こちらの記事では(2019年8月5日)に発売された1話の最新話◯話のネタバレや感想、考察を
文字だけご紹介しております。
もし『文字だけではわかりにくので、絵付きで漫画を読んでみたい』
という場合は、
U-NEXTで今すぐ無料で読むことができますので、
ぜひ、チェックしてみてください。
彼女が可愛すぎて奪えないの最新話『1話』のネタバレ
魔力の効かない少女とそれを狙う悪魔
ビルの屋上に、たたずむ人影が二つ。
一人は、足場の悪い金網の上に立っています。
黒いローブを身にまとい、
背には黒い羽が生えていました。
「コイツが牧村梅子か」
一人の少年が、ビルの下のベンチに座る少女を見つめています。
いつの間にか、彼女の後ろに立って呪文を唱え始めると、
強い風が巻き起こりました。
ゴオオオオ……
(この人間の 魂を奪えれば 僕は魔王になれる)
彼は心の中でつぶやきます。
強い轟音と共に巨大な力が少女を襲おうとした瞬間、
バシィっと大きな音が響き渡りました。
シュウウウウウゥゥゥと力が消えていく音がします。
少女は何が起こったのか、
不思議そうに少年と目を合わせました。
目が合った瞬間、少年は思いました。
「可愛い…」
顏を赤らめた少年の周りには花が咲き乱れ、
天使が舞い降りようとしています。
(じゃなくて!!)
すぐに我に返った少年ですが、
彼女が魔術で攻撃したにも関わらず生きていることが謎です。
彼女の愛らしさに心を奪われながらも、
何度も今考える必要のあることを思い出そうとします。
(なんて恐ろしい生き物なんだ…魔界にこんな女はいない)
彼の名はシオン。
魔界から訪れた悪魔でした。
シオンが少女の梅子を狙う理由
数時間前。
魔界では魔界皇子7名による
魔王継承試験が執り行われようとしていました。
試験官は一冊の本を手にして、試験内容を告げようとしています。
そこに、一人の皇子が挙手しました。
シオンだった。
それは、各人指定された人間の魂を奪うこと。
命を取ったものが次期魔王になるのだ。
他の人間に悪魔の存在を気づかれるのは失格という決まりもある。
「まあそんな感じだが、ちょっと意味が違」
試験官が言いかけるのも聞かずに、
シオンの兄の一人が口を出してからかう。
兄弟仲は良くないらしい。
シオンは兄たちをバカと決めつけており、
事前に試験ルールを予習していた。
勝つのは自分だと自負している。
そして、現在。
シオンは自分の魔力が効かないことに焦り、膝をついた。
それを見た梅子と呼ばれた少女は突然、
自らの弁当を差し出した。
「ごおおってお腹の音が聞こえちゃって…」
梅子は魔術の音をシオンの腹の音と勘違いしたのだ。
他にも彼女がデザートや飴を差し出そうと
よそ見をしてるうちに、シオンは姿をくらました。
シオンが屋上に戻ると、
使い魔がシオンの知らない情報を口にした。
「指定された人間は魔力の効かない特殊体質の人間です」
聞いていないと憤るシオンだが、
そもそも試験官の話を折ったのはシオンだ。
さらに、試験のルールも間違っていた。
試験官が手にしていたのは
人間界の少女漫画雑誌『マーガレット』。
魔界で大変人気があり、魔王も気に入っている書物だ。
それに従い、試験のルールは少女のハート=恋心を奪った者に
継承資格が与えられるのだ。
つまり、ハートとは、指定の人間の処女を奪う事を意味していた。
奪われたのはシオンのハート
魔力を高めることに明け暮れていたシオンは、
女性と付き合った経験などない。
難易度の高いルールだったが、シオンはめげなかった。
人間に化けて、転校生・山田シオンとして、梅子の前に現れた。
作戦その一は、梅子の隣の席をゲットして、ふと目が合い、
梅子は彼にドキンとしてしまう…。
その名も『恋の予感大作戦』。
だが、どこかで会った人だとシオンをみつめる梅子の視線に、
動悸が止まらなくなったのはシオンの方だった。
思わずじろじろ見るな、と凄んでしまうシオン。
急いで、使い魔のいる保健室に駆け込んだ。
使い魔は養護教諭として、学校に潜り込んでいたのだ。
使い魔から、兄たちがシオンをバカにしていた話を聞き、
がぜん燃えるシオン。
しかし、梅子を目の前にすると、
思うようにふるまうことが出来ない。
そのうえ、なぜかいつも梅子は想像の斜め上を行くことをしでかしてくれる。
シオンが自己嫌悪に陥り、
自分で壁に頭突きをして流した血に気づくと
梅子は保健室に連れて行ってくれた。
それは良いのだが、包帯の巻き方がおかしい。
ベッドに腰かけ、ぐるぐる巻きにするのだが、
目隠し状態になってしまった。
が、童貞のシオンはシチュエーションだけですでに、
鼻血を出している。
ベッドに目隠し、冷却攻めと、
どんどん勘違いをして、心の中では
(もう無理!!)
と叫ぶ。
「大丈夫だから」
「そばにいてくれるだけでいいから」
照れながら、やっと言葉にすることが出来たシオンに
梅子が訊ねた。
「やっぱり山田君も私のこと嫌いですか…?」
弱弱しく、梅子はなぜか昔から
人から避けられてしまうと告白する。
だからシオンにも嫌な思いをさせて
嫌われたのかと思うというのだ。
シオンは梅子を壁に追い詰めると、彼女の名を呼んだ。
「たしかにおまえは妙な雰囲気を出すし
外見は変だしおかしな体臭もするが」
嫌ってなどいない上に、
むしろ親しくなりたいのだと、シオンは告げた。
梅子は喜ぶ。
「お友達になってくれるということですか?」
初めて言われたのだと満面の笑みで喜ぶ梅子は、
シオンのハートに矢をさしていた。
トス
そんな音がシオンの胸から聞こえた。
梅子から離れたシオンは呆けていた。
魂を奪えないどころの騒ぎではない。
まるで見透かしたように使い魔がいう。
「シオン様の方が
彼女に心を奪われてしまったのかと思いましたよ」
赤くなるシオンだったが、決して認めるわけにはいかない。
「違う!!次こそは僕がっ奪うんだ。
あの女の処女を————っっ!!」
1話の最新話◯話や最新刊を無料で読む方法って?
以上が1話のネタバレでした!
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。
そこでおすすめなのがU-NEXTです。
・31日間、無料で使用可能
・登録後すぐに600円分のポイントがもらえる
・31日以内に解約すれば料金はタダ
◯話を無料ですぐに読みたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。
彼女が可愛すぎて奪えないの最新話『99話』の感想と考察
ヒーローもヒロインも、
どこか調子はずれなラブコメディが始まりました!
悪魔が人間の魂を奪うというテーマは
古今東西多く使われてきた物語ですが、
今回違うのは魔術が効かない人間が対象という事です。
魔術頼りで、人間関係が下手そうな
魔界皇子・シオンにはかなり難しいお題となりました。
魔王になるべく魔術修行に明け暮れて、
女性経験ゼロということは、
いわるゆガリ勉体質のようです。
そこにもってきて、梅子はずいぶん可愛い容姿のようです。
華奢で弱弱しく、大きな目をした少女。
でも、梅子は梅子で他人から引かれてしまう、
行動の持ち主。
確かに、冒頭から魔術音を聞き違って
空腹の音と勘違いしたにしても、
すかさず弁当を出すあたり。
おもしろい子です。
でも、決して悪いとは思いません。
ただ、同年代だとノリが変と
言われてしまうタイプでしょうね。
けれど、その突拍子の無さが、
むしろ世間知らずのシオンには新鮮だったことでしょう。
そのうえ、とにかく可愛いという……。
タイトル通り、可愛い過ぎて、
彼女の心を奪うより早く、自分が奪われてしまっています。
一応、虚勢を張っていますが、
もう使い魔にもバレバレですね。
これからどんな風に、
梅子をシオンが口説いていくのか楽しみです♪
まとめ
ここまで1話の最新話◯話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?
少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、
今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。
それよりも今はウイルスなどの心配もない
安全なU-NEXTの無料キャンペーンがありますので、
ぜひ活用してタダで1話の最新話や最新刊を読んでみてください。