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宇宙兄弟の最新話『343話』のネタバレや感想、考察を
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宇宙兄弟の最新話『343話』のネタバレ
ムッタとヒビト子供の頃の自転車旅行
子供の頃、夏休みに兄弟二人だけで
自転車で京都まで旅行をしたいと
ムッタとヒビトは両親にお願いします。
父はまず「目的は何だ？」と尋ねると、
ムッタは頭をポリポリ掻きながら
「夏休みのレポート」と答え、
「あと”生八つ橋”と『キョートサウルス』のぬいぐるみを
母ちゃんに買ってあげること」とヒビトが付け加えました。
父は2人だけではダメ、自分も同行すると言いますが、
すでに反抗期が来ているムッタは可愛げがなく
親との距離を取りたがっています。
ムッタがそういう時期だというのは
理解している父･･･
ムッタの顔を見て腹が立つなと思いながら、
2人に考える時間を2分貰いました。
そうして考え付いたのが、自分はついていかないが
大人の同行無しでは許可できないので、
代わりに自分の”従兄弟”に付き添いを頼むと父は言うのでした。
両親へのテレビ取材
そして現在、兄弟が月に降り立つことになり、
両親のところにテレビの取材が入る。
母はムームーを着て首元にレイをつけて
何かを探していて、見つけて父を呼んだ。
父はＴシャツにジャケットだが、
母の服装を気にしているようだ。
2人は南波兄弟を育てた両親として取材を受ける。
ムッタも自転車旅行を思い出していた
その頃ムッタもヒビトと二人で
夏休みに自転車旅行をしたことを思い出して、
フィリップに話していた。
実家から京都までだいたい500キロもあると聞いて
フィリップは驚きます。
疲れたらちょいちょい車に乗せてもらったというムッタに
ヒッチハイクをしたのかと尋ねるフィリップ。
ムッタは父の従兄弟が荷台付きの車で
ずっとついてきてくれていたという。
そこでVRゴーグルをつけて京都までの道中の山道を再現して、
ヒビトと走った時のこと話しながらバイクを漕ぐ。
ヒビトと言った時もここはほとんどチャリを押して歩いたり、
トラックで運んでもらったりしたことを思い出します。
父の従兄弟の横顔を見ながら、
父ちゃんじゃないのとムッタが尋ねる。
すると昔からよく似ていると言われていて、
名前は高倉レオンだと言う。
トラックに3人で乗りながら山道を進む。
そしてなぜ京都までの自転車旅行をしようと思ったんだと
レオンは尋ねたが、ムッタの答えは…。
両親のテレビ取材映像
翌日、母からテレビの取材を受けたとメールが届く。
ムッタは(嫌な予感しかしない)と思いながら
添付されている動画を再生します。
父と母が映ると、ムッタは(服のチョイス)とまず思い、
取材者の質問にも
ギャグで返す母にムッタは頭をがっくりと落とす。
来月とうとうムッタとヒビトが揃って
月面に立つという事を聞かれた父が、
自転車で京都まで旅をしたことを思い出したと話し始めました。
そして2人が京都にたどり着いた写真を示しながら、
何故自転車で京都まで行こう思ったのかを聞いたとき
「俺たち二人で、なんかを成し遂げたいと思って」と答えたと言います。
ムッタはやはり父が「高倉レオン」だったと理解した。
父はムッタとヒビト2人揃って
何かを成し遂げようとしているのは
「それ以来」だと話し始めます。
だからムッタも自転車旅行のことを思い出していたのです。
自転車旅行の途中のエピソードを父が話し始める。
日も暮れて真っ暗の中、ヒビトのライトが電池切れで消えると、
それに気づいたムッタがライトを前方に向けて、
弟の足元を後ろからずっと照らしてやっていた。
するとヒビトもそのことに気づき、
ムッタが付いてこられるように
スピードを合わせ走っていた。
「私たちにとって大事なのはそういうことです。」と父は言います。
「優しさに気づくのもまた優しさ、
世界的な注目があろうとなかろうと
“足元をそっと照らしてやり”さりげなく速度を揃えてやる”
あの夏の兄弟の姿勢のままで、何かを成し遂げてくれば
親としては何も言うことはない」と父は語るのでした。
ムッタは神妙な面持ちでその動画をじっと見つめていた。
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以上が宇宙兄弟の最新話『343話』のネタバレでした！
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宇宙兄弟の最新話『343話』の感想と考察
ムッタとヒビトがもう少しで同時に月面に降り立つことと、
京都までの自転車旅行、
父とムッタは同じことを思い出していたのですね。
両親の服装がいつも謎なのは置いておくとして、
父はいつもいい話を聞かせてくれます。
高倉レオンという名前のチョイスも素敵でした。
「二人で何か成し遂げようとして」自転車旅行を計画しました。
500キロと言う長い距離、二人だけなら危険なのはもちろん、
険しい道や夏の暑さで成し遂げられなかったと思います。
頭からムリだと親は言ってしまいがちですが、
従兄弟にまで変装して二人に並走して、
体調を崩さないか様子を見て、きちんと成し遂げるまで
見守っていたことはなかなかできることではないと思いました。
その成し遂げたという体験が、
今の二人の中にきちんと残っているのだと思います。
親子で同時にその体験を思い出すなんて、
きちんと向き合ってきた親子にしか
できないのではないでしょうか。
きっとヒビトも思い出していることでしょう。
まとめ
ここまで宇宙兄弟の最新話『343話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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