こちらの記事では2019年8月17日に発売された

左手のための二重奏の最新話『1話』のネタバレや感想、考察

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左手の手のための二重奏の最新話『1話』のネタバレ

暴力的ながらも正義感のある中学生

1人の少年が、

左手に黒い手袋を着けて舞台上のピアノに近づきつつあります。

 

会場には人があふれていますが、

彼は臆せず今まさにピアノの演奏に入ろうとしていました。

 

何度も、左手の手袋のフィット感を確認しているのか、

 

まるで左手に語り掛けているようにも見えます。

 

そして…彼はおもむろに己のネクタイを緩めて、

ワイシャツのボタンを上のボタンを外して、

右手を高く広げて演奏に入るのでした……。

 

その部屋にはゴミが散乱し、

荒れ放題になっていました。

 

数人の高校生と思しき若者と、

全裸に近い状態の女性が一人。

 

高校生は、一つのドアを激しく叩いています。

 

この部屋の住人が、

自分の女を連れ込んだことを憤っているのです。

 

別室に居た少年がつぶやきます。

「…るせぇな」

そう言いながらドアの高校生に近づいてきます。

 

中にいる少年の父親と思われる声が言います。

 

「てめえ等なんぞシュウにボコボコにされちまえ!!

その言葉に反して、高校生はその少年の存在になど関知せず、

騒ぎ続ける彼を止めようとする女を殴りつけました。

 

気が付くと、少年は一番騒いでいた高校生の顔面を

わしづかみにして持ち上げている最中でした。

 

周りには、他の高校生が血を流して気絶しているようです。

あまりの強さに、女も恐れをなしています。

「高校生の割にはでけえとは思ったが…」

持ち上げられている方の高校生が言います。

 

少年は

「中学生だ」

大人たちの事情はどうでも良いという彼は、

女に手を出したことが許せないようです。

 

そして、邪魔者が消えたとばかりに安心してトイレから這い出してきた

父親をも彼は殴りつけました…。

 

天使の左手を持つ少女

的場周介、出席っと。」

 

中学校の校舎の中、

教師が彼をどこかに連れて行こうとしています。

 

彼はしばらく謹慎処分を受けていたようですが、

まったく気にしていない様子です

 

そんな彼に必要なのは感動だと、教師は言います。

 

周介が連れていかれた先は講堂でした。

 

今、一人の少女が、拍手の中ピアノを弾こうとしています。

 

教師が彼女を紹介します。

 

今日本で一番注目されている中学生だと。

 

彼女の名は

「”天使の左手”、弓月灯(ゆづきあかり)」

彼女はピアノコンクールを総なめにしている少女なのでした。

 

明日、4万人以上が参加する「ピティカピアノコンクール」の

決勝大会に彼女は参加予定です。

 

その前に、校内のみんなのために課題曲とは違う曲、

ショパンの「華麗なる大ポロネーズ」を贈りたいと、

この演奏をするのでした。

 

楽しそうに演奏する彼女を見ながら、教師は言います。

 

「あの子のピアノを聴くとなんか楽しい気持ちにならないか?

 

周介は「べつに」と答えます。

 

演奏が終わった舞台から、

講堂を見る彼女は、満面の笑みをたたえていました。 

 

周介が帰宅するために乗った電車の中に、

その彼女の写ったポスターが貼られていました。

 

本人もまた、同じ電車に乗っていましたが、

周介は気が付いていません。

 

さきほどの演奏を聴いた同じ中学の生徒たちが、

彼女の噂をしています。

 

『別次元の存在』

そう評されています。

 

周介にとって耳障りだったのは、

彼自身に対するヒソヒソとした声でした。

 

高校生を病院送りにして謹慎中になったことは知れ渡っています。

 

「アイツもある意味別次元だよなぁ」

将来どうするのかとまで聞こえますが、

周介自身、己の将来を悲観しています。

 

(俺の人生なんてもう…終わってんだよ)

そんな風に考え事をしていた周介。

 

気が付くと、終着駅についていました。

 

そのうえ、戻りの電車ももうありません。

 

帰り道に悩み、頭を抱える彼に、問いかける声がありました。

 

「どこですかね、ここ。」

眠そうな少女が一人…それは、弓月灯です。

 

寝過ごした彼女に、周介が言います。

「てめえのせいだ、ピアノ女め」

 

駅前の放置自転車の一台のカギを壊し、それで帰ろうとする周介。

 

弓月のためにもう一台壊そうとしますが、

彼女は断固拒否します。

 

いくら困っていても盗みは盗みだと。

 

そして、どこかへ消えたかと思うと

、一台の自転車を引っ張ってきました。

 

近所の人に事情を言って、借りてきたというのです。

 

一台しかないので、周介が彼女を乗せて走り出します。

 

彼女を乗せて自転車をこぐ労力として、

彼女はお礼をすると言います。

「シュウくんを明日のコンクールに招待します」

周介はなぜ自分の名前を彼女が知っているのかと訝ります。

 

理由は、校内でよく怒られているので、名前が聞こえていたのです。

 

講堂の演奏会に来ていたのも気が付いていました。

 

弓月はとにかくピアノを弾くのが大好きです。

 

皆が喜ぶ顔が大好きなのだとも言いました。

 

でも、周介だけが浮かない顔だったのを彼女はみすごしません。

 

もう一度聞かせたいと思っていたのです。

 

彼女はピアニストの父を持ち、

子供のころからピアノをやっていたと言います。

 

親の敷いたレールの上…。

 

ただし、自分とは真逆だと周介はそう思います。

 

周介は、親が楽をしたいがための放任主義で育てられたと言います。

好きに生きろと。

 

それに対して、弓月は自分も同じだと言います。

「好きだからピアノを弾くんです」

 

彼女の笑顔に気を取られたせいか、

自転車が石に乗り上げ、二人は地面に投げ出されました。

 

大丈夫かと、周介は彼女をいたわります。

 

彼女は何ともないと言いながら、

周介の方が血を流していることを気にしています。

 

「デケエ図体と頑丈な体くらいしか取り柄なんてないないし」

自分にもそんな好きなものがあればと自分の手を見つめる周介に、

彼女は己の手のひらを合わせます。

 

突然の行為に驚く周介…。

 

「大きなシュウくんは、ピアノに向いている手を持ってますね」

大きな手は、小さな彼女の手では掴めない音を掴めると、

彼女は言うのです。

 

ピアノなんて無理だと言う周介に、弓月は笑顔で

「私決めました。私の音、好きになってもらいます。」

 

コンクールへ急ぐ彼らでしたが、

深夜の二人乗り自転車の彼らを、

警察官は見逃してくれませんでした。

 

補導され、一方的に周介が悪いと決めつける警官に、

弓月は反論します。

 

彼は無罪で、自分のためにこんなことをしてくれたのだと。

 

そして、彼にピアノを聴かせるのだと言い張る弓月。

 

…周介は、彼女の手を取り、派出所から脱走しました!

 

また二人乗りをして、

空が開けてやっと、知っている場所につきました。

 

彼女は感謝の言葉を言いながら、招待状を渡します。

 

周介も、分からないなりに聴くつもりで、受け取ります。

 

そして

「やるなら勝てよな」と励まします。

 

それが嬉しかった弓月。

 

早朝の横断歩道を、夢を語りながら歩きます。

 

信号は青。

 

……しかし、彼女の言葉は、途中で途切れました……。

 

一台の居眠り運転のトラックが二人を吹き飛ばしたのです!!

 

ニュースの声が言います。

 

「一人は間もなく死亡。もう一人も重症ですが命に別状はありません。」

 

その声は、死亡したのは女子中学生だと告げていました。

 

ひとりでに動く左手

弓月の葬式には、大勢の人間が詰めかけていました。

 

人々は噂します。

 

弓月を周介が連れだしたのだと……。

 

…周介のアパートのドアには、たくさんの落書きがあります。

 

『人殺し』、『出ていけ』

 

骨折したのか左手をつるしたまま、頭にも包帯を巻いた周介は、

受け取ってもらえない手紙を何通も書き続けていました。

 

それは、弓月の父へあてた謝罪の手紙です。

 

ピアニストである父は、

彼女を喪った悲しみから、

もうピアノを弾かないと発表していました。

 

登校した周介は、教師に手紙を託そうとします。

 

自分からでは受け取ってもらえないからと。

 

そんな周介に、教師はあれは事故だったのだから、

負い目を感じるなと言います。

 

励ます教師に、周介は毒づかずにはいられません。

 

「償うってなんだ?どう立っていいかわからねぇんだ。」

周介は具体的なことを言えない彼を非難します。

 

「そういうところだけは嫌いだったよ」

過去形で周介は言うのでした。

 

風の強い屋上の金網を、

周介は動く右手と両足でよじ登ります。

 

弓月のために、何もできなかったことを悔いながら、

彼はその身を宙に投げ出しました。

 

落ちながら、弓月の笑顔が思い出されます。

 

と、動かないはずの左手の包帯がゆるゆるとほどけて空に舞い始めました。

 

そして…その左手が、屋上の縁を掴み、周介の落下を拒みました。

 

意味が分からず、いつのまにか屋上に這い上がった周介は、

勝手に動いている左手に動揺します。

 

這い上がったはずみで出来た傷から血が出ていますが、

感覚は全くなく、他人の手のようです。

 

その手が、また勝手に動き始め、文字を書きだしました!!

 

血で床に書かれた文字…それは……。

 『いきて』

 と。

 

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以上が左手のための二重奏の最新話『1話』のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

やっぱり文字だけではなく、絵も一緒に見た方が絶対におもしろいですよね。

 

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左手の手のための二重奏の最新話『1話』の感想と考察

久しぶりに、鳥肌が立つような作品が新連載されました!!

 

正直、よくある音楽を通した苦労がありながらも楽しい青春物語と

軽く読み始めました。

 

今となってはその予想が、いい意味で裏切られて、ワクワクしています!

 

まさか、動かなくなったはずの左手が、勝手に動き出しただけではなく、

意思まで持っていそうな描写には驚きました。

 

もちろん、その左手は「天使の左手」と言われた弓月のものでしょう。

 

タイトルが「二重奏」なのは、ダブルの意味があるのがわかります。

 

まさか、某漫画の右手のように話し始めたりはしないでしょうが、

文字をすでに書いているので、似たようなことは出来るかもしれませんね。

 

そんな左手が、人生を諦めている周介を光の方へ導いていくのは間違いありません。

 

とは言え、世間は弓月の死はある意味周介のせいと思っています。

 

そんな彼は、冒頭の舞台に立つまでにはどんな苦労があったのか……。

 

想像も出来ませんが、これからそれが始まっていくはずです。

 

恐らくですが、

このままの勢いで行けば、今年後半以降の話題作の一つになる気がします!

 

かなりの期待を込めて見守っていきましょう!!

 

まとめ

ここまで左手のための二重奏の最新話『1話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

少し前までは漫画を無料で読める漫画村などサイトがありましたが、

今は著作権の問題で閉鎖されて見れなくなっています。

 

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