こちらの記事では(2019年7月25日)に発売されたBEASTEARSの最新話138話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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BEASTEARSの最新話138話のネタバレ

窮鼠五百団

銀行強盗を終えたクマネコ二人組が路地裏を走っている。

「急げ!!」

「へへへ 今日の収穫はデカいぜ~!!全部でいくらだよ!?」

「あの銀行もセキュリティ甘すぎだっつーの!!ぎゃはは」

そんな会話の最中にチュー…チュー…というネズミの鳴き声が聞こえてきた

 

「あー!?なんだよ お前クマネコのくせにネズミの鳴き声なんて」

不審に感じた二人が振り返るとそこには巨大な熊グリズリーの影

「グ…グリズリー?」

唖然として見つめていると急に影が分断し始め、

大量のハツカネズミの群れが現れる

 

「…バーカ ただのハツカネズミだよっ 」

その言葉と共にハツカネズミ達は

クマネコ二匹を襲い強盗をして手に入れた金品を奪い去って行った

 

「またの名を窮鼠五百団という!あばよ」

悪から金品を奪うことをポリシーに結成された窮鼠五百団は

ハツカネズミ500匹で形成されている。

 

その小柄な身体と動員数の多さで

裏市や表社会の地形を非常によく把握している集団で

独自に”良くない稼ぎ方をしている輩“のリストも持っていた。

 

取調室

クマネコ達から金品を奪った窮鼠五百団が

アジトへ戻ろうとしている途中に待ち構えていた警察官にボスが捕まってしまった。

 

「噂通りの手強さだったな

窮鼠五百団…リーダー格の足に付いた血の匂いでようやく追跡できたぜ」

「1年かかったな、ボスさえ捕まえれば正直警察の任務は完了だが… 他の奴らはどうする?」

「お前らは逃げろー!!ポリに捕まったらおわりだ 走れー!!」

袋の中から懸命に部下に向かって訴えるボスだったが

部下達はボスを見捨てることができず全員、警察の取調室へ連行されてしまった。

 

サイの取調官は全員を袋に入れ壁に叩き付けて、

ハツカネズミ達からアジトの場所を聞き出そうとするが、

なかなか口を割らないのでイラ立つ取調官のサイとガゼル

 

「まだアジトの場所を吐かねぇか…今までお前らが盗んできた金品とその命どっちが大切なんだ!?」

「500匹集まろうがどうせすぐ死ぬ命だ ここで無駄死にするつもりかねぇ?」

「ネズミのチンピラごときが何匹死のうが

警察は痛くもかゆくもないぞ隠ぺいも簡単だ!聞いてんのかコラ!!」

ネズミ科の平均寿命は43歳と非常に短い

医学の発展でウサギ科フェレット科リス科など少動物の寿命は年々伸びている。

 

しかし体長30㎝未満のネズミ科は

臓器の小ささゆえ今でも長生きは難しいとされている故

どうしても生き物として扱いがぞんざいになってしまっている。

 

『小さい生物として小さく生きるよりも俺たちは500倍、21500年分の人生の濃度で生きよう』

そんなプライドを持って活動していた窮鼠五百団だったが、

取調官の恫喝に困惑していると

「命は平等だ」

そんな言葉と共にヤフヤが取り調べ室に入ってきた。

 

そして現代へ

不法な取り調べをするサイの警察官に一撃をくらわせるヤフヤ

袋からハツカネズミのボスを取り出すとしっぽを掴み、

机に置いてあったコップの水の上へと持って行く

 

「どの命も平等にちっぽけだ

そしてそのちっぽけな命を救うのが僕の仕事なんだ

君たちが持つブラックリストと地形の知識を分けてくれ

そしたら、この拷問部屋から解放してやる」

窮鼠五百団の情報網が欲しいヤフヤが取引を持ち掛けるが、ボスは首を縦に振らない

 

しかしそんな様子を見てボスの命を心配した部下たちは

代わりにYESと返答してしまった

 

「ボス!!協力しましょう!その黒いウマは…俺たちネズミを軽んじてないし甘やかしもしません」

「大型種族にしてはこの男好感が持てます!!」

「そうだ」「仕方ないから協力してやりましょう」

そんな部下の言葉に不服ながらにも

ボスが了承した日からは10年の月日が流れた

 

ヤフヤは警察室で窮鼠五百団のメンバーと当時の事を懐かしむ。

 

「ずいぶんと上から目線で内心笑ったものだ… なつかしいな」

「あなたのもとで働き始めてからもう10年ですか…いよいよ私も寿命ですよ。

ホッホ… ヤフヤ様との心臓スピードの違いを痛感してます」

「まだまだやれるだろう」

と語りかけるヤフヤだったが

寿命も老いるスピードもハツカネズミとヤフヤでは

全く違い10年で窮鼠五百団のボスはすっかり年老いてしまった

 

「人生の4分の1添い遂げた貴方のことは大体分かります。

今迷い悩んでいらっしゃいますね。ヤフヤ様」

「あなたの仕事は1匹の悪党に固執して追いかけることではなく…私たちのような弱い立場の動物に目を配って…救うことです」

「メロンの件… 警察がアテのならないのなら…あのレゴシという青年に一任してみたらよいのではないですか」

ヤフヤの心情を察したボスはレゴシの話を持ち出すが、

あいつはアテにならないから契約は解消したと語るヤフヤ

 

「とか言って… こっそり証拠品をお渡しになったでしょう!

夜行会でメロンが着用してたマスク、

あなたも内心まだ彼がメロンを追ってくれると期待しているのでしょう?」

ハツカネズミのボスの言う通りレゴシはマスクを手にメロンの匂いを追い始めていた

 

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以上がBEASTEARSのネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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BEASTEARSの最新話138話の感想と考察

ヤフヤの周りのハツカネズミ達にこんな過去があったとは驚きですね。

 

作中で肉食獣に対する草食動物の劣等感や葛藤は語られる事が多かったですが

小動物は更に過酷な環境を生きているんだと気付かされる回でした。

 

個人的には取調官のガゼルがメロンに似ていて

(半分は同じ種族だから当然と言えば当然なんですが)

 

何か繋がりがあるのでしょうか。

最後に動き始めらレゴシが見られましが、

次号ではどこまでメロンに迫っていけるのでしょうか。

 

獅子組とルイ先輩の動向も気になりますね。

 

まとめ

ここまでBEASTEARSの最新話138話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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