こちらの記事では(2019年8月17日)に発売されたくにはちぶの最新話『25話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

もし『文字だけではわかりにくので、絵付きで漫画を読んでみたい』

という場合は、

U-NEXTで今すぐ無料で読むことができますので、

ぜひ、チェックしてみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。

 

くにはちぶの最新話25話のネタバレ

かざりの記憶

「まったく素晴らしい、その表情」

 

父が、

「まつり」に対して話しかける。

 

「まつり」は顔の一部が剥がされ、

ひどい状況だ。

 

彼は明らかに愉悦の表情を浮かべたまま、続ける。

 

「おまえはわしの最高傑作だぞ。

今日もわしが、整えてやろう」

 

父は、手術台に乗った器具に手をかける。

 

その瞬間、

「まつり」は何かに気が付いたのか、

声をあげた。

 

「やめなさい、かざり」

 

まつりは力なくつぶやいたが、

手足は一切動かないらしく、

小さな影が祖父に向かっていくのを

止めることはできなかった。

 

父の腰に、

刃を突き立てるかざり

 

そして、

彼女は怒りとも焦燥ともつかない表情で

呟いた。

 

「死んでください、お父様」

 

それは、「人形」だった幼きかざりが、

はじめて自分の意思で選んだ行動だった。

 

それが、かざりの今の人格を

大きく歪めてしまったのである。

 

現代、強襲、かざり

「お前たちはどうするの?

私は殺しでもしなければ、止められない

 

円満になりかけていたクラスに現れたかざり。

 

彼女はあの日の父のような、

残忍な笑みを浮かべながら宣言した。

 

「かかってきなよ。私はだぞ」

 

しかし、突然、

かざりの視界が暗くなる。

 

「くにはちぶ」に選ばれていたたんぽぽが、

彼女の目を隠したのだ。

 

「これで何もできないでしょ、かざりちゃん!

無視をするかしないかの話だよ。

殺す、殺さないの話なんて、誰もしてないよ!

 

くにはちぶになっているたんぽぽを、

かざりは無視をするしかない。

 

それを利用して、

かざりの動きを封じたのだ。

 

「誰だ明かりを消したのは?

何も見えないじゃないかー」

 

しかし、かざりは

後ろに「偶然」倒れ込んで

たんぽぽを振り払った。

 

「かざり!」

 

それを見ていたあざみが、

かざりの胸倉をつかむ。

 

だが、かざりは動じない。

 

「そんな程度で人を殺せるか!

今殺せないでどーする!」

 

彼女の表情はどこか苦々しげで、

どこか怒りをはらんだものだった。

 

「全員で私を再起不能にしてしまえばいいじゃない。

何もしないお前たちなんか、誰の味方でもない

「うおーーー!」

 

たんぽぽが、

あざみのみぞおちに頭突きを見舞う。

 

彼女は恐怖と痛みで涙を浮かべながらも、

大声をあげた。

 

「あざみちゃんに手を出すな!

殺すなら、私だけを殺せー!!

 

その言葉にショックを受けたのか、

かざりはふらふらと教室の外へ出て行った。

 

「弱いくせに……」

 

かざりは独り言つ。

そして、空を見上げながら続けた。

 

「あざみは、どれだけあいつの味方でいられるかな?」

 

たんぽぽ、下校

「みんな、ありがとう。

私が普通に暮らせるようにしてくれて

 

たんぽぽが謝辞を述べる。

何かお返しがしたいという彼女に、

仲間たちは笑った。

 

「ねえあざみ。

私たち何か、特別いいことしてる?

「さあ?ふつうの人がふつうに暮らせるようにすること?」

 

「それって、普通なことね」

 

 

あざみとたんぽぽは、

一旦仲間たちと別れ、

バス停でバスを待つ。

 

たんぽぽはいう。

 

「私はずっと、あざみちゃんに助けられてばかりだね。

いつかきっと、助けてもらえた恩はお返しするね

 

「あざみちゃんが私の味方でいてくれるように、

私もずっと、あざみちゃんの味方だよ

 

気丈にふるまうたんぽぽの姿に、

あざみは考える。

 

(私は未だ、本当に味方なんてできているのか)

 

(結局助けるといっても、

無視しなければいけない限り、たんぽぽは

1人で戦っているも同じ……)

 

そんな2人の前に、

1台のハイエースが停まる。

 

不信感を感じる暇もなく、

車のドアが開き、

中から手が伸びてきた。

 

その手はあざみの両手を掴み、

彼女を車の中に引きずり込む。

 

引きずり込まれようとする瞬間、

たんぽぽがあざみに追いすがる。

 

「やめて、返して!離してよ!」

 

すると、

車の中の者たちは

あっさりとあざみを解放した。

 

代わりに、

たんぽぽが車に引きずり込まれる。

 

取り戻す間もなく、

車は走っていった。

 

「やられた!

最初から私なんて狙ってなかったのか」

 

「かざり……!」

 

怒りをこめて崩れ落ちるあざみ。

 

その横には、

楽しそうな笑みを浮かべた

かざりの姿があった。

 

「一千万円、あの人たちにあげることにしたの。

きっと、うまく処理してくれるわ

「かざりぃーーー!」

 

怒りでかざりにつかみかかるあざみの前に、

予想外のものが現れる。

 

それは、刃物だった。

 

「30分以内に私がメールを送れば、何も起きない」

 

かざりは、

あざみに小ぶりの刃物を手渡しながら、

ゆっくりと続けた。

 

「見せて、あざみ。

誰を殺してでも、味方を助けるっていうところを

 

「私の、ように」

 

 

くにはちぶの最新話『25話』や最新刊を無料で読む方法って?

以上がくにはちぶの最新話『25話』のネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。

 

そこでおすすめなのがU-NEXTです。

U-NEXTのおすすめ理由

・31日間、無料で使用可能

・登録後すぐに600円分のポイントがもらえる

・31日以内に解約すれば料金はタダ

25話を無料ですぐに読みたい方は、ぜひ使ってみてくださいね。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む
※31日以内に解約すればタダで読むことができます。
 

くにはちぶの最新話25話の感想と考察

かざりが本格的に動き出しましたね。

 

彼女の目的のために手段を選ばない要素が、

強調されていたように感じました。

 

「殺す」ことまで視野に入れていることが、

彼女の手段を選ばない人間性が現れていて、

恐怖すら感じましたね。

 

彼女は恐らく、

「自分と同じ人」が欲しいのではないでしょうか?

 

そしてその対象に、

あざみを選んだ、というのが彼女の本音だと思います。

 

「誰を殺してでもたんぽぽを助けるのか」という、

皮肉にも、彼女が言った

「殺すか殺さないか」という状況になってしまったわけです。

 

続きがどうなるのか、楽しみですね!

 

まとめ

ここまでくにはちぶの最新話『25話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、

今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。

 

それよりも今はウイルスなどの心配もない

安全なU-NEXTの無料キャンペーンがありますので、

ぜひ活用してタダでくにはちぶの最新話や最新刊を読んでみてください。

▼U-NEXTの31日間、無料キャンペーン600円分のポイントをゲット▼

U-NEXTで漫画を無料で読む

※31日以内に解約すればタダで読むことができます。