こちらの記事では(2019年8月20日)に発売された

ダーリンマニアックの最新話『2話』のネタバレや感想、考察

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ダーリンマニアックの最新話『2話』のネタバレ

自称彼氏の双子

新学期からお世話になる木瀬家のイケメン双子が、つむぎに宣言!

『二人でつむぎの彼氏になる』

それは、つむぎの意思を無視した発言です。

 

『つむりんは今日から俺ら二人の彼女ね』 

そんな悪夢から醒めたつむぎは、胸の重さに気が付きました。

 

息苦しい胸に無意識に手を持って行くと、

思いもかけない大きな腕があるのです!

 

それは、つむぎの隣で眠りこけている木瀬家の双子の弟・司のものでした。

 

朝食に起こしに来てくれた兄の新は、

弟の無礼を強く注意しました。

 

すでに彼らの親二人は出勤し、朝食は3人のみ。

 

ズイっとつむぎは紙に書かれた誓約書2人に指し示しまず。

 

「彼氏のフリをやめないつもりなら守って、絶対。」

そう告げるつむぎに、双子は悪びれもせず言います。

「好きな子相手に自信ないよ」

「フリじゃない、彼氏だ!!

 

とあくまでつむぎの誓約書を守る気はないようです。

 

「とにかく近寄らないで!!」

そんなやりとりのあとで、双子と同じ高校に登校したつむぎ。

 

彼らは校内では男子、女子問わず人気の的です。

 

こんな二人が自分のことを好きだなんて、

理解できないとつむぎは思います。

 

(学校生活に集中したいし、からかってるなら早くやめてほしい)

 

つむぎはそう願っていました。

 

新しい学校・新しい友達

人見知りが激しく、極度のコミュ力の低さのつむぎにとっては、

これから一年を過ごすクラスでの自己紹介も激しく緊張します。

 

鼓動が強くなり、ついに自分の苗字が呼ばれました。

 

「佐倉。佐倉―?

緊張のあまり出遅れたつむぎは

「…佐倉…むぎです」と『つ』が抜けた状態での自己紹介。

 

そんなつむぎを廊下から小さな声で木瀬兄弟が応援しています。

 

驚いたつむぎは、思わず大きな声で

「佐倉つむぎです。よろしく。」

という事が出来ました。

 

目立つ二人に応援されたつむぎもまた注目されてしまいます。

 

休み時間になると、3人の女子がつむぎに話しかけてきました。

 

不愛想のせいで、小中とろくに友達なんてできなかったつむぎにとって

信じられない出来事です。

 

しかし、3人のうちの一人が聴きました。

 

「木瀬先輩たちとはどういう関係なの?」

興味があるのは双子の方かと思い、納得したつむぎでした…。

 

帰宅し、双子に学校では他人のフリするって言ったよね、と詰め寄ります。

 

謝ってくれるものの、やはりからかわれてしまいました。

 

心の中のモヤモヤが消えません。

 

それは、彼らに対するよりも、

まともにクラスメートに返答も出来ない自己嫌悪の方が

大きかったのです…。

 

友達との距離を縮める出来事

初登校から一週間。

 

声をかけてくれた3人とつるむつむぎでしたが、

話にはついていけません。

 

いつも真剣に聴いてうなずくのがやっと。

 

ワイワイとする3人と一緒にいるのに、

どこか浮かない様子のつむぎに、新は気が付きます。

 

そんなある日、部活動の見学会が催されていました。

 

3人と一緒に行動したつむぎは、

彼女たちに釣られてバスケっぽい音がする体育館をのぞき込みます。

 

すると、そこには木瀬兄弟が。

 

「体験部活する?一年生」

と新が4人を誘います。

 

3人がかりで挑んでも、

バスケ部の新からはボールを奪えません。

 

が、そこにつむぎが立ちはだかりました。

 

彼女の沈黙の威圧感に飲まれそうになる新。

 

そして、彼女の真剣で可愛い顔つきに、ついボールを渡してしまいます。

 

ドリブルで友達にボールを渡し、

ついにシュートを決められる位置に辿り着きました。

 

バシュっとつむぎの投げたボールが、ゴールに決まります!

 

歓声に包まれるつむぎ。

 

3人は、口々につむぎの良さを発言しだしました。

 

「佐倉さんって面白い人だね!

クールな顔してめっちゃ熱いじゃん!!

 

「私はわかってたよ…?

「私たちの話、いつもすごくうなずきながら聞いてくれてるよね!」

つむぎは3人との距離が一歩縮まったような気がしました。

 

「一緒にスポーツして汗流すと絆深まるんだよな」

と新。

 

つむぎが振り向くと、

二人はニッと笑い、指でピースを作っています。

 

「みんなで帰るんでしょ。家で待ってるぜ」

彼らが自分のために、

わざとバスケに誘ってくれたことにつむぎは気が付きました。

(…またホントに魔法にかかっちゃったな)

そう思いながらつむぎは彼らにしっかりと向かい合って言います。

「ありがとう」

 

…新しい学校と新しい友達と、自称彼氏の2人と一緒に始まった新生活。

 

双子のことを、もう少し知ってもいいかなと思い始めたつむぎでした。

 

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以上がダーリンマニアックの最新話『2話』のネタバレでした!

 

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ダーリンマニアックの最新話『2話』の感想と考察

つむぎの新しい生活が、

ちょっとした誤解もありながらも、順調にスタートした回でした。

 

人見知りの激しいつむぎでしたが、彼女は人嫌いではありません。

 

真剣に他人の話を聞ける、他人を尊敬できる心を持った女の子。

 

小中と言えば、口下手な子はどうしても暗い子と見られがちですが、

高校生ともなると、それぞれの個性を尊重できる人が増えます。

 

そんな友人に恵まれたつむぎの新生活は、

楽しいものになりそうです。

 

それに、どうあっても自称彼氏を諦めない木瀬兄弟の良さも気づき始めたようです。

 

家でも、学校でも、結局誓約書を守ってくれそうにない2人。

 

でも、つむぎと一緒に帰りたいという気持ちを抑えて

友達と帰ることを認めてくれています。

 

抑えるべき時は抑えられる理性のある二人で安心しました。

 

男女ともに人気の2人ですが、

決して見てくれだけではなさそうです。

 

それにしても、つむぎの友人たちの趣向がわかって良かったです。

 

初めは双子と関係のありそうなつむぎをキープしたいだけかと思わせて、

腐女子というオチには安心と共に笑いがでました。

 

3人ともが双子で妄想する輩でしたが、

つむぎにはさっぱり理解不能の様子

 

このまま毒されずに成長して欲しいものです。

 

まとめ

ここまでダーリンマニアックの最新話『2話』のネタバレや

感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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