こちらの記事では2019年08月02日に発売された
それほど暇ではありません。の最新話33話のネタバレや感想、考察を
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それほど暇ではありません。の最新話33話のネタバレ
モフモフ感がたまらない！
今日もグダグダと商店街をお散歩中の
渚と珠紀の二人姉妹。
「猫！！」
レンガ造りの店先の壁にもたれて
身づくろい中の猫を見つけて叫んだのは妹の珠紀。
それからいくらも進まないうちに
和食店の鹿威しの前で香箱座りする猫がおり、
「猫！」
再び嬌声を上げながらカシャッと携帯で写真を撮る珠紀。
お次に現れた三毛の猫に至っては抱き上げて、
猫ぉ～と言いながら自撮りを。
比較的落ち着いている姉の渚は
腕組みして歩きながらあたりを見回し、
感心したようにコメント。
「今まであんまり意識してこなかったけど、ハイカラ通りってこんなに猫がいたんだなー」
渚の少し先を歩く珠紀はいつのまにか
1匹の猫を抱き上げてデレデレ顔です。
「このモフモフ感がたまらないよぉ～」
大人しく珠紀の腕に抱かれている猫を
見下ろしながら魔がさしかける珠紀。
急に低い声になって、
「・・・でもこんなにいるなら一匹ぐらい誰かが連れて帰っちゃってもわからないよねー・・・」
呆れたように渚は腰に手を当ててハーッと
ため息をつくように答えます。
「おいおい、冗談にしては笑えないぞー」
つーか、飼い猫もいるんじゃ？と言いかけた
渚の目にふと飛び込んできた、
急に無口になって何かをしている珠紀の様子は―。
モフモフが引きだす闇（？）
しゃがみこんでキョロキョロとあたりを伺いながら、
今まで抱いていた猫をトートバッグに
そっと入れ込んでいる珠紀でした。
目の色を変えてググググッ・・・と
トートバッグから飛び出た猫の頭を
押し付けて中にしまい込むのに必死な珠紀。
（いや・・・あの目はマジなやつだ！！）
冗談と思っていたのに本気な妹の様子に渚は慌てます。
やおら珠紀の首根っこを後ろから
ぐいと強くつかんで引き寄せ、
「目を覚ませ！！それはただの誘拐（？）だ！！」
渚は自分を見失っている珠紀に喝を。
キュッと首が締まって、んがっ！と一瞬、
息が詰まる珠紀はその衝撃で我に返ります。
「はっ！私は一体何を・・・」
ハアハアと息が上がる珠紀、
トートバッグから手を伸ばして
珠紀の顎をパンチしている猫。
そっとトートバッグから猫を出して
道におろしてやりながら、
「はー、危なかったー。モフモフにおぼれて、つい無意識で・・・」
絶対その猫から変なモン出てる！！
道に下ろされた猫はまるでウインクするかのように
片目をつぶってお腹を目いっぱい丸出しにし、
仰向けでゴロゴロと転がってみせています。
それを目にして、再び血相を変える珠紀・・・。
うりうりと猫のお腹を両手でさすってやりながら、
「・・・・猫がなぜモフモフなのか知ってる？」
渚に語り掛けます。
「一説によると、“人間を魅了するため”、なんてのもあるらしいよ」
「へぇ～、そら面白いなー」
一緒にしゃがみこんで猫が珠紀のモフモフ撫でに
喜ぶさまを見ながら渚は相槌。
そしてトートバッグを肩にかけて、
スックと立ちあがった珠紀は、
「結局さ、そういうことなんだよね・・・」
またもやトートバッグに猫を詰めたらしく、
中から耳がのぞいています。
それじゃ・・・とそそくさと立ち去りかける
珠紀の首ねっこを再び掴んだ渚、
「だからどういうことだ？」
お約束通りに珠紀は息を詰まらせて、
ハッと理性を取り戻しました。
しかしさめざめと泣いて訴える珠紀。
「いけないのは私から理性を奪うこのモフモフだよぉーー！！」
スーハ―スーハ―と猫のお腹に鼻を当て、
モフモフを吸い込む珠紀に異常を感じた渚は
「だったら早く、尚更ソレはなせーーー！！！」
おまえも嫌がるとかないのかよ！と
表情一つ変えない独特な顔をしたその猫にもツッコミ。
「もうここまで来るとその猫から“何か”出てるんじゃね？」
フェロモン的なものとか・・・と気味悪がる渚、
お姉ちゃんそれは言い過ぎ、と軽くいなす珠紀ですが、
ふと猫から顔を離すと、
「まあ、確かにこの子はカワイイけどねー」
形相がすでに抱いている猫と同じ。
「って顔ーーー！？絶対その猫から変なモンでてるぅぅーー！！」
渚は妹の顔変化に怖れをなして思わず絶叫します。
怖いのは最初だけだよ・・・・
パッと意識が戻って自分が何をしたのか、
珠樹はよくわかっていません。
「もう確信した！そいつは猫の形をした麻薬的な何かだ！」
ビシッと猫を指さす渚。
とりあえずここから避難しよう！と
妹を振り返って手をつかもうとすると、
「ええ、待ってよ！確かにここにいると、なんか“おかしな気分”になっちゃうけどさー」
「！！！」
再び猫変化の顔、そしてトートバッグいっぱいに詰まった猫、
体中に猫がへばりついている珠紀！
「ダメだ、手遅れだー！！増えてるぅーーー！！」
何かに憑かれたような珠紀の声がゆっくりと響きます。
（ホラ・・・お姉ちゃんも触ってごらんよぉ・・・大丈夫 怖いのは最初だけだから・・・・）
「やめろぉぉぉぉ！！！」
絶叫が響き渡ってから半時間後。
「お姉ちゃん、私が悪かったよ・・・」
おずおずと謝る珠紀の視線の先にいるのは、
「何のことだ？」
今度は猫変化の顔になって猫まみれの渚です。
「おかしなこと言うなよ、そうかお前足りてないんだな？」
ホレ、と猫を一匹差し出す渚。
「何より自分がこうだったかと思うと怖いよ・・・」
困惑する珠紀なのでした・・・。
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以上がそれほど暇ではありません。のネタバレでした！
ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、
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それほど暇ではありません。の最新話33話の感想と考察
それほど暇ではありません。の最新話33話、
かわいい（確信）の巻でした。
猫好きにはたまらない回、
わかるわかる！と共感の声が聞こえてきそうな
今回の渚と珠紀のストーリーでしたね。
それにしてもハイカラ通りの猫たち、
かわいい顔して渚が言うように
「何か別のモノ」としか思えません。
みなさんもゆめゆめ、道端の猫には気を付けないと
“あっち”の世界に連れて行かれるかも！？
次回のグダグダ姉妹の渚と珠紀の
コメディーな1日も楽しみにしましょう！
まとめ
ここまでそれほど暇ではありません。の最新話33話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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