こちらの記事では(2019年9月14日)に発売された

君は放課後インソムニアの最新話『12話』のネタバレや感想、考察

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君は放課後インソムニアの最新話『12話』のネタバレ

祝杯はタピオカで

「かんぱーい」

汗ばむ季節がやってきました。

 

一学期の期末試験が終わり、

曲 伊咲と仲間の女子高生たちは川べりに腰かけ、

テスト終了を祝してタピオカジュースで祝杯をあげています。

 

汗を流しつつも、

「テスト終わりのタピオカはまた格別ですな!」

とみんな上機嫌。

 

特に伊咲が元気なのを見た蟹川は、

彼女がテストの感触が良かったのだろうと尋ねます。

 

しかしそれに対して伊咲は,

その予想の逆のカラ元気なのを暗に言葉で示しました…。

 

「過ぎた時間を悔やんでも何にもなりゃしないよ」

 

伊咲『も』良くなかったんだと納得する蟹川ですが、

他の仲間は、

それでも蟹川がいつも良い点数を取るくせにと指摘。

 

そういわれた彼女は、

あと5分もあれば解けたはずの問題があったと認めて悔しがります。

 

テスト終了5分前、

その時彼女の斜め後ろに座る中見 丸太が、

大あくびをして机に突っ伏している状態に気をとられてしまったのです。

 

気が付くと、テスト終了の鐘が鳴り響いていました…。

 

「何あの余裕。腹立つ。そりゃ勉強じゃかないませんよ。」

 

悔しがる蟹川に、

伊咲は自分が天文部に入ったことを告げました。

 

これまでは、

自分の不眠症を隠すためにも天文部の話はしなかった彼女ですが、

部に入って丸太と関わることになったことは、

仲間に知らせておきたかったのです。

 

「あたし、天文部に入ったんだ。部長が中見で、あたし、顧問は倉島先生。」

OBの先輩もいて。」

 

8月に流星群が来るタイミングで観測会もやるので、

みんなにも来て欲しいと誘います。

 

会場は夜の学校。

 

それを聞いた仲間たちは、

星は興味ないけれど夜の学校に入るのは特別な感じがする、

とワクワクしだしました。

 

そんな風にだべっているとのの

「“七つ橋渡り”って知ってる?」

と仲間に問いかけます。

 

九曜高校に伝わる話だと前置きして、

彼女は言い伝えを話し始めました。

 

「想い人と無言で、御禊川の7つの橋を渡りきると、その二人は両思いになれる。」

 

…それを聞いた穴水は冷静かつもっともな意見を言います。

「そもそも7つも橋一緒に歩ける時点で、カップルじゃん」

 

それでも、彼氏が欲しい女子高生たちは、

声を揃えて言うのです。

「いーーーなーーー」

 

誰のことかな?

そのまま、話は『七尾港まつり』へを移りました。

 

伊咲は昨年のまつりの際には子供会の提灯行列に付き添って、

小さい子の面倒を見ながら川沿いを3周しています。

 

灯りがたくさんで綺麗だったののは、

昨年の光景を思い出していました。

 

目をつむり、彼女は言います。

 

「花火デートできたら、一生話せる思い出になるんだろうな。」

 

伊咲にも憧れるでしょ?と問いかけますが、

「でも花火とか興味なさそうだな」

と返答。

 

…ののは気が付きます。

「それって、誰かの話みたい」

彼女は、伊咲が誰か意中の人が居ての話をしているのだろう、

と鋭いツッコミをしてきます。

 

それは、

伊咲も深く考えずに言った言葉だったようで、

彼女の顔は俄に赤くなっていくのでした…。

 

好みじゃないけど

一方、丸太は、ほとんどの生徒が帰った教室で、

受川と将棋を指している最中です。

 

調子が良いのは丸太の方のようですが、

とてもさりげなく受川が問いかけます。

 

「曲伊咲とあれからどうなった?」

丸太は、以前話した通り、

天文部を発足して自分が部長、

曲は兼部で前と特に変わりはないと答えます。

 

それに対して受川は、

「伊咲ちゃん明るいし性格もいいだろ。」

けっこう可愛いしという言葉を聞いた丸太の右手の指がピクリ

 

「俺の好みとはちょっと違うけどさ」

”と金”を握る丸太は、平静を装っています。

 

盤面を見ながらも受川は話をさらに続け、

ずっと一緒に部室にいて意識をしないのかと質問。

 

そういわれた丸太の顔は赤くなってきました。

 

「花火大会、カップルで行けたら楽しいだろうな。」

と受川は言います。

 

「花火なんてただの炎色反応だろ。くだらないね。」

そう応える丸太ですが、

顔はもうすでに真っ赤になり、

受川はニヤニヤと丸太を眺めています。

 

丸太はまだ気づかずに

「なんだよ」と少し不機嫌そうに言いますが、

「動揺作戦成功。」と言われて、

やっと受川の企みに気づきました。

 

受川の言葉通り動揺した丸太は、悪手を打っていたのです…。

 

調子に乗った受川が、

勝敗に何か賭けようと言い出し、丸太もそれに応じます。

 

しかし、結局丸太は敗者となり、

8番らーめんの大盛を奢ることになってしまいました。

 

将棋を終えた帰り道に街中にある8番ラーメンに寄って、

食事を終えて外に出る丸太と受川。

 

自転車をこぎながら川沿いに来ると、

ちょうど橋を渡ってきた伊咲達と出食わします。

 

伊咲と丸太は一瞬互いの存在に気づいて、

眼を合わせていました。

 

伊咲は彼を見ながら「あ。」と一言。

 

対する丸太も「うん。」と返答。

 

たったそれだけ言うと、丸太は伊咲の目の前を走りすぎます。

 

伊咲たちは自転車の丸太と受川を黙ってみおくり、

後ろからそのやり取りを見ていた受川は、またニヤニヤしながら言いました。

 

「『あ、うん』て。」

 

…また顔が紅潮してきた丸太は、

それを知られたくないとばかりに、黙って先を走り続けました…。

 

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以上が君は放課後インソムニアの最新話『12話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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君は放課後インソムニアの最新話『12話』の感想と考察

今回は終始、ザ・ハイスクールラブ(笑)とでも言いたくなる、

とても甘酸っぱい回でした。

 

期末テスト終了から始まり、恋愛成就の伝説、

憧れの恋人と過ごす花火大会などなど、

彼らが楽しみにする夏休みのお楽しみ情報がてんこ盛り!

 

伊咲もやっと友達に天文部入部したことを告げたことで、

丸太と教室で話していても

不自然にならない体裁を作ることが出来ました。

 

まだ不眠症なのは秘密のようですが、

それだけでも読んでいる方も安心します。

何と言っても、「あ、うん」の仲ですから(笑)

 

花火の話では、明らかに丸太を意識した発言もあり、

あれは伊咲本人も驚いたようです。

 

丸太の方も、誤魔化そうと必死でしたが、

受川に引っ掛けられる形で、

伊咲のことを意識しているのがバレバレで笑えます。

 

ところで、多分現時点では本当に丸太の事は嫌いなのでしょうが、

蟹川がすごーく、丸太の事が目に入っているのがちょっと気になりました。

 

…もしかして、将来的に伊咲の恋のライバルになる伏線だったりして…?

 

などとリアルな女子に訊いたらキレられそうですが、

まだ始まって12回……。

 

これから、それぞれの関係も深まることでしょう♪

 

まとめ

ここまで君は放課後インソムニアの最新話『12話』のネタバレや

感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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