こちらの記事では(2019年8月21日)に発売された

巨竜戦記の最新話『3話』のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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巨竜戦記の最新話『3話』のネタバレ

叢雲の剣

竜と戦う一族の末裔と名乗る謎の巫女「神代小宵」

竜を倒すことのできる唯一の武器である

「叢雲の剣」が入った木箱を差し出された鋼は

幼馴染みである栞の仇を討つため

覚悟を決めて木箱の蓋を開けました。

 

しかし、その中に剣の形をしたものは何もなく

干からびた長細い植物の根っこのような物体

ポツンと入っているだけでした。

 

戸惑う鋼に神代はその叢雲の剣を掴んでみろと勧めます。

 

鋼はもっとすごい武器が手に入るものだと思っていたので

がっかりしますが、その時剣が小さく鳴き声のような音を出し

神代は注意深くその音に耳を澄ませていました。

 

直後、鋼のスマホに友人の優から着信があり

栞の事で落ち込んでいたことを心配してるのか

今はどこにいるんだと尋ねてきます。

 

鋼は助かったとばかりに、

これまでの経緯を軽く説明し

栞とのLINEに既読がついたことを興奮気味に話します。

 

会話の途中、神社の階段の下に「慈竜会」と書かれたバンが止まり

鋼はそれを見て、神代達は慈竜会の人間だと判断し

優に、今は慈竜会の人たちと一緒にいると答えます。

 

優はすでに彼らが怪しい新興宗教だと知っていたので

慌ててソイツらに近づいてはダメだと忠告しますが

神代が背後から鋼の後頭部を殴打し、鋼は意識を失います。

 

ブラックアウト後、しばらくして意識を取り戻した鋼は

ガタガタと移動する暗く狭い場所に閉じ込められていました。

 

そこは、先ほど見た慈竜会のバンに鎮座された木箱の中

男達に囲まれながらどこかに運ばれてる途中でした。

 

彼らは鋼の入った木箱の中に「叢雲の剣」が入っている

勘違いしているようでした。

 

慈竜会

鋼の入った木箱を取り囲んでいる男達は

探し回っていた叢雲の剣が手に入ったことを喜び

浮かれているのか様々なことを話し出します。

 

慈竜会の絶対的な教祖「聖様」に課せられた彼らの使命が

叢雲の剣の探索神代小宵の抹殺であること

彼女を取り逃がしてしまい目下捜索中であること

慈竜会が彼女を目の敵にしていることなどです。

 

一方、その神代は用田と共に既にトラックで逃走しており

神代はわざと鋼を慈竜会の連中に渡したと用田に説明しています。

 

慈竜会のバンに乗っている信徒の中には

神代の若く可憐な容姿に心を奪われたのか

一人だけしきりに彼女を擁護し、

聖様の考えすぎだと言う男がいます。

 

その発言を聞いた助手席に座っているリーダー格の男

懐から拳銃を取り出し、聖様を愚弄したとして

神代を擁護した男の頭を打ちぬき射殺します。

 

一連のやりとりを箱の中で伺っていた鋼は

先ほどの銃声で慈竜会が危険な集団だと察知し

なんとかバレないように息を潜めますが

バンが揺れた際に頭をぶつけ声を漏らしてしまいます。

 

慈竜会の男達はその声を聞いて驚きましたが

伝承によると叢雲の剣は「鳴く」らしく

車を止め、独特な祝詞をあげ剣の怒りを鎮めようとします。

 

その隙に鋼は手元を探り、スマホを発見して

電源をつけると、箱の中に先ほどの干からびた「叢雲の剣」があり

生きているようにズルズルと鋼の右腕に巻きついてきます。

 

驚き大声を上げますが、剣はどんどん体に巻きついていき

慈竜会の男達も流石にこの声はおかしいと騒ぎ出し

更にこの一連の危機にとどめを刺すように用田から着信が入り

とうとう箱の蓋が開けられてしまい、鋼は男達に取り囲まれます。

 

剣の正体

鋼は慈竜会の男達に囲まれ、

叢雲の剣をどこへやったと尋問されますが、

剣は鋼の体に巻きつているので

どう説明したらいいのかわからず適当に誤魔化しますが

リーダー格の男に拳銃を突きつけられ、殺されそうになります。

 

その時、慈竜会のバンにトラックが側面から衝突

バンは道路の脇へ吹き飛ばされ横転して

車中の全員はそのまま気を失います。

 

横転したバンから目を覚ました鋼が這い出すと

目の前には何故か神代が立っており

鋼に対する「試し」いよいよ大詰めだと言います。

 

追突してきたトラックには彼女と用田が乗っていたのです。

 

神代は鋼が剣を握った時に剣が「鳴いた」ので

剣に選ばれるかどうか試したのだと

困惑する鋼をよそに、淡々と説明します。

 

怒った鋼は彼女に抗議しますが、その右手には

剣がぐるぐると巻き付いており異常な状態です。

 

その時、慈竜会の男達も意識を取り戻し

神代の前に立ち塞がり拳銃を彼女に向け発砲しますが

とっさに鋼が身を挺してかばい、右肩に銃撃を受けてしまいます。

 

助けられた神代は鋼に用田が運転するトラックに乗って逃げろといい

自分は慈竜会の足止めをするために戦おうとします。

 

しかし、鋼は以前、栞を見殺しにしたことを後悔しているので

どうしても彼女を放っておくことができず、逃げることを止めようとすると

手に巻き付いていた剣が外れ、彼の肩の傷口へ飛び込んできます。

 

拳銃を持った慈竜会の男達に取り囲まれた神代は

危機的な状況にもかかわらず、男達を挑発します。

 

その挑発に乗って男の一人が拳銃を撃とうとしますが

突如、銃を握った手が切断され宙を舞い、地面に落ちたかと思うと

鱗をまとった黒く鋭利で大きな「尾」のようなものが

何本も現れ、男達を八つ裂きにします。

 

突然の状況で呆然とする神代の背後に

右手からその「尾」を生やした鋼が片膝をついて立っており

その顔の半分は黒い鱗に覆われ、片目は竜のように変化していました。

 

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以上が巨竜戦記の最新話『3話』のネタバレでした!

 

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巨竜戦記の最新話『3話』の感想と考察

いよいよ本格的に物語が動き出した第3話でした。

 

慈竜会という謎の宗教団体神代が敵対しており

彼らも叢雲の剣を手に入れようと目論んでいることから

この物語の対立構造の輪郭が見えてきました。

 

叢雲の剣の正体は小型の「竜」のミイラでしょうか?

となると鋼は竜と合体してしまったと思われます。

 

これからの展開は半分怪物になっていく主人公の葛藤

竜の存在や慈竜会の目的の謎が軸になっていきそうです。

 

まとめ

ここまで巨竜戦記の最新話『3話』のネタバレや感想、考察を

ご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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