こちらの記事では(2019年8月5日)に発売された不死身の特攻兵の最新話46話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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不死身の特攻兵の最新話46話のネタバレ

車の中、密談

謎の男と一緒に車に乗った佐々木。

 

「本当に特攻から生きて戻ってこられるんだな」

 

「あ、あなたは……?」

「俺は陸軍大将高石邦雄

八鉱第六隊、石腸隊の隊長だ」

 

高石と名乗った男は、

新しくやってきた特攻隊の隊長なのだという。

 

彼は身に着けていたフードを取ると、

腹割って話そうじゃないか、と話を切り出した。

 

「佐々木、教えろ。

どうやったら、特攻を回避できる」

 

「……生きて帰ってこられる方法があるのなら

せめて仲間だけでも助けてやりたいんだ!」

 

佐々木は少し言葉に詰まったが、

自分の今までの経験を話した。

 

岩本大尉の改造を。

しかし、なおも特攻を強要されていることを。

 

それを聞くと、

高石は諦めたようにつぶやいた。

 

「とてもじゃないが、

俺の仲間にそんなことをさせるわけにはいかないな。

死ぬまでに何度も特攻に行かせられることが回避とはいえんよ」

 

その言葉に、佐々木は沈痛な面持ちで返す。

 

「ですが、高石大尉殿。生きて内地に帰られる、望みはあります」

「ないさ」

「えっ!?」

 

佐々木が素っ頓狂な声をあげる。

続く彼の言葉に、彼は困惑せずにはいられなかった。

 

「陸軍を甘く見るなよ。

彼らは必ずお前を消しにかかる。

その時、きっとお前は地獄を見るだろう」

 

「……特攻は死ぬも地獄、生きるも地獄だな」

 

会話している内、車が止まった。

目的地についたらしい。

 

壮行会

「お前も寄って行けよ、佐々木」

「どこですか、ここは?」

 

「俺たち石腸隊は一宇隊と共に、

明朝特攻作戦に出撃するんだ。

今夜は夜通し、その壮行会だ

 

先ほどまでふつうに話していた高石が特攻へ行くことに、

ショックを隠し切れない佐々木。

 

呼び止めるが、高石は壮行式が行われている建物の中に

入っていってしまう。

 

だが、高石の沈痛な雰囲気は裏腹に、

壮行式の雰囲気は和やかだった。

 

「ほら! 筋肉触ってください!」

「ヤダァ♪」

「見ろ、紅白餅だぞ!!」

 

特攻隊の出撃前夜ということは、

壮行式にいる全員は、明日に死ぬ身である。

 

にも関わらず、

壮行式の雰囲気はとても穏やかだった。

 

「おや?佐々木じゃないか」

「あ、ありがとうございます……えっと、その」

 

佐々木に声をかけてきたのは恰幅の良い男だった。

寺田斎一陸軍中将である。

 

だが、佐々木は彼の顔を知らず、

まごついてしまう。

 

「この寺田は新任の第二飛行師団長だ。

知らんのも無理はないな。ハハハ」

「失礼しました!師団長殿!」

 

寺田は軍人らしからぬ朗らかさで笑うと、

岩本のことを語りだした。

 

今、佐々木達がいる屋敷は、

かつて岩本が富永司令に呼び出され、

そこで万孕隊の名前を賜った、まさにその場所なのだと。

 

その話をするときの寺田の顔は、

何かに敵意を示すような、厳しい視線だった。

 

彼は笑顔で会釈をすると、

今宵は宴会だ、楽しんでいけと言い残し、

宴会の群に加わっていった。

 

特攻の「歌」

佐々木は、寺田を見送りながら、

四飛団の参謀長を思い出していた。

 

(なんて優しいお方なんだ!!うちの参謀長と全然違う!!)

いいなぁ、みんなは……ちゃんと信頼できる上官がいて)

 

寺田が宴会に加わっても、

隊員たちは笑顔のままだった。

 

また、将校たちもまた、

隊の皆を支えているようだ。

 

(だからみんなは、辛い時でもこんなに穏やかでいられるのか

 

(――それに引き換え、僕は1人ぼっちだ……)

 

(明日死ぬ身だとわかっていても、

仲間がいるみんなが羨ましい……)

 

宴会が進むうち、

1人の男が「細田中尉」に声をかける。

 

「せっかくシライから女子が来とるんだ!

踊っていいところを見せつけてやれよ!」

「まぁ見てみたいわ」

「それじゃあ……皆さんご唱和ください!」

 

細田中尉は面白いおかしい動きをしながら、

楽し気な歌を歌い始める。

 

「ワハハハ!なんじゃその唄は!」

「まぁ、面白い方」

 

細田中尉の楽し気な歌と踊りに触発されたのか、

高石が上半身裸になり、

「伴奏がなければ寂しかろう」と音色を奏で始めた。

 

「まぁ、ハーモニカよ」

「素敵な音色ね」

「ちょっと隊長殿!

さては自分をダシに使いましたね!?」

 

高石の芸に、明るい笑いが漏れ出る。

だが、その音色を聴いた佐々木だけは、

1人涙していた。

 

「どうした佐々木」

「すいません、煙草の煙が、目に染みて……」

 

佐々木はその場にいるのがつらくなり、

崩れ落ちる。

 

(彼らのことが羨ましいだなんてッ!

なんて僕は莫迦なんだ!)

 

(彼らは……笑うしかないんだ!

万孕隊のみんなも、そうだったじゃないか!)

 

(――そうでもしなければ、

自分を保っていられないんだッ!!!)

 

1人泣き、後悔に沈む佐々木。

その耳に、聞き覚えのある声が入ってくる。

 

「佐々木お前は……

戦地で如何なることが起きようとも、

その笑顔を絶対に忘れてはいかんぞ

「岩本大尉殿!!」

 

もちろん、それは佐々木の見た幻覚だった。

 

(岩本大尉殿は……こうなるのがわかっていたのだろうか)

 

夜は徐々に深まり、

特攻の時間が迫ろうとしていた。

 

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以上が不死身の特攻兵のネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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不死身の特攻兵の最新話46話の感想と考察

毎回ながら、

「自分が死ななければいけない」

という狂気の状況の中における感情の機微が、

とても美しいと思いました。

 

特に佐々木が自分の感情に後悔して涙を流すところは、

綿密な取材の元に物語をくみ上げた原作者の方

ならではの表現でしたね!

 

痛ましい話ですが、

だからこそ、私たちは忘れてはならないのだと

思いました。

 

今後ですが、

結局高石たちは特攻してしまうのでしょう。

 

「死にゆく」人たちと、「生きる」佐々木との対比

主に描かれていくのではないでしょうか。

 

次回以降も楽しみですね!

 

まとめ

ここまで不死身の特攻兵の最新話46話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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