こちらの記事では(2019年9月6日)に発売された
＋チック姉さんの最新話『190話』のネタバレや感想、考察を
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＋チック姉さんの最新話『190話』のネタバレ
駅で人の顔を採点するモブ男子たち
交通の要点となっている「THE駅」。
その一角で、3人の男子高校生たちが女性の顔を採点していた。
「50点……50点……はい50点……」
「全部50点じゃねーか」
「仕方ねえよ、全部50点って顔じゃん？」
いかにもへらへらとしており、
他人の様子など気にしていない様子だ。
そんな彼らに怒り心頭なのは、
ウノサノの姉妹分であるミウとミサである。
「相変わらずβ高の男子は見苦しいですね、ミサ」
「黙らせてしまいましょうか、ミウ」
ミサが愛用の木刀を腰から抜こうとする。
それを制したのは、意外な人物だった。
「待て」
国木登場……！
「まだ早い……もう少し泳がせるんだ」
いつの間にか現れた国木に困惑するミウとミサ。
何をしているのか、と尋ねると、国木は目を瞑ったまま答えた。
「狩りさ」
彼が言うには、
THE駅は4つの高校が登下校に利用しているため、
生徒同士のもめごとが起きやすいのだという。
そして、それを両成敗するのが国木の趣味なのだとか。
「ケンカを仲裁する体で男の子に襲い掛かるのが趣味なんだ。」
「趣味？……いや、手口といっていい！！」
突然饒舌になり、
真剣な表情で狂った言葉を続ける国木。
「だからもう少しもめごとが大きくなるまで待つんだ。」
「安心してくれ、襲い掛かるといっても殴り倒すわけではない。」
「性的欲求を満たすだけだ。だから……」
「駅員とかこないように見張っててくれないか？」
平気で狂ったことをいう国木にドン引きするミウとミサ。
当然、彼女たちは国木に協力する気はさらさらない。
そんなやりとりを続けていると、
先ほど人の顔を採点していた男子たちが歓声をあげた。
「うおおおお！ めちゃくちゃかわいいじゃん！ 100点こえてんな！」
彼らの視線の先にいるのは姫川と東だった。
「でもなんか、なんだ、隣のやつ、あんなのが彼氏なのか」
「おしいな～痛い娘なんだろうな～～」
「あの髪型の女子ってなんか痛い娘おおいもんな～～」
それに珍しく怒ったのは東だ。
彼は舌打ちをして3人の前に躍り出ると、
慣れない言葉でおらつきはじめる。
「姫さん痛くねぇぞオラー！」
「姫さんは私かわいいでしょアピールの自撮りとかまったくしないんだぞオラァー！」
止める立場の姫川も姫川で、
「自分のために本気で怒っている東」という
シチュエーションにときめき、4人の諍いは収まりそうにない。
それに喜々としたのは、
当然ながら国木だった。
「あれは東かっ！！ マジかよ……」
「一石五鳥じゃないか……いや、四鳥か……姫川は邪魔だ！！
「見張りは任せたぞ！」
困惑するミウとミサをよそに、
国木は臨戦態勢（女性もののブラジャーとパンツだけの半裸状態）になる。
「状況がわからないのか！」
「俺が愛情をぶちまけているあいだ、見張っていてくれ！できるな！？」
その様にぞっとしたのは、もちろん東だ。
彼は姫川に言われる前に一目散に駆け出す。
もちろん、争いを起こしていた3人も一緒だ。
「待てっ！ 逃がさんぞ東ども！！」
彼が走り出そうとした瞬間、
それを制したのは2本の木刀だった。
国木VSミウミサ
「待つのはあなたです」
「服を着てください」
もちろん、木刀に止められたからといって止まる国木ではない。
彼はなぜだ、と問いかけてミウとミサを煙に巻こうとする。
「いえ、なんというか、あなたの方が迷惑かなって」
「おいおいお前たちは宇佐美家の女だろう？」
「その割には常識にとらわれてやがる。見た目で俺を判断しやがった」
そのまま、国木はいつもの謎理論を展開。
それにミウミサが首をひねっている内に、国木は東たちを追おうとする。
「わかってくれたか。行かせてもらうぜ」
「さっぱりわかりません！ 自分でもわかっていないでしょう！」
「わかってないぜ」
歩いて去ろうとする国木に、
ついに実力行使に出るミサ。
国木の身体を、木刀の一閃が縦一文字に走った。
国木のブラジャーが中央部から縦にほどける。
だが、国木自身には全く効いた様子はない。
「次は当てます。いやなら服を着てください」
「おいおい俺のお気に入りを……だがいいのか？
俺だってこんな……まる出しにするつもりはないんだぜ？」
木刀の一閃は、国木のパンティーをも斬り裂き、
彼を半裸の変態から全裸の変態に進化させてしまったのだ。
恥ずかしがるミウミサ。
「前を隠して」と声を荒げると、国木は自動販売機のおつりの受け口に
「前」を突っ込んだ。
「え……もしかしてそれ、自販機と合体してるんですか？」
「してるぜ！！」
言葉を失ってへたりこむミウとミサ。
宇佐美家の中でも比較的常識人な彼女たちにとって、
国木の狂気は耐えきれるものではなかった。
もはや止められる者のいなくなった国木。
だがそこに、駅員さんを連れた姫川が現れる。
「あいつです」
「また君か……向こうで話聞くからこっちおいで」
「待ってくれ！今日はまだ何もしていない！」
「いいから、ほら」
駅員に服を着せられると、
国木は黙って駅員についていく。
無事、東は国木を撃退できたのだった。
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以上が＋チック姉さんの最新話『190話』のネタバレでした！
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＋チック姉さんの最新話『190話』の感想と考察
国木の良さが爆発した回でしたね！
それにしても、ミウとミサが準レギュラーになりつつあるのは
嬉しい限りです！
宇佐美家はかなり常識外れなのですが、
その中でも比較的まともな感性を持っているあたり、
話を進める役として使いやすいのかもしれませんね！
今回は特に、国木が自販機と合体したところで
「してるぜ！！」と自信満々で言ったところは
思わず吹き出してしまいました。
休載の多い＋チック姉さんですが、
次号休載のお知らせがなかったので、
これからはしばらく連載が続くかもしれませんね。
唯一無二のギャグマンガですし、
今後とも続けていってほしいところです。
まとめ
ここまで＋チック姉さんの最新話『190話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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