。

 

しかし、アラタはその知能テストが嫌いだった。

子どもをIQで数値化して判断するのは

間違っているという考えを持っていたのだ。

 

宮前はその言葉に対して複雑な感情を抱いていたようだが、

ひとまず、真珠に話を戻した。

 

「結果はほぼ平均値…」

「電話で話した奇妙な事実とは、ここからの話です!」

宮前は言葉を続ける。

 

真珠が逮捕されたとき、

当然精神鑑定と田中ビネー検査を行われたのだと。

 

そして、あろうことかその結果が、

8歳の時に比べて、知能指数が30以上高くなっていたのだという。

 

確かに、幼少時の検査が大人になってから上下することは

少なからずあることだ。

 

しかし、30以上の誤差が出ることはまずない。

それが、弁護士がアラタに伝えたかった奇妙な事実だった。

 

「……やっぱりあいつは、品川真珠じゃない……!」

「本人なんです!」

「別人にすり替わった痕跡などないし、双子の姉妹もいないんですよ!」

「調べなおしたんです!」

考えられる原因は残り1つ。

 

彼女は別人のように変わったのだ。

大きな事件があって。

 

そこから、宮前は推測する。

彼女は多重人格なのではないか、と。

 

アラタはそれを否定するが、

宮前はなおも食い下がった。

 

「彼女の中に大きなブラックボックスがあるのは間違いないんです!」

「夏目さん、あなたにはぜひその闇を晴らしてほしい!」

「その時、彼女の無罪への道が見えるんじゃないかと、私は思うんです!!」

 

真珠との面会

アラタは、真珠を前にして悩んでいた。

 

この女を無罪にする手伝いをするのか、と。

 

(冗談じゃねえよ!)

内心の怒りが態度に出ているのか、

アラタはいつもより粗暴な態度で、彼女との面会をしていた。

 

その心中では、

先輩の桃がいうように、

別れ話を切り出すことを決めていたのだ。

 

しかし、

常に愛想をつかされてばかりだった

アラタには、別れ話の切り出し方がわからない。

 

彼は真珠の前でぼんやりと考えながら、

言葉をゆっくりと紡ぎだした。

 

「児童相談所ってのはさ、18歳までの児童を対象にしててさ、」

「児童が19歳以上になると、一切関わらないんだよね」

「……仮に児童が成人して凶悪犯になっても、」

「それに対応するノウハウなんて、児相にも、俺にもないからさ……」

「やっぱりさ、俺にお前は重すぎ――」

言葉を紡ぎだしたアラタを、真珠が横から遮った。

「夢を見たよ、アラタ」

 

彼女は言う。

何かを河原に埋める夢を見た、と。

 

「生臭い、血みどろの何か」だった、と。

 

そして、彼女は続けた。

「アラタが側にいてくれれば、ボク、もっといろんな夢を見れる」

そして、彼女は笑う。

その笑顔は、さながら道化のような狂気に満ち溢れていた。

 

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以上が夏目アラタの結婚の最新話『6話』のネタバレでした!

 

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夏目アラタの結婚の最新話『6話』の感想と考察

話がどんどん面白い方向に動いてきましたね!

 

各登場人物たちの目的が見えてきて、

よりサスペンスらしくなってきたという感じです。

 

真珠はかなり「キレる」人間だということは、

アラタの実感通りだったわけですが、

彼女が変わった理由はどこにあるのでしょうか。

 

また、このタイミングでわざわざ

事件のことを言い出したということは、

真珠はもしかしたらアラタの目的を察しているのかもしれませんね。

 

恐らく、

次回は江戸川の死体を掘り出すところから

はじまるのではないでしょうか?

 

まとめ

ここまで夏目アラタの結婚の最新話『6話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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