こちらの記事では2019年07月13日に発売された鬼滅の刃最新話166話のネタバレや感想、考察を
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鬼滅の刃の最新話166話のネタバレ
本心
上弦の壱黒死牟は時透無一郎の先祖だった。
無情にも黒死牟は無一郎の胸を刀で貫き壁に突き立てたまま行った。
無一郎の身体をまじまじと見ながら
「おのが細胞の末裔とは思いの外しみじみと感慨深きもの……」
死の恐怖、腕を失った痛みと
悲しみが入り混じった無一郎の顔に平然と黒死牟は言い放つ。
「そう案ずることはない、腕ならば鬼となったらまた生える…
まともに戦える上弦は最早私一人のみ。あの御方もお前を認めてくれるはず……」
黒死牟は無一郎に鬼になることを勧めた。
黒死牟は止血をしてくれた。
しかし、そのまま失血死したとしても……
鬼舞辻無惨が無一郎を鬼にするのを認めなかったとしても
それはそれで宿命だ。
達観している黒死牟だった。
黒死牟が無一郎を止血しているスキを狙って、
不死川玄弥が銃で黒死牟を撃つ。
しかし玄弥の動きは事前に察知され、
原野は左腕をばっさり斬り落とされてしまった。
無一郎は自力で刀を抜こうとするが抜けない。
玄弥が刀を抜こうとしている間に、
黒死牟はいつの間にか動いていて、
玄弥の右腕も切り落としていた。
一気に両腕を失った玄弥。
「鬼喰いをしていたのはお前だったか」
と言うや、玄弥の胴を薙ぎ払っていた。
その惨劇を刀が抜けないまま、無一郎は見ているしかなかった。
胴を切断されても玄弥はまだ生きている。
鬼を喰ったからかもしれない。
300年まえ、黒死牟は鬼喰いをした剣士を倒した。
その剣士は胴を切断したら絶命したが、
玄弥の急所は首なのだろうか……
「貴様のような鬼もどき生かしておく理由はない……」
玄弥は地面に這いつくばりながら、
切断された腕や胴に呼びかけ戻るように念じていた。
さすが鬼を喰っただけあって、
鬼と同じような再生能力を持っているようだ。
愛
そこにするどい風の音が聞こえた。
【風の呼吸 肆ノ型 昇上砂塵嵐】
玄弥の兄、不死川実弥だった。
風の柱だ。
「てめえの頸を捻じ斬る風だあ」
どうしようもない弟だと思いながら、
母親が鬼化した時に、母親から命がけで守り、
そして母を殺すことになった弟だ。
のちに実弥の後を追うように、
鬼殺隊に入った玄弥を実弥はひどく怒った。
しかし、それは憎しみではなく、愛だった。
「玄弥のことがずっと変わらす大好きだから」
玄弥には普通の家庭を持つ普通の幸せな人生を送ってもらいたかったのだ。
母親や他の弟妹の分も自分の女房子供を幸せにしてもらいたかった。
実弥は弟をバラバラにした黒死牟を許せなかった。
黒死牟に向かっていくが、黒死牟は低く刀水平に振った。
地面にのめり込むように実弥は身体を縮めた。
低い体勢から
【壱の型 塵旋風】
小さな竜巻のように風の回転が巻きおこったが、
黒死牟は反転して実弥の斬撃をかわした。
向き直った黒死牟が構えた両刀の刀身には
みっちりと黒死牟の顔にある瞳と同じ目がついていた。
「こりゃまた。気色の悪い刀だぜえ」
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以上がのネタバレでした！
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鬼滅の刃の最新話166話の感想と考察
黒死牟やはり目がいっぱいついているだけあって、
動きが早いというよりも、
動きの出だしの前からすでに気がついている感じです。
あっという間に玄弥がバラバラに。
でも、兄実弥の兄弟でどうやら一命をとりとめたようです。
実弥、弟を愛しながら、
イヤ愛しているからこそ、
素直に愛情をストレートに言えない性格。
日本男児ですね。
これが、今回のタイトル「本心」のテーマです。
しかし、玄弥も鬼喰いをしてしまった以上、
もう普通の幸せには戻れない。
もう兄弟力をあわせて黒死牟を倒すしかないっ！
そして、無一郎は脱出できるのでしょうか？
【鬼滅の刃】には現代の日本人が失ってしまった。
言葉に出さない秘めた情熱や愛の表現が素敵です。
でも、伝えたい人が亡くなってしまった後では、その愛は伝えられない。
伝えられなかった愛の悲しみもよく出てきますね。
不死川兄弟には言えなかった悲しみが残らないように。
愛はきちんと伝えあってほしい。
一方、黒死牟の刺した刀が抜けない無一郎。
ご先祖さまが鬼だとは複雑です。
そして、刀身にもびったりついてる無数の目も不気味です。
今まで出てきた上弦の鬼には無かった特殊能力を持っていそう。
果たしてこの勝負どうなるのか？
次回も楽しみですね。
まとめ
ここまで鬼滅の刃の最新話166話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか？
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