こちらの記事では(2019年9月13日)に発売された
メシアの鉄槌の最新話『13話』のネタバレや感想、考察を
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メシアの鉄槌の最新話『13話』のネタバレ
救援
「出て来い！！殺してやる！！・・・機械どもは皆殺しだ！！」
そう叫ぶのはAI討伐隊の隊長、表裏です。
AI〝トモモ〟が暴走した世界・・・。
その中で、AIを破壊しようと結成された自衛団がAI討伐隊でした。
その隊長の表裏は身内を機械に殺されたことで、
機械に対する憎しみを抱いています。
機械の義手をつけた保を見て、豹変した表裏。
今、瓦礫の影に隠れる保と鳩という少女に向って
銃を乱射していました。
一方、トモモを壊して回っていることで
〝救世主〟と呼ばれるようになった保。
そんな高い戦闘力を誇る保でも、
数人の男たちに銃を乱射されては、為す術がありません。
「くそっ・・・」
保がそう呟いた時・・・。
「よーーーーーっ！！」
AI討伐隊の背後、瓦礫の上から声がしました。
「やってるなあ！！イカれた隊長！！」
ババーン！と登場したのは・・・盤です。
「！！？」
突然現われた盤に驚く表裏。
盤の息子、礫は盤の背後に隠れて様子を見ていました。
銃を乱射する表裏を見て、盤は話し始めます。
「そうやって取り乱すのはな！！弱いからだぞ！！！」
「もっとおっ・・・・・強くなれよっ！！」
その言葉と同時に、盤は瓦礫の山を素手で叩いたのです。
ズゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
瓦礫の山が音を立てて動き始めました。
「なっ・・・！？」
そう声を上げたのは表裏。
瓦礫の山は・・・保や鳩、表裏がいる方に崩れ・・・。
ドゴォオン！！
「ぐうっ・・・・あの馬鹿力がっ・・・」
瓦礫をなんとか避けた表裏が呟きます。
そして・・・。
「追うんだ！機械どもを逃がすな！！」
隊員たちに指示を飛ばしました。
優先順位
「よかったよかった！！あの男なかなかやっかいでなあ！」
笑顔で話す盤。
その様子を、ボロボロになった保は不満そうに見ています。
合流して共に逃げてはいるものの、
保たちは瓦礫の雪崩に巻き込まれていたのです。
走りながら逃げる保、鳩、盤に礫の4人・・・。
「むっ・・・止まれ」
突然、盤が指示を出しました。
建物の影から様子を伺うと・・・
AI討伐隊の1人が銃を持って立っていたのです。
盤は格闘家で、素手でトモモや瓦礫を破壊する力を持っています。
その息子の礫は、機械の義足をしており、
そのことが原因でAI討伐隊から逃げているのでした。
個人としては高い戦闘力を誇る盤。
それでも、銃や地の利を活かしたAI討伐隊は厄介な相手だったのです。
「が・・・単独でいてくれるならな・・・・」
隊員が1人だと確認すると、盤は呟きました。
・・・背後から隊員に飛びかかる盤。
「よし！出てきていいぞお」
隊員を気絶させ、笑顔で3人に話します。
「しかし保・・・あんたにもこんなことは造作もないだろ？」
出てきた保に盤が話しかけました。
保がAI討伐隊の銃を義手で防いでいたところを、
盤は見ていたのです。
「それがどうした・・・」
そう言って、義手を構える保。
「やはり俺の目に狂いはない！！楽しくなってきたな！！」
盤は声を上げます。
格闘家の盤は、強さを求めて旅をしていました。
強い奴と戦い、自分を高めたいという思いが強いのです。
初見で保に勝負を挑んだ盤ですが・・・
保はそれを拒否していました。
盤は保を見据えて言います。
「あんたにも、俺の強さの・・・糧になってもらうぞ！！」
保に殺気を向ける盤。
「おっ・・・お父さん！」
「ねぇ！！そんなことしてる場合じゃないよ！！」
2人のやりとりを見ていた礫と鳩が声を上げました。
「・・・・そうか」
そう言う保は、2人の言葉に耳を貸すことなく
盤に歩み寄っていきます。
「討伐隊来ちゃうし駄目だよ！保くんも抑えて・・・」
鳩は保にも声をかけました。
盤の目の前に出た保・・・。
「救世主を探している言っていたな・・・
多分それは俺のことだ」
盤にそう話したのです。
強い奴・・・〝救世主〟と戦いたいと話していた盤。
そのことを知った鳩は、
それがバレないようにしていたのですが・・・。
「え・・・」
保の発言に鳩は唖然とします。
「・・・・」
一方、聞いて不敵な笑みを浮かべる盤。
「お前は俺と戦うことが目的らしいが・・・
俺にもトトモたちを皆殺しにするために・・・」
保は無表情で話し続けます。
「・・・鳩を無事に『ロボティクスに連れて行く』という目的がある」
保は盤と戦うつもりはなっかたのです。
「それが最優先だ！！だから今お前と戦っている暇はない」
そう断言しました。
しかし・・・。
「その目的が終わったら・・・望み通り殺してやる」
保はそう締めくくります。
「承知した」
盤はそう言って、保の提案を飲んだのでした。
保の言葉を聞いた鳩は声は声を上げます。
「嬉しい！！・・・トモモより順位が上がってる！！」
トモモを殺すことを最優先としてきた保。
今は自分を送り届ける事が1番だと知り、
鳩は喜んだのでした。
鳩の表情に・・・記憶を失った保の脳裏に
少女の笑顔が浮かびます。
それは保の娘の笑顔でした・・・。
そうして、4人は共通の意志を持って
〝ロボティクス〟を目指すことになったのです。
作戦通り・・・！？
「俺の後ろにピッタリ付いて来い、礫！」
盤は鳩を背負い、討伐隊を倒しながら突き進んでいます。
走りながら建物の角を曲がった盤。
次の瞬間・・・。
「いい気になるなよ機械どもが・・・」
建物の窓に隠れて、銃を構えていた表裏が呟きました。
目の前に拳銃を突きつけられる盤・・・。
間一髪のところで・・・銃弾をかわしました。
鳩だけでなく、礫も抱えて盤は逃げます。
「聞こえるか、作戦通りそっちに誘導した・・・
後方から回り込め」
逃げる盤を見送った表裏が、無線で隊員に指示を出しました。
「了解」
表裏の指示で動き出した隊員たち。
盤が行き着いた先は・・・行き止まりの袋小路でした。
「・・・なるほど・・・街の中じゃあ、
あんたらの方が上手ってことか」
逃げ場をなくした盤が話します。
5人の銃を持った隊員に囲まれる盤・・・。
「追い詰めたぞ・・・今度こそ殺してやる」
隊員たちを割って出てきた表裏が言い、銃を盤に向けます。
その時・・・表裏は異変に気が付きました。
「ん・・？・・・もう1人はどうした？」
その言葉とともに・・・表裏の背に銃口が押し当てられました。
驚いて振り向く表裏・・・。
「よお・・・隊長」
そう言って、隊員に扮していた保が表裏を押さえつけます！！
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以上がメシアの鉄槌の最新話『13話』のネタバレでした！
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メシアの鉄槌の最新話『13話』の感想と考察
言葉巧みに、保は盤を引き込みましたね。
保の場合は本心を言っただけかもしれませんが・・・。
盤を仲間に加えたことで、
大きな戦力アップになったことは間違いありません。
次回はAI討伐隊を倒すことになりそうですね。
その後、ロボティクスを目指すことは分かっていますが、
それで全てが解決するとは思えません。
鳩が握っている秘密・・・
さらにAIにコントロールされない保の秘密は
明らかになるのでしょうか！？
次回のが今から楽しみです！！
まとめ
ここまでメシアの鉄槌の最新話『13話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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