こちらの記事では(2019年8月19日)に発売された

WILD PITCHの最新話『133話』のネタバレや感想、考察

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WILD PITCHの最新話『133話』のネタバレ

岩渕、復帰間近

球状のスコアボードの前でキャッチボールをする岩渕と久保。

 

岩渕はだいぶ戻ってきたようで

ミットから抜いた左手を見ていい感じです

骨はくっついたし、痛みもないからもう少しだな。」

 

久保は明るく笑って話しかけます

「よかった、早くブッチさんに戻ってきてもらわないとチームが困ります。」

 

岩渕は久保の言葉に感謝しますが

プロならば怪我をした他人の事をかまう必要はないと諭します。

「自分が居れば大丈夫だってくらいにならないとね。」

 

久保と梅木

今日の試合はサンダーバッツのナイトゲーム、

3対5、キャッツ2点のリードで迎えた8回の表で

一死一、二塁、バッツの打席は6番の元岡、カウントはツーナッシング。

 

キャッツのマウンドの小太刀は久保のサインに首を振り

変化球でゲッツーを取りにいこうと、

攻めのピッチングを希望します。

 

久保はコテツの気持ちを受けてきわどい速球での勝負を選択、

外郭高めのストレートで、ややボール気味になってもよいと指示しますが

打ち返されたボールはライト前へ。

 

二塁ランナーが還って得点は4対5、

一点差に迫られました。

 

解説者はこの配給は久保の判断ミスと分析、

三球勝負をあせったのは木太刀の球威が落ちている事を考えに入れなかった失敗

外すならもっとはっきり外すべきだったといいます。

 

9回にはマウンドにリリーフの和柄を送り

キャッチャーをベテランの梅木にして最後の打者を内野ゴロに仕留め、

試合はキャッツが1点差を守ってそのまま終了。

 

梅木のリードは安定しているので頼りがいがありますが

膝の故障があってフル出場は難しい

キャッツが夏場を乗り切るには岩渕の復帰がどうしても必要です。

 

キャッツの第二捕手争い

練習場でピッチングを受ける岩渕、

遡及を受けてもミットの動きには乱れが見られなくなってきました

もうすぐ実戦で行けそうです。

 

岩渕の復帰が近い事を聞いた水谷は喜びますが、

城戸は少し浮かない顔です。

 

岩渕が復帰すれば、

今マスクをかぶっている2人の捕手の

どちらかが押し出されることになります

 

最近調子の落ちている久保が落とされることになるだろうと心配なのです。

 

肩のよいところは評価されていますが

リード面ではまだまだベテランの梅木には追いつけない

前回の試合でコテツがヒットを許して点差を詰められたことも気になります。

 

キャッチャーは成長に時間がかかるので、

二軍で数年間経験をつんでから一軍に上がるのも普通のこと、

焦る必要はないと考える水谷に

城戸はチャンスは摑めるときに摑むもの、と返します。

 

岩渕は打者に関するデータも資料も、

一回読めば頭に入ってしまう野球頭の持ち主、

一試合の経験値が普通の人の数倍で蓄積されていく天性の捕手です

 

城戸は久保が努力している事を知っています

ベンチに戻ってくるたびにメモを取ったりデータを見たりして

必死に考えているのです。

 

俺とバッテリー組むときゃ、久保やんとならきっちりゲーム作れんだって

チームのみんなに見せてやるつもりだけどな。」

 

でも今日は城戸の出番ではありません、

今日、先発の中津川はどうも最近、

久保としっくりいっていないようですが

大丈夫でしょうか。

 

中津川の気持ちの変化

マウンド上の中津川、今日は試合開始からストレートが伸びています。

 

一回表、サンダーバッツは三者凡退、

ベンチに戻った中津川に久保は、いい調子だと声をかけます。

 

中津川は久保を見て言います

勝ちましょうね、久保やんさん。

 

中津川はこれあまで、

久保は自分の投げたいボールを投げさせようとしているだけで

状況を考えたリードをしていないと考えていたのです。

 

しかしそれは、自分が自信を持って投げられるボールを投げられるように

自分を信じてくれていることだと気がついた、

久保やんさんが僕を信じてくれるなら、僕も久保やんさんを信じます。」

 

久保は中津川に軽いアドバイスをします、

中津川が一発を浴びるときには

ボールのリリースポイントが早いのではないかという観察でした。

 

拓などは気を抜いて棒球を放ったりするものもいるが

あんなのまねしないように、とこれは城戸へのあてつけです。

 

試合は0対0のまま最終回へ、

9回裏二死、打席の久保ツーボールツーストライクから低めの球を左へ打ち返します

浅いレフトフライでしたがボールは野手の間に落ちるしぶといヒット

三塁ランナーを還すサヨナラです。

 

勝利打点久保で中津川初完封勝利を得ました。

 

抱き合って喜ぶ二人を見ている監督も目を光らせています、

(こんなしぶとい野郎を簡単に落とすわけにゃいかねえわな。)

 

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以上がWILD PITCHの最新話『133話』のネタバレでした!

 

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WILD PITCHの最新話『133話』の感想と考察

中津川と久保の関係が改善されて来ました。

 

そして、投手の気持ちの入り方を計算して配給を選ぶ

久保のゲームメイクが少しづつ結果を出すようになっています

 

岩渕の復帰を見てキャッツのキャッチャー争いは

激しいポジションの奪い合いになりそうです。

 

野球の面白さという点からは岩渕が上がってきて

しっかりしたインサイドゲームを見せてくれるほうがよいのですが、

若い選手ばかりのストレイキャッツとしては

勢いのある勝ち方が重要であるともいえるでしょう。

 

次の城戸の登板のときが一つの山になりそうですね。

 

まとめ

ここまでWILD PITCHの最新話『133話』のネタバレや感想、考察を

ご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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