こちらの記事では(2019年8月27日)に発売された神アプリの最新話『177話』のネタバレや感想、考察

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神アプリの最新話『177話』のネタバレ

美杉、孤軍奮闘!

襲ってきた同僚を殴りつける美杉。

 

状況は最悪だった。

少なくとも10人以上は美杉の周囲を囲んでおり、

その上、黒幕の偽歴谷も近くで美杉を見ている。

 

それでも大立ち回りを演じる美杉の実力は、

まごうことなき「伝説のハンター」のそれだ。

 

「くそっ、反逆同盟のスパイめ!」

 

取り囲む同僚から雑言を浴びせられる。

美杉は声を大きくして、

偽の歴谷を指さして叫んだ。

 

「だから何度も言ってるでしょ!

スパイはあいつよ!歴谷主任に変装してるのよ!」

 

今、この場にいる歴谷は、

イプシロンであり、アルファ・ミューである男だ。

 

しかし、イプシロンの変装は完璧で、

同僚たちに疑われているのは美杉の方である。

 

とどめをさすように、偽の歴谷が続けた。

 

「誰か美杉のPCのログを調べろ」

「もう調べました」

「確かに外部にデータを漏らした形跡がありました」

 

その言葉が決定的となり、

同僚たちは美杉への疑念を決定的なものとする。

 

「あなた、私のPCを踏み台にしたのね?」

「話がかみ合わないな……」

 

偽の歴谷はあくまでも知らぬ存ぜぬを貫き通すつもりのようだ。

彼は美杉に指を突き立てると、周囲に向けて宣言した。

 

「殺してもいいからその女を黙らせろ。

功労者には一億円のボーナスを出す」

 

その言葉に、

同僚の1人が弾かれたように動き出す。

 

「一億もらいっ!」

 

だが、美杉は返す刀で、

彼の股間を「バイブグローブ」で攻撃。

 

襲い掛かってきた男は、

美杉の鋭い一撃と、バイブグローブの高振動によって

悶絶し、泡を吹いて気絶する。

 

その姿に、

周囲の男性陣は戦慄しはじめていた。

 

それでもなお、美杉には圧倒的に不利な状況。

 

だが、焦っているのは美杉よりもむしろ、

偽歴谷の方だった。

 

(まずいな……

『超スピードアプリ』を倒せば美杉を倒せる……

しかし、そうすれば他の奴らに私の正体がバレてしまう。

今、正体がばれたら非常にまずい……)

 

偽歴谷は1人心の中で独白する。

 

彼の最終目標は、「ゴッドツールズ」の乗っ取りだ。

しかし、乗っ取りのためには「四天王」の持っているパスワードと、

アルゴリズムの入手が必須である。

 

つまり、今この場で正体がバレてしまうと、

その時点で偽歴谷の計画は破産してしまうのだ。

 

よって、偽歴谷は、

美杉に手を出すわけにはいかなかった。

 

美杉、窮地

「伝説のハンターも息切れか?」

 

大立ち回りを演じ続け、

美杉にも疲れの色が見え始めた。

 

(しばらく実践から遠ざかっていたから体力が続かない……

上のジムで鍛えておけばよかった……)

 

それを見計らってか、

「GTグローブ」を装備した女が美杉に殴りかかる。

 

彼女は、元チームAを担当していた女性、「黒味野 律菜」だった。

 

「私の担当だったチームAをいつの間にか横取りしやがって…

反旗を翻すために、チームMとチームAを合流させたのね?」

「違う!誤解だ……」

 

黒味菜がチームA担当を外れ、美杉が担当になったのは確かだが、

それは本物の歴谷の指示だ。

 

しかし、彼女は聞く耳を持たない。

 

「個人的にお前には色々と恨みがあるからよォ。

いい機会だ。顔をガンモドキのようにメチャクチャにしてぶっ殺してやる」

 

一方の巻上一行は……

「早く治療室へ!」

 

巻上は、怪我をした一行を連れ、

四天王の元を訪れていた。

 

立花に促され、

2人は治療室へ行ったものの、

巻上は1人だけ四天王と対面することになる。

 

待っていたのは、

モザイクアプリのモザイクで顔を覆った黒スーツの男だった。

 

「はじめまして。四天王の1人、神星だ」

 

彼はモザイクアプリを使い、

自らの顔を隠しながら、話を進める。

 

「早速だが、本部の映像を見てくれ。

反逆同盟のスパイとみられる女だ」

 

神星が映し出したライブ映像には、

美杉の大立ち回りが映っている。

 

巻上はここで、

彼女が自分たちの担当オペレーターだということを知った。

 

「……でもこの人、スパイならなんでわかりやすい形跡を残したんだろ

「それも私は気になった」

 

巻上は疑問だった。

オペレーターになるほど慎重で用心深い人間が、

わざわざスパイになり、

そのうえ形跡を残すのだろうか、と。

 

スパイ行為をするにせよ、

細心の注意を払って、バレないようにするのが普通だ。

 

神星の方も、顎に手を当てて考える。

彼も同じ疑問を感じていたらしい。

 

しかし、彼女たちが会話している間も、

事態は着実に動いていた。

 

映像の中で、美杉は徐々に劣勢に陥っていたのだ。

 

そんな状況で、

本部前に佇むのは御子柴と東雲

 

最強コンビが、渦中へ突入しようとしていた。

 

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以上が神アプリの最新話『177話』のネタバレでした!

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神アプリの最新『177話』の感想と考察

伝説のハンターというだけあって、

美杉の実力はすさまじいものがありますね!

 

ただ、疲れてくるあたりは

やっぱり伝説のハンターでも人間だということでしょうか。

 

股間にパンチをくらわせられるところは、

見ているこっちが痛くなりました!

 

さて、今後ですが、

イプシロンがどのように動いていくのか、

というところに焦点があてられると思います。

 

その計画通りに行ってしまうのか、

それとも御子柴たちがぶっ壊すのか、

これからも楽しみですね!

 

まとめ

ここまで神アプリの最新話『177話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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