こちらの記事では(2019年8月19日)に発売されたブラッククローバーの最新話『216話』のネタバレや感想、考察

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ブラッククローバーの最新『216話』のネタバレ

究極の選択

「なんでクローバー王国が滅びるかオレが死んじゃうんですかぁぁぁ!!?」

アスタは叫びました。

 

蘇った魔法帝ユリウスは3つの懸念を口にしたのです。

 

クローバー王国が侵略によって滅ぼされるか、アスタが死ぬか、あるいはその両方か・・・

 

「アスタくん、君のその黒い力は・・・悪魔によるものだ」

ユリウスは断言しました。
ブラック状態の時、なんとなく近い気はしてたけど・・・」

アスタは自身の力が悪魔の力だということに心当たりがありました。

 

「やっぱり・・・あのアスタの姿・・・」

ノエルも、昔話に出てくる悪魔の姿をアスタに重ねていたようです。

 

戦闘中にアスタの頭から生えた黒い角。

 

「〝ヴェーダ〟と呼ばれる呪いだよ」

 

それは禁術を使い、別の世界と通じた証であり呪いだ、とユリウスは言います。

 

その別世界の住人こそ・・・悪魔なのです。

 

「あの悪魔が手に入れ損ねた魔道書に・・・別の悪魔が宿ってしまってるのよ」

そう発言したのは自身も頭に角を生やしたセクレ
セクレは500年前に悪魔を封じるため、禁術を使ってしまいました。

 

その影響で鳥の姿となり、角が生えているのです。

説明しながら自身を鳥の姿に変えるセクレ。

「古代の魔法はやっぱりおもしろいな〜〜〜」

その様子を見た魔法オタクのユリウスは目を輝かせました。

 

隣国と国王派

「あのっ!それで・・・死んじゃうっていうのは?」

それていた話題を戻すアスタ。
「ああ・・・ごめんごめん」

謝りながらユリウスは説明を始めました

 

クローバー王国の周囲には3つの国があります。
魔導学者によって強力な軍隊を擁する侵略国家〝ダイヤモンド〟

豊かな自然とマナで独自の魔法を究めた中立国、秘境国家〝ハート〟

極寒の広大な大地で古の災いを従え、覇をなさんとする冬の国、魔神国家〝スペード〟

 

最近、攻撃を仕掛けてきたダイヤモンドに加え、

スペード王国も勢力を伸ばしてきています

 

「だが今・・・魔法騎士団はかつてない程、疲弊している

 

ユリウスは、今攻められたら

クローバー王国は滅ぼされてまう・・・と言っているのです。

 

「それどころか転生で敵に回ったやつの立場はヤベぇんじゃねーの」

ヤミは言います。

 

敵国どころか国内の治安を治めるのも、

魔法騎士団を存続するのも難しい状況・・・。

 

「みんなは何も悪くないじゃないですか・・・

全部あの悪魔が悪いんですよ!!」

アスタは正論を言います。

 

「そう、そこで魔法議会は悪魔の力を断罪するだろう」

ユリウスはアスタの意見を肯定した上で、その先を話し始めたのです。

 

そして、その魔法会議で断罪されるのは・・・

悪魔の力を宿したアスタ・・・!?

 

騎士団の身代わりとして、

下民のアスタくんはうってつけだろうね・・・」

ユリウスは言います。

 

「そんな・・・誰がそんなことするんですか・・・?」

アスタは驚愕の表情を浮かべています。

 

その問いに王族のノエルとミモザ心当たりがありました

「国王派の・・・キーラ家・・・」

 

王家の正義

「よくやったー!よくぞ余を護ってくれたぁぁぁぁぁ!!」

泣いて喜ぶ国王

 

そして国王を護ったのは・・・翠緑の蟷螂団員、セッケ!?

 

なんと、それはアスタを下民だとバカにし、

返り討ちにされた卑怯者のセッケでした。

 

王都が戦場とかし、安全な場所を目指して逃げ回っていたセッケ。

その際にたまたま国王を護る形になったのです。

 

呆然とするセッケですが・・・

「・・・覚醒した真の力を発揮すれば、朝飯前ですよ!!」

調子に乗ってしまいます。

 

しかし・・・

「いたぞ・・・!」

そこに怪しげな集団が訪れました。

 

「アウグストゥス・キーラ・・・その命頂戴する!!

謎の集団は国王を殺害しようとしていたのです。

 

「何じゃ貴様らは~~~!!?」

驚いて叫ぶ国王。

 

「知らずとも良い・・・今なら白夜の魔眼の仕業になる」

「死ねぇぇぇぇぇぇ!!」

 

集団は一斉に2人を攻撃し始めます。

ほとんど魔力が残っていないセッケ。

 

為す術はありません・・・。

 

絶対絶命の国王・・・しかし・・・

「魔法が・・・魔力が小さく・・・」

攻撃がかき消されてしまったのです。

 

「国の危機に乗じて王家に仇なす反王政の貴族共・・・貴様らは悪だ

男が現われ、1人で集団を圧倒しました。

 

その場の誰もが圧倒的な魔力に気圧され、動くことができません。

 

「ご無事ですか国王?」

男は国王に問います。

 

「無事な者かダムナティオ!余の服が汚れておる!」

国王は返しました。

 

男の名はダムナティオ・キーラ

キーラ家の者です。

 

そのダムナティオはある気配を感じていました。

「ついに現われたな・・・」

 

そして断言します。

「王家の正義の元に・・・必ず断罪してやる・・・悪魔憑きめ!

 

アスタに迫るのは・・・王家の正義・・・!?

 

ブラッククローバーの最新『216話』の感想と考察

国内がボロボロになり、

敵国からの侵略を懸念するユリウス。

 

これは当然のことですね。

 

それに伴って隣国の正体が少し明かされました。

 

トランプの種類の名前のついた隣国は

どれ程の力を持っているのでしょうか・・・?

 

初代魔法帝とエルフの王が力を合わせても勝てなかった悪魔。

 

個人的には、その悪魔を倒したユノとアスタは

かなりの力があると思います。

 

それに加え、魔法帝ユリウス

 

団長の面々を見ると、他国より強いのでは?と思いますが・・・

そうでもないのでしょうか。

 

隣国との争いはどのような展開になるのか楽しみですね!

 

その前に国内を治めるということで、

新たな王族、〝キーラ家〟が登場しました。

 

あの国王の一族ということで性格が悪そうですね・・・。

 

同じく王族のヴァーミリオン家シルヴァ家

間違いなくアスタを認めています。

 

その辺りが助けになり、国民が味方するのではないでしょうか。

 

アスタが死んでしまっては物語が終わってしまいますからね。

 

次回は、またしてもアスタの人間性が評価されると予想します!