こちらの記事では(2019年8月9日)に発売された

響~小説家になる方法~の最新話『110話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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響~小説家になる方法~の最新話『110話』のネタバレ

増刷決定

純文学の未来がかかった「雛菊」創刊号は各書店売切れで、

大好評です。

 

急遽1万部の増刷が決まりました。

 

「雑誌で増刷…確か3万部刷っんですよね、

他の純文誌が1万くらいだけど、創刊号だからって。

それが増刷なんてすごい」話題騒然です。

 

響の小説が純文学を救ったのです。

 

思わずふみもガッツポーズです。

 

前例のない創刊だったので、

営業もどうなるのか本当に読めませんでしたが、

まずは発進大成功!

 

さらにもう一つ良いお知らせが…

「漫画お伽の庭連載の週刊スキップも、売り切れ続出で5万部の部数増です!」

というのでした。

 

雛菊の創刊部数より多いと呟く編集。

文化祭での響は…

北瀬戸高校文化祭当日、

響を見たくてかなりの人が来校しているようです。

 

響いるかな、とりあえず文芸部行く?

響き図書館にいるかなぁと口々に話しているようなので、

響目当ては間違いなさそうです

 

クラスで出しているお店も、

去年の3倍は人が来ている響効果すごいと話しています。

 

学校からも、先生が拡声器を使って、

本日文芸部の出し物はありません!

また生徒の個別の所在も学校側では

把握していませんとお知らせしています。

 

そして文芸部の前では人だかりができていますが、

立ち入り禁止になっています。

 

外の会話で、窓から中に入れないかと話しているため、

中には文芸部員もいましたが本当に来そうで怖がっています。

 

近くにいるとあの響きだという事を忘れそうになる、

才能があるから周りがほっとかないだけで、

何もしなきゃ普通の高校生なのにと後輩は話しています。

 

着ぐるみ!?

うさぎの着ぐるみをきた響が、

文芸部本日休部という看板を持ってベンチに座っていました。

 

それを知らずに響と2ショットを取るために

遠征してきたという女性が現れました。

 

文芸部もはいれないし、

校門との2ショットくらいでは反応もないし、

響と2ショット撮ってサインもらって

インスタにアップしてフォロワー数を上げるためにやってきた

と文句を言いながら響の隣に座りました。

 

ウサギとの2ショットも撮り中身を響とは知らずに

ウサギに話しかけます。

 

ウサギに響がどこにいるか尋ねます。

 

何も答えずにいると、

人込みだし高3だし人前に出るの嫌いみたいだしと、

友達のようにウサギに話しかけます。

 

ウサギに学年を聞くと3年で、

響とタメということで、この学校の響スポットを案内してほしいとお願いします。

 

そして自己紹介を始めました。

 

浜中みき子21才インスタグラマー、

響の写真を撮ってフォロワー数100倍にしようと思って

わざわざ香川高松から来たと言います。

 

しかも有り金8千しかない中、

往復4万かけてきて手ぶらで帰れないとウサギ訴えます。

 

ウサギがお金たりてないと突っ込むと、

ダチ5人から借りまくったのだという。

 

響がよくいた場所案内してくれるだけでいいから

と頼み込まれます。

 

このままでみやげ話の一つもできず、

東京モンは薄情っていうけれど、

都会人にも人の心はあんだろというと、

またウサギにここ神奈川と突っ込まれます。

 

しかし気にせず、今自分を見捨てたら後々香川がトラウマに

なって一生うどんが食べられなくなるとまで言われてしまいました。

 

するとウサギはベンチから降り、

このベンチ、お気に入りでよく本読んでると教えました。

 

「響が、マジで、ヤベー超スポットじゃん」

写真を撮りまくるみき子。

 

図書館にはよく来てた。

窓際がお気に入り…

その席に座りまたみき子は写真を撮ります。

 

するとさっきのウサギ写真にコメントがあり、

今度はウサギと撮ります。

 

ウサギ(響)は図書館を出る時さっきの席をもう一度

振り返りました。

 

卒業

みき子はすっかり打ち解け、

ウサギにも

「あと何か月かでここからいなくなるんだよ。制服ももう一生着ない、なんか切なくならない?」

と尋ねます。

 

響の教室に来て、響の机で写真を撮ります。

 

みき子は響の席に着き、黒板の方を見て懐かしいと言います。

 

そしてウサギにぎり高校生だけれど、

将来なんにでもなれるとか思ってない?と尋ねます。

 

ウサキ゛は少し考えて思ってると言います。

 

あまいあまい!なれないんよ!マジなんもなれん!」

激しく否定され驚くウサギ。

 

高校の時は無敵で、

本気で無限の可能性があると思っていたけれど、

自分に何の可能性がないと高校出て初めて気づいた。

 

勉強もできないし、何の努力もしてこなかったけれど、

あの自信は何だったんだろう。

 

社会に出てやっと自分が普通の人だと気がついたと言います。

 

響きも何の努力もなく気づいたら天才だったなんて、

本当に不条理で、

響は前世で国でも救ったのかと言って席から立ち上がりました。

 

最後に屋上に行き、ここから落ちたのか尋ねます。

 

絶対死ぬというみき子に下で友達が受け止めてくれた

というウサギ。

 

屋上もまた感慨深げに見つめているウサギ。

 

響スポットめぐりにコメントがついてみき子は喜んでいます。

 

あとは響に会えれば最強だったと話すみき子。

 

インスタで褒めてもらうのはそんなに楽しいかウサギは尋ねます。

 

すると

夢みたいに楽しいね!才能ないのは仕方ない」

「けれど、愚痴ってても仕方がないから、いまの目標はインスタで天下とること

と話します。

 

来年にはインスタの神と呼ばれて見せるから、

ウサギも自慢していいからと笑顔です。

 

ウサギはインスタって才能はいらないのか尋ねます。

 

写真を載せるだけと答えるみき子にウサギは何か

思うところがあるようです。

 

最後に響のサインをもらってくれないかとお願いされますが

ウサギの手形を押されてしまいます。

 

おめーじゃねーよと突っ込むみき子にウサギは

それが精いっぱいと答えます。

 

それでも怒らず…そして響も名乗らず…

みき子は笑顔で帰っていきました。

 

頑張ってねと言って着ぐるみを脱いだ響は

汗だくで、卒業かとつぶやいていました

 

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以上が響~小説家になる方法~の最新話『110話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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響~小説家になる方法~の最新話『110話』の感想と考察

響の人気で文化祭は混雑になるのはわかっていて

準備も整っていましたね。

 

まさか響本人がウサギの着ぐるみを着ているなんて

思いませんでした。

 

誰かわからないようにするためには一番ですけれど…。

 

高校最後の文化祭は響にも大切な行事だったのでしょう。

 

でもまさか響スポットを響が案内してくれるとは思いませんでした。

 

響も歩きながら、たくさんの思い出を思い出していたのでは

ないでしょうか。

 

自分自身の思い出の場所をファンの人とめぐるなんて

そうあることではありません。

 

いつか響の書くコラムのようなところでネタバレして

ほしいなと思いました。

 

まとめ

ここまで響~小説家になる方法~の最新話『110話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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