こちらの記事では(2019年9月9日)に発売された

神緒ゆいは髪を結いの最新話『25話』のネタバレや感想、考察

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神緒ゆいは髪を結いの最新話『25話』のネタバレ

感動しない音

アヤ子

「れ……連弾ですって!?」

「あなたが…私とこのパイプオルガンを!?」

 

パイプオルガンで死の旋律を奏でるアヤ子に追いついた鍵斗。

 

そんな鍵斗はアヤ子に『連弾をしよう』と言い出したのでした。

 

アヤ子

「…邪魔よどきなさい!!」

椅子に一緒に座ってくる鍵斗をアヤ子はどかそうとします。

 

アヤ子

「というか…あなた…弾けるの…?」

どく様子のない鍵斗に、アヤ子はそんな疑問をぶつけたのでした。

 

鍵斗

「パイプオルガンくらい…セレブの嗜みだろ!!」

 

そう言う鍵斗に対し、蟲は「アヤ子の演奏を邪魔するな」と言い、

またアヤ子も…。

 

アヤ子

「それにしても…よく近づけたわね…」

「音」が聞こえているなら死に近づくはずなのに」

 

そう聞きます。

 

その疑問に鍵斗は…。

 

鍵斗

「実は音色に感動してねーからかな…」

と言いますが、

実際は首に少しゾンビ化が見られる鍵斗。

 

鍵斗

「あんたの音…「前」と比べちまって…どうもな…」

「炎火のときは「恐怖」だったけど…」

「音も「感動」しねーと効かねーのかもな」

そう言う鍵斗に対し、

アヤ子は自分の「元」の音を聞いたことあるのか?と言います。

 

鍵斗

「あとでサインくれよ」

「俺はお前の前の音の方が好きだ!」

そんなアヤ子に鍵斗はそう言うのでした。

 

ゆいの中に巣食う蟲

アヤ子

「失礼な奴ね…」

「…今すぐ蹴り殺してやりたいけど…」

「演奏を中断してもし神緒ゆいに逃げられても困るわ…」

「助かったと思いなさい」

その言葉に鍵斗は強く反応!

 

鍵斗

「なぁ……あんたなぜ執拗にゆいを狙う!?」

昔は優しい音色を奏でていた、

天使のヴァイオリニスト・アヤ子にそう聞いたのでした。

 

アヤ子

「何も知らないのね…あの女は今ここで殺さないと…」

「取り返しがつかない!!」

「あの子の中にいる…『三尸九蟲』…」

”あれ”が彼女を乗っ取ったら“黒”どころでは済まないわ」

 

多くの蟲が“衝動”を力の源とし、

宿主の感情を増幅させ共生する中、

その蟲はゆいが衝動をためこむたびに力をつけ、

いずれ本人を完全に乗っ取る蟲。

 

『最後には彼女を純然な修羅、鬼に堕す!!』

 

そうアヤ子は言うのでした。

 

アヤ子

「むしろ…今の“黒”の人格は…蟲を表に出さないための人格」

「衝動を発散し、内なる蟲と戦って…“白”を守る為の―」

騎士(ナイト)なのよ」

 

そしてアヤ子は、“黒化”程度のうちに、

蟲ごとゆいを殺すべきだと、

それが自分の役目だと言います。

 

鍵斗

「……蟲の力の源は“衝動”…なるほど…だからか…」

“衝動”の量が蟲の力の強さ。

 

鍵斗

「だからお前の“音”はオレに届いてねーんだ」

 

そう言われたアヤ子は激高し、

肩で鍵斗を椅子から追い出して死の旋律を弾こうとします。

 

ですが、鍵斗はアヤ子の後ろに回り、

アヤ子の背後から手を伸ばし

パイプオルガンを弾こうとするのでした!

 

連弾バトル!

誰でもいいわけではない死の旋律。

 

鍵斗

「だから丁度いい…オレの演奏は意味がない!!」

「だからこそ「オレの音」は死の音色を邪魔できるってことだ!!」

 

綾子

「無駄よ…逆に天才の私は演奏であなたの音をかき消すわ!」

そして2人のどちらの衝動が強いか、連弾バトルが始まったのです。

 

千鶴

「来た…」

「聴こえてくる…!?」

一方、屋上のゆい達の元にもその演奏は聴こえてきます。

 

奈央

「ゆい…耐えて…お願い…」

そう言いながらゾンビ化の進む黒ゆいの耳を塞ぐ奈央。

 

そして、炎火と千鶴はシンバルとサックスを鳴らし、

死の旋律をなんとか掻き消そうとしたのでした。

 

アヤ子

(何こいつ…)

(確かに弾けてるけど…たいして上手くはないじゃない…)

(すごいズレよ…)

鍵斗の演奏はアヤ子には遠く及ばないレベル。

 

そのレベルにアヤ子は

鍵斗がすぐに力つき死ぬと判断しますが…。

 

鍵斗

「なぁアヤ子よ…」

「連弾に大切なこと…わかるか?」

鍵斗はアヤ子に突然そんなことを聞き始めます。

 

そして…。

 

鍵斗

「楽しむこと!」

「それと…」

「相手の気持ちが…分かることだ…」

「お前さ…」

「お姉ちゃん殺すんじゃなくて」

「守りたいんだろ?」

そう言い出したのでした!

 

その言葉に衝撃を受けた様子のアヤ子。

 

そんなアヤ子に鍵斗は自分もゆいを守りたいと言い、

だからこそアヤ子の気持ちが

手に取る様に分かると言うのでした。

 

鍵斗

「死の旋律なんて偽の音!だからオレは感動しねェ!!」

「お前の弾きたいのは…これだろ!!」

鍵斗が『守りたい』という衝動で弾き始めたのは、

アヤ子のデビュー曲。

 

アヤ子

「やめっ…」

「やめて…」

「やめ…」

「あなたと弾いてると……」

「死の旋律にならない…」

アヤ子の音はそんな鍵斗に引っ張られ、

『楽しい音』になっていたのでした。

 

鍵斗

「もう嘘の“衝動(おと)”に縛られるのはやめろよ…」

そんな音をアヤ子が奏で始めたのを見た蟲は、

「耐えられねぇ」と、

パイプオルガンからズルズルと這い出てきます!

 

鍵斗

「拘束髪結い・改!!」

「直で蟲しばり!!」

そこを見逃さなかった鍵斗!

 

這い出てきた蟲を鎖で縛りつけたのでした!

 

鍵斗

「オレはあんたをしばらんぜ」

「むしろがんじがらめの使命から…」

「ほどいてやるよ!」

 

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以上が神緒ゆいは髪を結いの最新話『25話』のネタバレでした!

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神緒ゆいは髪を結いの最新話『25話』の感想と考察

鍵斗が大活躍の回でしたね!

 

あれだけ「行っても無駄だ」

「やめておけ」と言われた鍵斗。

 

ですが、実際はそんなに苦戦するわけでもなく、

アヤ子と対話し、

連弾をしていく中でアヤ子に変化を与え、

その結果這い出てきた蟲を確保!

 

肝心かなめの所では頼りになる男という感じでした!

 

しかし、衝撃的だったのが、

アヤ子の口から語られたゆいの中の蟲の正体

 

アヤ子の言うことが全て正しいわけではないでしょうが、

どうやらゆいの中にいる蟲は特別な蟲で、

かなり凶悪な蟲とのこと。

 

これはどこかのタイミングでその蟲にゆいが乗っ取られ、

それを鍵斗が救うみたいな話もその内あるかも知れませんね。

 

…という先の展開はともかく、

とりあえずの所は死の旋律の原因となっていた蟲は撃破!

 

あとはアヤ子の心を救うだけという所まで来ました!

 

既に不敵だったアヤ子が途中から取り乱し、

結構可愛い表情も見せてくれていましたが、

次回、アヤ子が鍵斗にどう救われ、どう変化していくのか?

 

楽しみですね!

 

まとめ

ここまで神緒ゆいは髪を結いの最新話『25話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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