こちらの記事では(2019年9月2日)に発売された

アクタージュの最新話『79話』のネタバレや感想、考察

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アクタージュの最新話『79話』のネタバレ

舞台「羅刹女」記者会見

舞台「羅刹女」記者会見当日、

一般客やメディア関係者の中に吉岡たちもいました。

 

ただの記者会見がまるでイベントのようで、

スターズが捨てた女とスターズが捨てた男と

スターズの天使の勝負と週刊誌もワイドショーも煽っている。

 

その雰囲気に吉岡は

この舞台が注目されていることを改めて感じていた。

 

ついに舞台羅刹女の出演者たちが登壇する。

 

夜凪の変化

主演の夜凪と千世子を先頭にして、

舞台の両側から登場します。

 

会場は王賀美の登場に黄色い声で沸き立つ中、

吉岡たちは夜凪に声援を送る。

 

一方ネットで会見を見ている天球の役者たちは、

「阿良也がまるでスターのようだ」

「自分よりモテ始めたらどうしよう」とふざけながらも、

ウェブ配信で勝敗を決める

ガチンコダブルキャストバトルだと七生は言い、

カメは新時代のエンターテイメントって感じで、

巌が見ていたら目を回しそうだと言いました。

 

台上で王賀美は思ったより落ち着いてるなと声をかけると、

友達が見に来てくれてるからと答えが返ってきました。

 

阿良也は夜凪を伺いながら

千世子舞台稽古にあったんや動揺もなく、

あれから一月経っていないのに何があったのかと考えています。

 

花子は黒山に…

舞台の袖では、花子と黒山が話しています。

 

花子は稽古を見学させていただいたお礼を言い、

千世子の芝居が素晴らしかったと讃えました。

 

黒山は今はもっと伸びてると言います。

 

しかし花子は羅刹女は自分の作品だから、

夜凪は絶対に負けないという。

 

黒山は、花子は素人だが虚栄で言っていない何かがあると感じ、

この前の稽古を見せて戦意喪失させようとしたが、

そんなに甘くはなかったと考えます。

 

3週間前「サイド乙」稽古見学より2日たっても、

花子はいらだっていました。

 

怖いなと思っていても言うことができずにいると、

白石が苛立ってますねとさらりと声をかけます。

 

千世子の演技を見た花子は

千世子の方が夜凪よりも自分が描く羅刹女のように感じ、

千世子を変えた黒山…そして自分に苛立っていた。

 

夜凪はいつ戻るんだという王賀美に、

あんな風に稽古に利用されて傷ついて

夜凪が戻ってこないのではないかと心配する市子。

 

夜凪の家で

花子は心配になり、

自分で夜凪の様子を見に行くことに決めました…

自分が夜凪の演出家だから。

 

夜凪の家に行くと、

真っ暗な部屋でじっとビデオを見ています。

 

花子はこれが夜凪の稽古なのか

映画からヒントを得ようとしているのか、と思っていると、

昔のおねーちゃんに戻ったみたいだと言われて花子は気づきます。

 

そうか、失念していたけれど、

ここはあの人の家だと気がつきます。

 

映画のビデオはこんなに揃っているのに、

小説は一冊もないと気がつき、

あの人の気配がまるでないので本当に帰っていないのだ…

子供3人残して無責任が過ぎると思う花子。

 

映画が終わり、夜凪は花子の存在にようやく気がつきます。

 

夜凪と花子は二人で夕食の準備をしながら、

話をしています。

 

映画から羅刹女のヒントを得ようとしていたわけではなく、

自分が映画を見るようになった

あの頃のことを思い出したくて見ていたのだ。

 

夜凪は2人のことを放り出して

映画ばかり見ている時期があって、

自分自身は母が死んだ悲しさを

紛らわすためにそうしていたと思っていましたが、

悲しみなんかではなく

あいつへの怒りを忘れるために映画を見ていたのだ。

 

夜凪が千世子に勝つ唯一の方法は、

映画を見ることによって忘れたあいつの憎しみを、

映画を見ることによって思い出すことだったのです。

 

夜凪は実の父親への憎しみを思い出すことによって

羅刹女を演じようとしているが、

それは必死に忘れた忌まわしい記憶を・・・。

 

夜凪は包丁を持ちながら明らかに危うい目をして、

今まで宝物みたいに思っていたビデオの山も、

あいつの残したものだったと思い出したら、見え方が変わってきた。

 

この家はとてもよい、

あいつの思い出ばかりだから、と言いながら

包丁を使う夜凪に冷たい怒りを感じる。

 

黒山に女は面白いと花子は話しかけます。

 

宝石のようにきれいな顔をしていても、

皆腹の中には禍々しい炎を宿している。

 

「本番まであとひと月、楽しみですね」

事実上の宣戦布告とも言える発言をしました。

 

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以上がアクタージュの最新話『79話』のネタバレでした!

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アクタージュの最新話『79話』の感想と考察

舞台「羅刹女」記者会見当日は、

まるでイベントのようでした。

 

しかし登壇しても夜凪は平常心で、

友人が見に来てくれているからと楽しそうでしたね。

 

あんな人数の中に、

ほんの数人友人がいてくれるだけで

落ち着いた気持ちでいられるのですね。

 

ダブルキャストはよく聞く言葉ですが、

こんなに煽って競わせるなんてネット社会といえ驚きです。

 

始めは花子は千世子の方が

自分の羅刹女のイメージに近いと話していました。

 

しかし夜凪はそれを上回っていそうです。

 

千世子の夜凪に対する憎しみと夜凪の父に対する憎しみは

比べ物にならないからではないでしょうか

 

でもそれだと、何かお芝居をするときに、

自分がなる役の対象となるものが

必ずなくてはいけないという事になるのでしょうか。

 

あと一カ月後二人がどのように仕上げてくるのか楽しみです。

 

まとめ

ここまでアクタージュの最新話『79話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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