こちらの記事では(2019年9月5日)に発売された

BUNGO-ブンゴ-の最新話『200話』のネタバレや感想、考察

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BUNGO-ブンゴ-の最新話『200話』のネタバレ

遠のく勝利

静央 対 富士ヶ丘の試合。

5回の裏、富士ヶ丘の攻撃でした。

 

追い込んだ3番河村に、

決め球のジャイロスライダーを投げ込んだ静央のエース鮎川瑛大

その球を・・・河村はバックスタンドへと放り込んだのです。

 

スコアーボードには〝3〟の文字が表示され

3対5と富士ヶ丘に逆転を許した静央。

 

〝天才〟河村は逆転スリーランを放ち、

13打数13安打9本塁打という驚異的な数字を残したのです。

 

打たれた瑛太は・・・マウンド上で手を膝について下を向いています。

 

4番対エース

ダイヤモンドを1周し、ベンチへと帰った河村をチームメイトが讃えました。

息を吹き出しながらベンチへ座る河村。

 

そんな河村をベンチの中から睨み付ける男がいました。

チームメイトの碓井です。

 

碓井は河村の態度、過度な自信、顔・・・全てが気に入らないのです。

只1つ・・・打撃技術を除いて・・・。

 

一方、静央のベンチは慌ただしく動いていました。

選手を呼びブルペンへで投球練習の指示を出す野田監督。

 

その野田監督がグランドへと視線を向けると・・・。

マウンド上には静央の選手たちが集まっていました。

 

選手たちは瑛太に声をかけ・・・それぞれのポジションへと散って行きます。

 

間瀬の救援

ピッチャーの交代はありませんでした。

瑛太が迎えるバッターは4番の西浦

 

投じた初球・・・西浦が打った打球は高々とセンターへ上がり・・・。

センターの間瀬が打球の落下点へと走ります。

 

打球へと飛ぶ間瀬・・・・。

静央の選手たちは息を飲んで見守ります。

 

地面に伏せる間瀬は、グラブを頭上に上げました。

グラブの中に入っている白球。

 

静央は5回の攻撃を、何とか乗り切ったのです。

 

ベンチに戻る静央ナインとグランドへと散っていく富士ヶ丘ナイン。

静央の選手たちは円陣を組み、野田監督は選手たちに指示を出しました。

 

体勢は・・・?

スタンドから試合を見守る人々・・・。

 

富士ヶ丘のエース、碓井の今日の出来

エースが打ち崩されたダメージ・・・流れ、空気、残りイニング・・・。

全てを鑑みると大勢は・・・。

 

U-12日本代表の伴野は球場の空気を見て、席を立ちました。

もう勝負はついた・・・。

 

その判断を遮り、伴野を止めたのはU-12のエース家長

家長にはある可能性が見えているのです・・・。

 

まさにエース

いい球だったんだがな・・・あそこまで飛ばすかね、河村の奴」

ベンチに帰った瑛太が呟きました。

 

「瑛太・・・」

キャッチャーの袴田は、哀れむような表情で強がる瑛太に声をかけます。

 

「ん?・・・なんだその表情は?」

袴田の表情を見て不機嫌になる瑛太。

「お前も納得してサインを出したんだろ?もっと責任を感じた顔をしろよ」

瑛太は袴田にそう言いました。

 

「むっ・・・」

言葉を詰まらせる袴田。

 

そんな袴田に半分はお前の責任だ、と瑛太は言い切ったのです。

さらに・・・。

「良かったな、ノダ・・・もう1本打てば間違いなくお前がヒーローだ!

逆にチャンスが来たと主砲の野田に伝える瑛太。

 

「んだと・・・」

野田はそう言い返しました。

 

ベンチから立ち上がる瑛太は、後輩たちにも声をかけ始めます。

「コラ1年・・・こういう時こそお前らが元気を出してチームを活気づけろ

 

「あ・・・すいません」

謝る後輩たち。

 

「お前たちが逆転の立役者になるんだ・・・頼むぞ・・・」

瑛太は後輩たちを奮い立たせる言葉を送ったのです。

 

「打たれといてよく言うじゃん」

「それだけ強がるメンタルがあるなら心配ないネ」

真琴と間瀬が瑛太の様子を見て話しています。

 

「アレは俺のベストピッチングだった・・・打った方を褒めるしかないさ」

瑛太は割り切っているようでした。

 

「さぁ、切り替えていこう!試合が面白くなってきた所だぞ!!」

 

その様子を見ていた野田監督。

スマン、瑛太・・・敬遠の指示を出すべきたった・・・」

声に出さず、そう思ったのです。

 

野田監督は、河村との打席を自分のミスだと思っていました。

自分が・・・河村という男の力量を見誤った・・・と。

 

しかし、それと同時に瑛太を評価していたのです。

この状況で動揺を微塵も見せず、言葉でチームを鼓舞し続ける瑛太

 

「立派に成長したな!!その姿勢こそ、まさにエース!!

野田監督は、心の中でそう瑛太を讃えたのです。

 

そんな瑛太の様子を、真剣な眼差しで見つる文吾。

よく見ると・・・瑛太はブルブルと震え、動揺を隠しきれていなかったのです。

 

「・・・瑛太!!」

思わず文吾は呟きました。

 

まだ

2年前なら僕も席を立っただろう・・・」

伴野を引き止めた家長が口を開きます。

 

「でももし・・・彼が投げるような事があるのなら・・・まだ帰らない方がいい

家長が伴野を引き止めた理由・・・それは文吾の登板を考えてのことでした。

 

今、文吾はベンチで闘志を燃やしているのです。

 

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以上がBUNGO-ブンゴ-の最新話『200話』のネタバレでした!

 

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BUNGO-ブンゴ-の最新話『200話』の感想と考察

河村の逆転スリーランを浴び、瑛太は動揺を隠しきれていませんでした。

 

しかし、ベンチに帰ってからの瑛太は動揺を見せません。

その様子を見た野田監督も、〝まさにエース〟と讃えました。

 

そんな瑛太を見つめる文吾。

瑛太の姿に何がを感じ、闘志を燃やしています。

 

次回は文吾が投げることになりそうですね。

天才・河村の快進撃を止めるのは怪物・石浜文吾であってほしいです!!

 

まとめ

ここまでBUNGO-ブンゴ-の最新話『200話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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