こちらの記事では(2019年9月18日)に発売された

第九の波濤の最新話『107話』のネタバレや感想、考察

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第九の波濤の最新話『107話』のネタバレ

初めての晩酌

菜美子

「信じらんない!!」

「ハタチの誕生日は一緒に祝おうってあんなに言ってたのに!!」

「釜石まで来て私をスルーして帰るってどーゆーこと!?」」

湊の母美菜子は、友人とヤケ酒

 

友人は、そんな美菜子にもうそろそろ子離れするように言いますが…。

 

友人

「――って、あんがた誘っといて寝るんかい!!」

 

一方、湊も、猪熊さんにもらった伊勢海老を肴に潜木と晩酌中。

 

潜木

「まさか同じ誕生日で…」

「ハタチの酒解禁日にお前とカンパイするとは…」

「なんて日だ!!」

初めてのお酒に既に酔っている様子の2人。

 

潜木

「風車を見てきたって?」

酔いながらも潜木は湊にそう切り出します。

 

湊は潜木に釜石に行った経緯を改めて説明。

 

「うらやましがられたら困ると思ってさ…」

そして、潜木にそのことを言わなかった理由を、

そう説明したのでした。

 

「いや―ーウニ丼うまかったな―ー」

釜石はリアス式海岸で魚の美味い土地

 

そんなものをごちそうされに行くとは言い出しにくかったのです。

 

潜木

「お前もう猪熊さんにもらった伊勢海老食うな」

そんな湊にそう言う潜木。

 

そして、湊は釜石の大観音像の写真を見せます。

 

「高さ約50m。」

「潜木なんてぜって――登れない。」

そう言われると、潜木はテーブルに登り…。

 

潜木

「大人になったオレは高い所が平気になった。」

と言い、五島での船の高い階段を登ったことを思い出し、

泣き始めたのでした。

 

山と海どっちが?

「なんの話してたっけ?」

酔って話が飛ぶ中、話を風車の話、釜石の話に戻します。

 

釜石を訪れた湊は、

釜石にも風車があるということで見せてもらうことに。

 

ですが、それは海ではなく、山にあったのでした。

 

そして案内してくれたおじさんは、

「海と山、風車発電をやるならどっちがいいか分かるっか?」

と聞いてきます。

 

それに対し、湊はここでは山にある以上

山の方が建てやすいのではないか?と考えますが、

実際は風車を運ぶにも山は一苦労

 

海の方が運びやすく、また海の方が強い風も吹くため、

そっちの方でもメリットは海にあると説明されます。

 

潜木

「じゃあなんで海に建てない?」

「五島みたいに。」

そう聞く潜木に対し、2つの問題点があると湊は説明。

 

まず、1つ目は建てられないこと。

 

そして2つ目は建てようとする人がいないことでした。

 

頑張ってる大人達

“誰のものでもない”海。

 

一見そっちの方が建てやすく思えますが、

陸地だと地権者に交渉すれば簡単に貸してくれるのに対し、

海は漁師が生活の糧を得ている場所。

 

漁業権改正により、

漁師から漁場を買い取ることもできるようになりましたが、

風力発電事業が漁師の生活をまかなえるほどの

実利があるのかわからず、

その事業に賛同する企業もいなかったのです。

 

釜石の案内してくれたおじさんも、

五島で見た風車に奇跡の一本松を重ね

波力発電なども誘致しようとしましたが、

計画段階で国の許可が下りず。

 

その話を聞いた潜木は、

猪熊さんの「レガシーを残せた」という言葉を思い出し…。

 

潜木

「そうか…いろんな所で頑張ってる大人たちがおるんやな…」

そう言ったのでした。

 

“あの絵”を実現しよう!

潜木が「水素船もまだ実用化には時間がかかりそうだしな」と言うと、

その話に湊が食いついてきます。

 

そんな湊に、潜木が写真を見せると…。

 

「スゲ―――っ。」

「なんだ、もう形になってんじゃん!!潜木の夢!!」

湊はそう言いますが、潜木はコスパの悪さを説明。

 

「そうか…じゃあやっぱり川辺先生のとこで見た」

「“あの絵”を実現できるメゾッドが必要だな」

と湊は言い出したのでした。

 

潜木

「ああ…けど“あの絵”にはまだまだ風は吹いとらんぞ」

そんな湊に潜木がそう言うと、湊はぐい―――と酒を飲みほし…。

 

「いいや、オレの頭ん中の風車はビュンビュン回っとる!!」

そう言うのでした。

 

それに対し、潜木も酒を飲み干し、同意。

 

みんながwin-winになるためにお金も回す必要があると言い…。

 

「そんでオレたちが世の中回すんだ!!」

 

そう盛り上がったのでした。

 

朝まで語らった二人

そして、潜木は湊のことを

「スゲーやつや」と言いながら泣き始めます。

 

潜木

「最初はいけすかねェ都会のボンボンやと思っとったけど…」

「今はお前と同じ夢見られてよかったと思っとる!!」

そう言いながらぶわっと号泣。

 

「はっはっは!うるせーよ!!」

「いいから飲め!!」

 

潜木

「おう!!」

「今夜は最高のハタチの誕生日になったぞ~~~」

そう言いながらさらに泣く潜木。

 

そして二人は朝まで語らい、酔い潰れたのでした。

 

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以上が第九の波濤の最新話『107話』のネタバレでした!

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第九の波濤の最新話『107話』の感想と考察

今週はここ最近の総まとめみたいな回でしたね!

 

湊は潜木とは別に、釜石の風車を見たことで、

別の視点から風車を学ぶことができたと。

 

海の風車の方が、何においてもメリットはあるけども、

それを実行に移すのが難しいということでしたね。

 

やはり、それを実現にこぎつけた猪熊さんは、

相当すごい人なのでしょう。

 

そして、そんな話をする中、

お酒を飲んだ潜木はことあるごとに号泣という、

実は泣き上戸だったということが発覚。

 

一方、湊は目がうつろになり、

所謂絵にかいた様な酔っぱらい方はするものの、

特に泣き上戸や笑い上戸みたいな所はなかったですね!

 

これは潜木の泣き上戸設定は、

今後ことあるごとに使われていくかも知れません(笑)

 

さて、これではえんかぜ編は完全に終了でしょうか?

 

2号の休載も挟む様なので、

こから仕切り直して次回からは新展開っぽいですね!

 

次回、どんな展開が来るのか、楽しみです!

 

まとめ

ここまで第九の波濤の最新話『107話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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