こちらの記事では(2019年8月30日)に発売された

ニコ色のキャンバスの最新話『9話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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ニコ色のキャンバスの最新話『9話』のネタバレ

引き裂かれたキャンバス

バターン!!!

 

大きな音がして仲間が駆け付けると

ニコがキャンバスやデッサンの山の中に倒れ込んでいます。

 

「おいおい空野、大丈夫か!?」

 

「見えた」

 

むくっと起き上がったニコの顔は

鼻血が垂れていますが気にしていません。

 

わさわさとデッサンをかき集め、

その足で教室を走り出るニコ。

 

「見えたー!デッサンの極意がわかったー!見えたよー!」

 

向かった先は影岩教授の部屋です。

 

バサッとデッサンを机に広げて勝ち誇るニコ。

 

「デッサン1000枚描いて、見つけたよ!」

 

顔をぐにゃっと両手で挟んで続けます。

 

「デッサンってどろどろに溶けちゃうことなんだ」

 

石膏が溶けて自分も溶けて、石膏像がなくなることだと

黙ったまままの影岩に語り掛けます。

 

一方の影岩にはかつて同じことを言った人物の顔が

ニコに重なって見えていたのでした。

 

何も言わずに椅子から立ち上がり、

やおら手にした剣で、

 

ザクッ!!

 

「!?」

 

驚愕するニコをよそにそのままキャンバスを

ずずずと引き裂く影岩。

 

「何してるの!?影リンやめて!!」

 

ずたずたにされたキャンバスを抱きしめて

ひどい・・・と呟くニコですが、

影岩は静かにこう言います。

 

「おまえは明日死ぬ」

 

え?と、ものといたげなニコ。

 

「死んでも残したいと思う、最高の一枚を描いてこい」

 

一瞬見えた異世界

ニコが出ていったあと、静かに剣を戻す影岩。

 

「おめでたいやつだ、たった1000枚で・・・」

 

しかし胸中にはさっきニコに重なった、

人物のことが思い出されていました。

 

そしてニコは引き裂かれたキャンバスに謝りながら、

そっと立て直しているところです。

 

「影リンもひどいよ、剣より筆だって言ってたくせに・・・」

 

(もうあんなことさせない・・・)

 

あたしの武器は筆だ、と思い直して

ギュッと絵筆を握ります。

 

(明日死ぬ・・・死んでも残す・・・、

私にとって最高の一枚って何だろう?)

 

一心不乱に絵を描いているニコをみとめたのは、

ふらふらしている最中のトーゴ―です。

 

キャンバスの裏からニコちゃん、と声を掛けますが、

ニコは自分の世界に入って気づきません。

 

(すごい集中力だな・・・)

 

「ニコちゃん何描いてるの・・・」

 

表に回った瞬間にトーゴーは、

不可思議な世界に一瞬ぶわっとのみ込まれてしまいました。

 

すぐに我に返ったトーゴ―に、

やっとニコも気づきます。

 

(何だったんだ今のは・・・)

 

「来てたんだ!気づかなかったよー。

最近絵の中に溶けちゃうんだよね

 

えへへと頭をかくニコを思わず見直すトーゴー。

 

(聞いたことがある・・・デッサンは言葉をどんどん、

排除していく世界・・・)

 

ニコはモチーフと一体化する作家、と

トーゴーは気づくのです。

 

そこからモネとニコの類似性に思い至り、

物思いにふけってしまうトーゴーを、

ニコの声が呼び戻しました。

 

「・・・ゴーさん、トーゴーさん!聞いてるー?」

 

君の中にもうある

ハッとわれに返ったトーゴーは、

またすぐにいつもの軽い調子に戻りました。

 

「ソーリー、鳥のさえずりに気を取られていてー。

で、何だって?」

 

ふくれっつらのニコはそれでもトーゴーに、

事情を話し始めました。

 

「影リンが最高の一枚を描いてこいっていうんだけどさ」

 

腕組みして心底困った様子のニコ。

 

「何描いたらいいか悩んでて・・・」

 

トーゴーもこの話に乗り、一緒になって悩み始めて、

 

「最高の一枚ねぇ・・・」

 

不意にそばにあった筆立てから絵筆を一本取り、

クルクルっと回してパシッと受け取るやいなや、

 

ビシッ

 

片目をつぶって、立てた筆の焦点をニコに当てます。

 

驚いたようにニコはその様子を眺めますが、

すぐにトーゴーは寂しそうな表情に戻って

筆を元のように筆立てに戻しました。

 

「僕も絵描きになりたかったんだよね・・・。

だけどどんなに描いても届かなかった・・・」

 

筆立ての上でグッとこぶしを握り締めて、

届かない悔しさを表すかのようです。

 

しかしふっと笑顔に戻ってニコを正面から見つめました。

 

ニコなら世界に羽ばたけると信じてる、と言い、

 

「最高の一枚は既にニコちゃんの中にある・・・」

 

お母ちゃんの絵

教室内に仲間たちといるニコ。

 

ニコは仲間にも“最高の一枚とは”の問いを

参考として相談していたのでした。

 

そして得た答えは「人の心を動かす絵」

 

そのヒントはニコにとって実家にあったのです。

 

お盆休みで帰省したニコは母の法事を父と執り行い、

お坊さんと話を弾ませています。

 

いきいきと芸大の楽しさを語るニコに、

母の血を引いたのだと思うと苦笑いして

お坊さんに話す父。

 

お坊さんが帰るやいなや、母が絵を描いていたという

新しい事実について父に迫りました。

 

「お母ちゃん、絵描いてたん!?」

 

タンスの奥にしまってある、と教えられて

そっとそのキャンバスを出すニコ。

 

そこに描かれていたのは赤ん坊のニコでした。

 

(お母ちゃんの気持ちが伝わってくる・・・)

 

そしてニコは吹っ切れたのです。

 

(見つけた!あたしが描きたいのはこういう絵だ)

 

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以上がニコ色のキャンバスの最新話『9話』のネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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ニコ色のキャンバスの最新話『9話』の感想と考察

ニコ色のキャンバスの最新話9話は、

最高の一枚を探しての巻でした。

 

冒頭は緊迫感溢れるシーン、

影リンが絵を引き裂いた時は思わず息をのみましたね。

 

おそらくニコの力量をみとめていながら、

わざと昂揚させるために取った行動でしょう。

 

その悔しさや憤りから見えるものがある・・・、

そう影リンは踏んだに違いありません。

 

最高の一枚を模索するニコ、

母の優しいタッチの絵で見つけられたものがあって

一応、一安心というところです。

 

しかし次の号でその見つけた感覚を

どのように絵にしてくれるのか

これは見逃してはなりませんよ!

まとめ

ここまでニコ色のキャンバスの最新話『9話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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