こちらの記事では(2019年8月22日)に発売された

3月のライオンの最新話『163話』のネタバレや感想、考察

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3月のライオンの最新話『163話』のネタバレ

余裕の田中七段

田中七段

「おー」

「大丈夫か?ムリすんなよ?」

 

田舎の川。

 

親子水入らずで遊んでいる様子の田中七段は、

岩から川に飛び込もうとする子どもの内の1人・ハルオに、

そう言います。

 

そしてはるおはじーーっと川を見つめ、やっと意を決し…。

 

『ドペーンッッ!!』

田中七段

「おお、やった!!」

「ハルオ大丈夫か!?」

田中七段は心配して駆け寄りますが…。

 

ハルオ

「きもちいいーっ」

 

田中七段

「そうか!!」

「きもちいいかっ!!」

ハルオはわーっっと興奮しながらそう言うのでした。

 

現在は零と対局中の田中七段。

 

余裕なのか、

窓の外を眺めながらそんなことを思い出していたのでした。

 

神宮寺

「気持ち良いだろうな、田中七段」

「受け潰して行く時とは違う爽快感だろ!!」

 

滑川

「ええっ楽しそうです」

「こんな田中さんもまた一層すてきです」

 

我慢しきれなくなって、

対局室まで来てしまった神宮寺、柳原、滑川の3人は、

そう言いながら田中七段を物陰から見ていたのでした。

 

くやしさにじむ零

柳原

「いやあ、でも」

「桐山の「1」「と」も大きかったよ」

「手堅いよねやっぱり彼は」

 

神宮寺

「実利の香車補充!!何だかんだ言っても」

「桐山きゅんの強いとこってそういう堅いコトできるトコだよね」

 

3人は対局室から追い払われながら、零をそう評します。

 

(気持ち良さそうに窓の外を見てる)

(――なんかくやしい)

一方で零は心中おだやかではないのでした。

 

ですが、そのくやしさは田中七段の余裕に対してではなく…。

 

(相手の態度や仕草が気になるのは)

(自分が集中しきれてないって証拠で…)

(それがくやしい!!)

自分の未熟さへのくやしさだったのです。

 

(田中七段の事色々調べたんだ)

(数年前まで棋譜や近況を遡って)

(千駄ヶ谷の巨大重機と言われる程の落ち着いた手堅い将風)

(タイトル戦などにはなかなか縁が結べていないけれど)

(飄々として穏やかで面倒見がよくて)

(将棋を好きな人にも棋士にもファンが多くて)

(そして)

(ここ数年でまた再び)

(調子を上げて来た理由を)

 

田中七段の好調な理由

神宮寺

「――ま、あれだな」

「子どもの手がようやく離れて」

「落ち着いて来たんだろうな」

 

柳原

「まあ特に田中さんの所はね…」

会長室に戻った2人は田中七段の事情を話し始めます。

 

柳原

「息子さん2人共病気がちで大変だったもんな」

 

神宮寺

「ああ、ホントにな」

 

柳原

「田中さんの所は奥さんも編集さんでまた忙しい人でなぁ…」

「そして息子さんが2人とも体が弱くてな」

 

神宮寺

「そうだったな」

「小さい頃はホント2人交互に入院とかしてたなあ…」

「それを夫婦2人で交代でめちゃめちゃ看病がんばっていたよな…」

 

田中七段は、

プロ棋士として将棋の研究をし、対局に臨みながら、

息子2人の世話をしていたのです。

 

フラフラになりながらの棋士人生。

 

神宮寺

「若い2人でよく乗り切ったよ」

「協力しあってさ」

「でも」

「棋士の業でさ…ふと思っちまうんだよ」

「――もし」

「田中七段が将棋一本で突き進める人生だったら」

「どんな将棋指してたのかなあ…ってさ」

 

そう言う神宮寺に対し、柳原はこう諭します。

 

柳原

「ああそうだな」

「――でも徳ちゃん」

「それはまた「別の将棋」ってヤツだ」

 

田中七段が支えていたのは息子2人だけではありません。

 

本を作るのが夢だった奥さん。

 

その奥さんに周りは仕事をやめてダンナを支えろと言いますが、

田中七段は一緒に頑張ることを選んだのでした。

 

そしてそんな息子2人も今や大学生。

 

田中七段の負担が減り、今の好調に繋がっていたのです。

 

(調べるまで知らなかった)

(田中七段が病気がちな息子さんたちを)

(育てるのに大変な苦労をしてきた事)

(そして息子さん2人が手を離れた今)

(また一から…)

(体力づくりから取り組み始めた事)

 

田中七段に対しての零

(――そしてまた僕は気付くんだ)

(「自分」の事ばかり考えていて)

(いっぱいいっぱいになっている「自分」に)

 

零は「小さな荷物」を重たいと信じ、

「自分はこんなに頑張っている」と、

呪文の様に繰り返していた自分に対し、

「自分以外の重さ」をも背負って頑張っている田中七段を見て、

自らを恥じていたのでした。

 

(なのにそんな人を相手に)

(こんな不甲斐ない将棋を指して)

(ほんと失礼にも程があって…)

 

そして零は「まっくらな部屋」に飲みこまれていったのでした。

 

(「うそだろう?」とか「どんどん早くなる」とか)

(そんな自分の心の声が)

(他人事のようにまっくろな部屋に)

(ぼんやりと浮かんでいた)

 

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以上が3月のライオンの最新話『163話』のネタバレでした!

 

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3月のライオンの最新話『163話』の感想と考察

今回は田中七段の強さの秘密が明らかになった回でしたね。

 

むしろ、今まで調子が上がらなかった理由でしょうか。

 

こういう方って、棋士に限らず、色んな世界にいて、

そして神宮寺会長が言った様に、

「一本で進めたら」って思っちゃいますよね。

 

けど、柳原さんの言う様に、

「それはまた別の将棋」で、

実際はそれがあったからこそ今があるとも言えるのでしょう。

 

そして息子さん2人はもう大学生ってことは、

零よりも年上なんですね。

 

ということは、もしかしたら田中七段は、

零に息子の姿を重ねたりしてるかも知れませんね。

 

そんな展開も今後あるかも知れません。

 

ですが、

とりあえずは零は現在「まっくらな部屋」に追い込まれる程窮地。

 

ここから持ち直して挽回するのか?

 

それとも田中七段に「背負っている重さ」の違いを見せ付けられて完敗するのか?

 

次回が楽しみですね!

 

まとめ

ここまで3月のライオンの最新話『163話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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