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彼女、お借りしますの最新話104話のネタバレ
ファミレスで”作戦会議”
和也の「映画を作る」という熱い思いに承諾した千鶴。
二人は近くのファミレスへ向かいます。
「再度来てしまった 水原とファミレス・・・！！」
ファミレスに入店した和也の顔は真っ赤です。
「ドキドキが止まらん・・」
「水原 めっちゃ可愛いかっこしてるし、仕事帰りとかかな・・」
目の前に座っているキラキラしている千鶴に和也のソワソワは止まりません。
それでも和也は先ほどの千鶴とのやりとりを思い出します。
「お願い・・作って・・私の映画・・」
「おばあちゃんに・・・見せて・・・っ」
真剣な表情の和也。
「でもさっきの表情・・・水原のあんな姿 初めて見た・・・」
「目潤んでるようにも見えたし・・・必死に『お願い』って・・・」
「やっぱりただ事じゃ・・・」
そんな和也の前に猫の目をした千鶴が切り出します。
「では・・・状況を整理します」
・自主制作とはいえ女優として出るので正式なオファー
・和也は制作、千鶴は出演者
・事務所に報告し、和也はマネージャーともやりとりする
ここまで、そしてこれからの動きを整理しました。
「出るからにはそれなりのものにはしたいし」
「おばあちゃんのためにっていうのは有り難いけど・・・」
千鶴の考えに和也も同意します。
「俺が水原が出るからにはちゃんとしたものにしてやりてーし」
「やるよっ！マジでちゃんと作ってみせる！」
真っ直ぐな目で和也は千鶴に応えました。
千鶴のお願い
熱い想いの和也とは対照的に千鶴は冷静です。
「一口に映画制作といっても簡単じゃないわ。脚本選びにスタッフ探しにキャスト集め。」
「撮影・編集からその他雑務までやることは山積みよ？」
「それにクラウドファンディングなんて本当にできるの？」
千鶴の問いに和也は答えます。
「近頃じゃ大学の授業に出るくらいだし」
「個人レベルでページ作ってる奴も大勢いるしやってできないことは無いハズ・・・」
和也のパソコンを覗き込んで千鶴も納得します。
そして千鶴は改まって和也にお願いします。
「このこと和おばあさんたちには言わないでっ」
「おばあさんに言ったら気を遣わせそうだし・・それはあまりにも悪いわ・・」
和也もおばあさんの性格を思い出し同意します。
「うん！分かった！」
打ち合わせが終わりレジで会計をしようとする和也。
「470円…470円…」
すると後ろから千鶴が声をかけます。
「ねぇちょっと！ダメよ！”彼女”じゃ無いんだから割り勘っ」
まさかの言葉に和也は動揺します。
「割り勘―っ！！？まさか水原からその言葉を聞く日が来るとは」
戸惑った和也ですが、強引に押し切るような形でここは奢ります。
千鶴の心境
帰り道。
「何はともあれ水原が乗ってくれて良かった。」
「前途多難ではあるけど”夢”叶えるにはこれしかね！”夢”…水原の”夢”・・・」
そんなことを考えていた和也は再び千鶴に問います。
「なぁ水原！本当に平気か！？キツそうなら”お隣さん”にでも・・・」
「また同じ質問？３度目よ？」
「別に普通っ！」
それだけを言い残して千鶴は自分の部屋へ帰って行きます。
その後ろ姿を見て和也は決意を改めます。
「撮るんだ！！必ず！！水原で映画・・・！！！」
部屋に帰った千鶴はお風呂に入っていました。
浴槽に沈み今日のことを思い出します。
「ぷはっ」
「私・・・どんなカオしてたかな・・・・」
和也に映画のお願いをした時を思い出していました。
「あーもう馬鹿っ」
顔を覆いながら自らの行いを振り返る千鶴。
頭の中には和也の言葉が響いていました。
「一緒に映画作るんだよ！！！」
その言葉を思い出した千鶴は一息つきます。
「・・・はぁ どうなることやら・・・」
そして和也は自分の部屋で決意を固めた顔でパソコンに向かうのでした。
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以上が彼女、お借りしますの最新話『104話』のネタバレでした！
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彼女、お借りしますの最新話104話の感想と考察
千鶴のためにクラウドファンディングを使って
映画を作ろうと提案した和也。
ここまでは千鶴の思いにスポットを当てて、
寄り添うように和也の提案に乗っかった形でしたが、
一度冷静になるといつもの千鶴でした。
本業だけあって、勝手も分かっているしで
とてもテキパキと打ち合わせをしていましたね。
こういう所はさすがです。
そして打ち合わせ後に和也がいつものようにお代を払おうとしたら、
割り勘っ！と止めた千鶴。
映画作りはレンカノとしてではなく、
和也と千鶴の一個人の付き合いとしてやっていくという表れだと思います。
小さいですけど大きなことだと思います。
まとめ
ここまで彼女、お借りしますの最新話『104話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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