こちらの記事では(2019年8月17日)に発売されたSHAMANKINGレッドクリムゾンの最新話『11話』のネタバレや感想、考察を
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SHAMANKINGレッドクリムゾン『11話』のネタバレ
刑天
昔々、とても勇敢でとても強い男がいました。
その男は一番強い神様に戦いを挑みますが・・・。
やっぱり神様には敵いません。
男は神様に負け、首をはねられてしまいました。
それでも立ち上がる男を見て感心した神様は、男を『刑天』と名付けたのです・・・。
逃げる2人
ジュヂャンはヘリの中で話し始めます。
「もうわかったでしょ？東さんはねぇ、名門だとかいうレベルじゃあないわけ」
ヘリの中では傷ついた道潤がジュヂャンを看病していました。
ジュヂャンは、紅紅は東家の中でも凡才の末っ子だと言います。
それでも紅紅はとても可愛がられて育ったそうです。
「紅紅ちゃん・・・無力な自分に苦しんでたみたいで・・・
自分は家族のために、何ができるんだろうって・・・」
ジュヂャンは紅紅についてそう締めくくります。
紅紅
屋敷の扉の前で立ちすくむ紅紅。
「コラ！早く入れよ」
紅紅は持霊に急かされていました。
「うるさい！今入る！」
そう言って中に入る紅紅。
部屋の中には1人の女性がベットで寝ています。
その女性に静かに近づく紅紅・・・。
「お母さん・・・寒くない？」
その女性は紅紅の母です。
その問いに反応がしない母を見て・・・うつむく紅紅。
「オイオイ！戦士が泣くんじゃねーぞ！」
紅紅の様子を見ていた持霊が叫びました。
「お前たちはほんと賑やかだねぇ、母さんも楽しそうだよ」
そう言いながら現われたのは紅紅の兄、栄紅です。
「お兄ちゃん！会合は終わったの？」
栄紅は会合に出席していました。
「うん、紅紅も参加していいんだよ？」
そう言う栄紅ですが・・・。
「ダメだよ・・・邪魔にしかならないし！」
紅紅は栄紅の言葉を強く否定します。
「そんなことないさ、大紅兄さんだってお前を褒めてたぞ・・・ほら」
そう言いながら栄紅が取り出したのは・・・一冊の本でした。
「あっ！！」
本を見て声を上げる紅紅。
栄紅が取り出した本の表紙には『刑天』と書かれています。
諦めない心、不屈の精神の象徴である刑天を持霊にした紅紅。
そのことを栄紅は褒めます。
紅紅の隣にいた持霊こそ、刑天。
「ほお・・・オレ様の本か・・・」
刑天は感心したように言います。
「お兄ちゃんやめて！しまって！」
紅紅は恥ずかしそうに言いました。
紅紅は幼い頃、刑天の本を宝物にしていました。
その頃の口癖は「けーてんすごい」「けーてんだいすき」だったそうです。
栄紅は母が一番可愛がっていた紅紅の宝物を
母に読み聞かせていると言います。
「紅紅のことを想って・・・目を覚ましてくれるんじゃないかと・・・」
2人の母は何年も目を覚ましていません。
栄紅は続けます。
「これが・・・道家のやり方なんだ・・・」
母は巫力が弱く、事務方の仕事をしていました。
ある日、会議中に現われた道蓮に襲われ頭を打ち、
寝たきりになったと言います。
「それが道家のやり方なら・・・こっちも力でねじ伏せてやるんだ・・・」
栄紅の話を聞き、決意を固める紅紅。
栄紅はジュヂャンに付けたGPSを示す携帯を渡します。
携帯を握りしめた紅紅は前を見据え・・・。
「お母さん・・・行ってきます」
紅紅が部屋を出た後、刑天は栄紅を睨んでいました。
「そんな目で見ないでくれよ・・・」
自分はＦ・Ｏ・Ｍまで忙しくて動けない、と紅紅をけしかけた言い訳をする栄紅。
「いいか！もし紅紅がお前らの誰よりも強くなったら、
おもしれえことになるだろうな！」
栄紅にそう言い残し、刑天は消えました。
一蓮托生
走ってヘリポートへ向う紅紅。
そんな紅紅に刑天が尋ねます。
「あの女へのモヤモヤは引きずってねぇだろうな？」
「哀れだよあの女・・・
その程度の覚悟で家族のためとか言わないでって思う」
潤に対し、そう言う紅紅。
「私は幸せ！刑天と一緒に家族の役に立てるんだよ！」
紅紅は笑いながら話します。
「昔からオレ様の大ファンだったもんな？」
バカにしたように言う刑天。
昔から刑天に憧れていた紅紅は
持霊にするなら刑天だと決めていました。
そして、照れながら言います。
「刑天を選んで良かった！持霊になってくれてありがと！」
度々、刑天の元には刑天を持霊にしようという人物が訪れていました。
今まで、刑天の出す試練を耐え抜いたものはいません。
しかし・・・刑天の前に現われた紅紅は
燃えさかる炎に焼かれながら言ったのです。
「私を諦めさせたいならこの首をも斬り落とせ！！」
そして刑天は紅紅の持霊になったのです。
刑天は紅紅に言います。
「オレ様が選んでやったんだ！失望させんじゃねぇぞ
・・・オレたちはもう、一連託生だ」
道潤の覚悟
潤とジュヂャンは森の中にある一軒家に身を隠しています。
ジュヂャンは治療と東家に狙われないため、
人目の多い病院に行きたいと文句を言います。
「巻き添えを出したくないから
人目のないここにいるの・・・来るわよ、あの子」
ジュヂャンの文句を潤は一蹴しました。
潤はジュヂャンに付けられたGPSに気づいていました。
知った上で、来る紅紅を待っているのです。
「ええ～！待ってるって自分を殺しに来る子を？」
驚くジュヂャン。
潤は言います。
「受けとめたいの・・・
あの子のお母さんのこと、教えてくれてありがとう」
そう言い残した潤は、白竜の元へと向います。
液体に浸かり回復する白竜。
「私・・・どう甘えていいかわからない・・・だから言葉にするわね」
白竜に潤は話し始めました。
「あなたの命と未来を奪い、
これからもあなたをボロボロにする私を・・・お願い、ずっと受け止めて・・・」
潤の言葉を聞き、白竜は目を覚ましました。
そして・・・涙を流す潤に優しく笑いかけます・・・。
決戦
草原に立つ紅紅と刑天。
その前から道潤と白竜が現われます。
潤を見た紅紅は異変に気づきました。
「巫力が変わった・・・あの女ふっきれた」
対する潤は真っ直ぐ前を見つめ・・・。
「色々すまなかったわね・・・始めましょう」
潤・白竜 VS 紅紅・刑天・・・。
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以上がSHAMANKINGレッドクリムゾンの最新話『11話』のネタバレでした！
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SHAMANKINGレッドクリムゾンの最新『11話』の感想と考察
刑天のルーツが明らかになり、かなり強い霊だとわかりました。
栄紅は母が寝たきりになった原因が道蓮にあると紅紅に伝えます。
しかし、蓮がそんなことをするとは思えません。
栄紅の発言が嘘だということは刑天の態度からもわかりますね。
それでも家族のために、とやる気になる紅紅。
一方の潤も道家としての覚悟を決め、白竜とともに立ち上がります。
今回の11話は紅紅と潤、2人の覚悟が見て取れました。
道家と東家の争いを描くレッドクリムゾンですが、
この戦いが今後を左右していきそうです。
考察としては、この戦いは潤が勝ちそうですね！
そして東家の矛盾に気づいた紅紅が仲間になるのではないでしょうか。
刑天の言うとおり、紅紅が東家の誰よりも強くなって欲しいです！
まとめ
ここまでSHAMANKINGレッドクリムゾンの最新話『11話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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