こちらの記事では(2019年9月12日)に発売された
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の最新話『74話』のネタバレや感想、考察を
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ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の最新話『74話』のネタバレ
恋する乙女なサルガタナス
あのお出かけから数日。
ベッドでぬいぐるみを抱きながらにやけるサルガタナス。
そして、
その時のことを思い出してゴロゴロと転げまわる彼女は、
完全に恋する乙女状態だったのでした。
サルガタナス
「はー…なんでベッドで寝てるだけで息切れしてるんだ」
「馬鹿馬鹿しい」
そう思うサルガタナスですが、
どうしてもにやけてしまいます。
そんなサルガタナスのスマホに着信が。
表示名は『お母さん』。
サルガタナス
「もしもし」
母
「ねぇさっちゃん隣の八百屋のソフィエルちゃん結婚したのよ！」
「お式の写真見せてもらったけどすてきだったわ～～～」
サルガタナスが電話に出るや否や、
そう言い出すお母さん。
サルガタナス
(何なんだ、藪から棒に)
サルガタナスがそう思って聞いていると…。
母
「さっちゃんは彼氏とかいないの？」
そう聞いてきたのでした。
その言葉にブッと吹き出してしまうサルガタナス。
そう、母の電話はそういう電話でした。
母
「いないの!?」
「も～～～～好きな人くらいはいるんでしょうね」
「さっちゃんは子供の頃からシャイだし」
「そういう話もしないしお母さん心配で心配で」
そう言う母に対し、サルガタナスは…。
サルガタナス
「大丈夫だからほっといて!!」
そう言い、通話を終了したのでした。
サルガタナス
「せっかくいい気分だったのに」
そう言いながらベッドに横になるサルガタナス。
そして、さっき母の言った『好きな人』という言葉が、
頭から離れなかったのでした。
顔が緩んでる？
ベルゼブブ
「サルガタナス」
翌日ベルゼブブに声をかけられるサルガタナス。
サルガタナス
「おはようございます陛下」
「ベルフェゴール殿」
いつもの様に毅然としたサルガタナスに見えますが…？
ベルゼブブ
「…何かいい事があったのですか？」
ベルゼブブは一発で見抜きます。
サルガタナス
「いえっ」
「特段…」
そう否定しながらも、
自分の顔にそんなに出ているのかと不安になるサルガタナス。
と、そこに着信音が鳴り響きます。
ベルフェゴール
「お電話ですか？」
ベルゼブブ
「どうぞ」
その着信はサルガタナスの電話。
サルガタナスが画面を確認すると、
その着信はまたもや『お母さん』。
嫌々、サルガタナスが電話に出ると…。
母
「さっちゃん!!なんで昨日電話切っちゃったの」
そう大声で抗議する母。
母
「まったくそれで続きなんだけどね」
「お隣の八百屋のお兄ちゃんまだ独身なのよ」
「だからねぇあなたとお見合いを」
そう昨日の続きをまくしたてて来たのでした。
サルガタナスはそんな通話をまた無理矢理切ってしまいますが…。
ベルゼブブ
「…おみあい？」
母の声は大きく、二人にも聞こえていたのでした。
サルガタナス
「…母が勝手に言っている事です」
「馬鹿馬鹿しいです」
ベルゼブブ
「馬鹿馬鹿しいのですね」
ベルフェゴール
「お見合い…」
特にベルフェゴールはその言葉にドキドキしていたのでした。
また出掛けよう
サルガタナス
(閣下に指摘されてしまうほど顔が緩んでるなんて)
アスタロトの執務室で仕事に入ったサルガタナス。
サルガタナスは『顔をしっかりと』『仕事中』と強く心で念じます。
サルガタナス
「!?」
「な、なんですか」
そんなサルガタナスをアスタロトは見ていたのでした。
アスタロト
「スカートのさっちゃん可愛かったな～」
そう言い出すアスタロト。
そして、サルガタナスのスカート姿をべた褒めしたのでした。
アスタロト
「…じゃあまた一緒に出掛けよう」
制服のスカートも着てほしいとお願いしますが、
サルガタナスはそれを却下。
その代わりにと、アスタロトはそう提案します。
サルガタナス
「ば…バカじゃないんですか」
サルガタナスはそう言います。
アスタロト
「ダメなの？」
そう聞き返すアスタロト。
サルガタナス
「駄目では…ありませんが…」
その答えにサルガタナスは内心『きゃ～～～～～』と思い、
アスタロトも『これイケるんじゃない？』と思っていたのでした。
その様子を覗いていた財務部の皆さん。
みんな最近の二人の変化に興味津々だったのでした。
天国から地獄
サルガタナス
「ふふ、何着て行こうかな」
サルガタナスはまたのデートの約束に、
完全に浮かれモード。
お菓子を作ろうと謎の創作意欲が沸きます。
ですが小麦粉が切れていて…？
サルガタナス
「スーパーは九時まで開いてるー!!」
恋する乙女はテンションが高かったのです。
そして小麦粉を買って意気揚々と街中を歩くサルガタナス。
サルガタナス
(なんだか色んなものが素敵に見える)
(なんだかとても楽しい)
(全部キラキラしてる)
(世界は輝いてる！)
新しいお店を見つけ、
アスタロトと一緒に来たいなと思っていた時でした。
サルガタナス
「!?」
視線の先にはアスタロトが！
思わず姿を隠してしまうサルガタナス。
声をかけようか迷っていると…。
サルガタナス
「あ…」
(あ)
アスタロトの横には女性が。
それを見た瞬間、サルガタナスは血の気が引きます。
サルガタナス
(いや別に…)
(今まで通りのあの男じゃないか)
(好きとか)
(可愛いとか)
(誰にでも言う男だって分かってたのに)
(私だけ浮かれてバカみたい)
サルガタナスがそう思っていると、
アスタロトもサルガタナスの姿を見付けます。
アスタロト
「えっさっちゃん!?」
アスタロトとサルガタナスは目が合いますが…。
アスタロト
「さっちゃん!!」
『好きだったのは私だけだった』と思い、また涙しながら、
サルガタナスはその場から走り去ったのでした。
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以上がベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の最新話『74話』のネタバレでした！
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ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の最新話『74話』の感想と考察
今回はさっちゃんが可愛い回でしたね。
そして、同時にさっちゃんが天国から地獄に落ちた回でもありました。
いや、まあ舞台魔界なんですけど！(笑)
アスタロトに対して完全に恋する乙女モードのさっちゃん。
いつもの堅物なさっちゃんから考えると、
本当に恋をするとここまで変わるのか？という程。
今までもちょいちょい見せていた、
「可愛いものが好き」な部分で見せていた面が、
他にも表れていた感じでした。
そんな恋する乙女モードのさっちゃんを奈落に突き落とす、
女連れのアスタロト。
今までなら軽く流していたさっちゃんですが、
今回はとんでもなくショックだったようで…。
ホント今回は正統派なラブストーリーやってますね！
いつものベルゼブブとミュリンとかのラブコメもいいですが！
さて、アスタロトの真意も気になる所ですね。
本当に浮気だったのか？
それとも何か理由があったのか？
実は今回第74話と第75話が同時掲載！
その真実は次話で明らかに！
気になる方はそのまま次話もお読みください！
まとめ
ここまでベルゼブブ嬢のお気に召すまま。の最新話『74話』のネタバレや
感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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