こちらの記事では(2019年8月27日)に発売されたOUTの最新話『164話』のネタバレや感想、考察

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OUTの最新話『164話』のネタバレ

要の兄弟分

「ぐわああ~っ!」

そう声を上げたのは南国。

 

南国はナイフで自分の掌を切ったのです。

 

「深く切り過ぎちまった!!

慌てる南国。

 

「バ・・・バカ野郎!何やってんだよ!?」

南国にそう話すのは武藤です。

 

2人は出血を必死に止めるのでした・・・。

 

そして、互いの手を握り合う南国と武藤。

 

互いの掌を切り握り合う・・・これで俺とお前は五分の兄弟分だ!!

南国はそう言います。

 

「兄弟って・・・ヤクザじゃあるまいし正直引くわ・・・」

一方の武藤は、南国の言葉に戸惑っていました。

 

冷めたこと言ってんじゃねぇよ!」

武藤の言葉に反論する南国。

 

これまで南国と武藤の喧嘩は5勝5敗5分

「同世代で俺が認めてんのはお前だけだ!!

俺ぁオメェとだったら地獄でも一緒に行ける!」

南国はそう言い切ったのです。

 

「・・・・・・」

南国の熱意に引いてしまっている武藤・・・。

まだ、兄弟分は恥ずかしいようです。

 

「まぁとにかく、俺もオメェも

安倍要に惚れてるのは間違いねぇ・・・だろ?」

南国は武藤を説得するかのように話しました。

 

「ああ・・・まぁな」

これには武藤も納得した様子を見せたのでした。

 

この日は、2人が兄弟となった日・・・。

 

ケジメ

間宮に勝った南国は、掌の傷を見つめていました。

 

「・・・・兄弟、なんとか要くんは守ったぜ!」

そう呟く南国。

 

「南国!」

南国の名前を呼びながら、要が近付いてきます。

 

要は倒れている間宮を見つめ・・・話します。

「一応ケジメはつけたようだな・・・」

 

「こんなん全然余裕っすよ!!

要の言葉に上機嫌の南国ですが・・・。

 

「バカ野郎!!」

要は南国の頭を殴りました。

 

南国は要の命令を無視し、勝手に要を助けに現われたのです。

 

要が怒るには理由がありました。

南国が無理矢理連れてきた2人は・・・

両足をバットで打たれて骨折しているのです。

 

「仲間が近くにいたらあそこまでやられてねぇ・・・

二度と勝手に動くな!!

要の仲間を思うが故の優しさと厳しさでした。

 

「す・・・すいませんでした・・・」

南国は自分の無鉄砲さに気付かされます。

 

三浦と間宮

2人が阿修羅に属していた頃・・・。

 

「間宮・・・よっ!」

間宮を呼んだのは三浦。

 

「!・・・三浦」

間宮も答えます。

 

「また火咲ともめたんだって!?」

三浦が尋ねました。

 

その頃、阿修羅は荒れていました。

火咲と綾川が組織を良いように使っていたのです。

 

後輩にヤキを入れる火咲たちを見た間宮は、

火咲に異を唱えたのでした。

 

根本的に間宮は、火咲のことが嫌いなのです。

 

「ところで三浦・・・お前本当に阿修羅を抜けちまうのか?

突然、話題を変える間宮。

 

「ああ・・・」

三浦は答えます。

 

三浦は6代目斬人の事件が起った事で、

阿修羅を抜けると決意したのです。

 

良樹たちだけの責任じゃねぇ・・・

俺ら阿修羅の責任でもあるんだ・・・」

三浦はそう話します。

 

斬人、5代目総長の皆川状介。

状介は最低最悪のクズヤローでした。

 

当時、状介の起こした抗争は、

負傷者だけでなく死人が出る程に激化していたのです。

 

状介を止めるために

樹は他のチームと手を組み、動き始めました。

 

状介をなんとか説得しようと考えていた良樹ですが・・・。

結果は状介を殺してしまう事になります。

 

三浦はこの事件を、

自分たちにも責任があると言っているのです。

 

このことで阿修羅を抜けることを決意した三浦。

 

「だったら三浦、俺もオメェに付いて行くよ・・・・」

 

「へ!?」

間宮の発言に三浦は驚きます。

 

話し続けます間宮。

「俺はオメェが居たから阿修羅に入った・・・

オメェの居ねぇこの場所に、未練はねぇ」

 

「ほ・・・本気かよ間宮!?」

三浦は間宮に尋ねました。

 

「ああ・・・オメェの脇は俺が固めてやるよ」

 

そして、間宮は三浦と共に狂乱鬼に入ったのでした。

 

油断

要と南国は倒れている間宮を残し

その場を離れようとしています。

 

「こっからはどう動くんスか?」

尋ねる南国。

 

「ここが片付いたらポイントCに向かう・・・

あっちゃんを潰させる訳にゃいかねぇ

要はそう答えました。

 

狂乱鬼の副総、三浦がいる所ですね!?」

南国が聞き返し、要は頷きました。

 

話しながら歩く2人・・・。

 

「!?」

要は異変に気付きます。

 

「南国!危ねぇ!!」

 

そこには・・・南国を殴ろうと

ハンマーを振り上げる間宮の姿が・・・・!!

 

タフな男

場面は変わってポイントC・・・。

 

「クソ!丹沢のやつ何処に消えやがった!?」

「もっと良く探せ!この辺にいるはずだ!!」

 

ポイントCでは斬人7代目総長、

丹沢敦司の捜索が続いていました。

 

ごみの陰に隠れている丹沢・・・。

このままでは見つかるのは時間の問題です。

 

「さて・・・どうしたものかねぇ・・・」

丹沢はそう呟きます。

 

「いや・・・丹沢はまだ見つかってねぇ・・・」

電話を片手に話すのは三浦。

と話をしているようです。

 

三浦は丹沢が周辺に潜んでいることを把握しています。

見つかるのは時間の問題だ、と海に伝えるのでした。

 

「あ?マヌク?」

三浦が電話に向って話します。

海が三浦に、マヌクの事を尋ねたようです。

 

「ああ・・・お前の言ってた通り、

雄牛みてぇにタフな野郎だったよ・・・」

そう答える三浦の前には・・・。

 

右の眼球が飛び出たマヌクが仰向けに倒れていました。

 

「よし、お前ら行くぞ」

そう言ってその場を離れようとする三浦。

 

その背後から声が聞こえました。

「ま・・・待たんか・・・コラ・・・」

 

「!」

その声に驚き、三浦は立ち止まります。

 

「ま・・・まだ・・・終わっとらんばい!!

そう言いながら立ち上がったマヌク

 

「マジかよ・・・騙されたぜ・・・」

三浦はマヌクを見て呟きました・・・。

 

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以上がOUTの最新話『164話』のネタバレでした!

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OUTの最新『164話』の感想と考察

間宮と南国の戦いに

決着が着いた・・・かのように見えました。

 

しかし、間宮は気絶したフリをしていただけでしたね。

 

卑怯な手口ですが、このままでは南国はやられてしまいます。

間宮の動きに気付いているのは要だけです。

 

次回は要が南国を庇い、

怪我を負ってしまうのではないでしょうか・・・!?

 

一方の丹沢は隠れて敵の動きを伺っています。

 

戦っていたマヌクは悲惨な姿となっていました。

右の眼球が完全に飛び出し

かろうじて目からぶら下がっているのです・・・。

 

正直、もう死んでいるのでは?と思いました。

 

結果・・・マヌクは生きていました。

 

しかも、その状態で三浦に向って行こうとしています。

これは間宮にも見習ってほしいですね・・・。

 

気絶したフリで背後から襲いかかる間宮とは対照的に、

マヌクは三浦に声をかけます。

 

この男気マヌクに勝ってほしいですね!

 

まとめ

ここまでOUTの最新話『164話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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