こちらの記事では(2019年8月20日)に発売された

鬼の又鬼のアモの最新話『24話』のネタバレや感想、考察

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鬼の又鬼のアモの最新話『24話』のネタバレ

神京という町

天領、神京

ここはこの地に堕ちた神が自ら切り開いたといわれる街

街中には大きな川が流れる大きく豊かな街でしたが

都が開かれてか時がたち、

なぜか街の外の大地は徐々に乾いていきました

 

それに対するために人々はさらに町の中に集まり

街は栄えてゆく一方で

街の外はらに枯れていったのです。

 

神京の街には食事の店や遊び場、

川下りの舟遊びなども出来て

にぎやかに豊かになってゆきました。

 

町中のめしやでアモは食事をしていました。

 

かなり腹が減っていたようすで

蕎麦や飯のどんぶりをいくつも重ねています。

 

アモの前に座る鉄門海は酒を飲みながら

この天領に関する物語を続けています

 

知行神ロムス

この地を知行する神はロムス

今のこの神京が、本当にロムスがこの街があるように望んだ姿に

なっているのかどうかは分からないといました。

 

アモはロムスの名を確かめてどんぶりを置きます。

 

ロムスは神京の中心にある三光城の奥座敷、

御簾の向こうに御座すとされていますが

誰も神の姿を見たものはないといいます。

 

その話を聞いて表情を硬くするアモ、

鉄門海は表情変化に気がついたようです

「ほお、やはり半神!すでに神と因縁があると見えるな」

 

アモは半神と呼びかけられたのが面白くなく、

その呼び方をやめるように言いますが、

鉄門海からはではなんと呼べばよいのだと返されます。

 

鉄門海はメシをおごってやったのだから

名前くらいは教えても良かろうとアモに名を尋ね、

アモは自分の名を告げました。

 

神京の街はいつものようににぎやかで

あちらの店では上の階で遊び上手な者たちが

芸妓を集めて酒を飲んでいるようです。

 

城の外の街はうっすらと霧がかかったようで

どの路地も白く煙っていました。

 

半神の運命

アモは鉄門海にこれまでの自分の経緯を話し

鉄門海はさらに酒を飲みながら聞いていました。

 

鉄門海に寄ればアモが山神にマンザを奪われたのは

アモが半神であることと無縁ではなく

半神はそもそも神によって運命を翻弄されるものなのだといいます。

 

このような目にあうことがまさに

アモが半神であることの証であると。

 

そして、半神がこの世に存在するのは

死ぬことの無い神々が跋扈するこの世界で

神によって死を与えられることが出来るものとしてあるからなのだ、と告げます。

 

アモが神の眷属に地接近したときに

その体と心に生じる変化についても鉄門海は知っているようで、

その力は意志で制御することの出来ない

アモの中に潜んでいる「神を食う獣」の力だと。

 

神と半神は歴史の中で常に争い、

半神はその特異な力ゆえにいつも人と神に利用されて

いくつもの悲劇をもたらしてきたのです。

 

「お主も努々(ゆめゆめ)、気をつけることだ」

鉄門海の忠告もアモには馬耳東風です

「チッ!くだらん!」

 

食事を終えたアモは席を立ちました

話を続けようとする鉄門海にアモは

もうメシ代分は話してやったといって、店を出ました。

 

立ち去るアモの後姿を見送りながら酒を口に運ぶ鉄門海に

笠をかぶった浪人姿の男が立ち寄り、

鉄門海はその男にアモを見失わないようにと言いつけます。

 

ロムスの影

一方、こちらは城内

領内一の村名主であるアンザイが奥座敷に上げられ

ロムスに面会を取り付けていました。

 

御簾の向こうに向かって

お目通り叶いましてありがとうございますと告げるアンザイ、

アンザイは自分の村に水と電気を使えるようにして欲しいと訴えに来たのです。

 

人の上半身もある大きな箱にいれた奉り物を横に

アンザイはお願いを聞き入れていただきたいと頭を下げます。

 

2人の代官が御簾の向こうに向かって

ロムス様」と呼びかけました。

 

御簾の向こうには人ほどの大きさの影が映し出されていました。

 

影はその場に座り込んで

アンザイの話を聞いているように相槌をうっていました。

 

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以上が鬼の又鬼のアモの最新話『24話』のネタバレでした!

 

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鬼の又鬼のアモの最新話『24話』の感想と考察

周りの土地は荒れ果てて乾燥しているのに

街の中だけは水が潤沢で豊かな暮らしが出来るという神京の町。

 

この街を出てはまともな生活が出来ないようですが、

これをロムスの神の力だとすれば、

この町の有力な人物のすべてには

ロムスの息がかかっていると考えるべきでしょうね。

 

鉄門海の話も、少し気をつけて聞いたほうがよいはず、

半神という存在が神と人間の間でどのようなことをするのか

存在価値とか役目というような押さえ方は不自然な気がしますね。

 

アモの身の上話も相手側に知れ渡っていると考えるべきで

鉄門海はアモを自分の側に引き入れようとしている風にも取れます。

 

アモとの話の最後に登場した笠の男は鉄門海の下の偵察役のようですが、

もしかするとこの鉄門海はロムスに対抗する勢力なのかもしれませんね。

 

最後に登場してロムスに接見しているアンザイは

村人思いの名主として登場していますが、

直ぐに食われてでもしまいそうな雰囲気です。

 

まずはロムスという神がどんなことをする存在なのか

そして山神とロムスのつながりについて

もう少し話を進めてもらう必要がありそうです。

 

まとめ

ここまで鬼の又鬼のアモの最新話『24話』のネタバレや感想、考察を

ご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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