こちらの記事では(2019年7月29日)に発売されたあさひなぐの最新話353話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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あさひなぐの最新話353話のネタバレ

インターハイ準決勝副将戦

それは半年前、

やす子が日本一になると宣言したことから始まりました。

 

いきなり来て日本一とは大きく出たとか、

唐突とか、フツー目指すでしょうという者もいれば、

先輩は強いですものね、とあきれている者も…。

 

しかし、日本一目指しましょうよ!

旭が笑顔で言ったあの時から、

アタシたちのインターハイは

始まったのだろうと思い返しながら

BEST4の戦いへと向かう将子。

 

積み重ねてきた先・・・

指先に、夢が触れる距離まで来ました。

 

インターハイの団体戦決勝リーグ、

BEST4に進出したのは以下の4校。

二ツ坂高校(東京)、比治山学院(広島)

沖縄光明高校(沖縄)、熊本東高校(熊本)

 

二ツ坂の相手は沖縄光明高校です。

 

先鋒文乃は引き分け、

薙は一本負け、えりが引き分けでした。

 

沖縄光明と副将戦、八十村将子選手の試合が始まります。

 

もう後がないという中でも、果敢に攻める将子。

 

いきなり角島は面を放ってきましたが、

将子は何とかかわします。

 

将子は、自分がここで落としたら終わりなので、

慎重にいかなければいけないと考えます。

 

試合を見守っている田所先生は、

最近の高校生は近間でガチャガチャした試合が多いと話していますが、

二ツ坂、今日頑張っていますよといわれて

予選三つ巴を思い出したようです。

 

ここまでもギリギリではないかと答え、

決勝にはふさわしい学校が残るでしょうと一言。

 

将子は面を取られてしまいます。

 

二本リードされていますが、将子は落ち着いていて、

野心と書かれたニツ坂高校の部旗を見て

もう一度気合を入れ直します。

 

二本目が始まります。

 

決勝進出は熊本東

その頃もう一面のコートでは、

熊本東が勝って決勝進出を決めていました。

 

自分たちの席に戻り決勝戦の相手を待つ間、

熊本東はしんとしています。

 

時折歓声が聞こえて戸井田は背筋をピンと伸ばし、

決勝の相手は二ツ坂が来るかと考えています。

 

そこに準々決勝で戸井田と試合をした

大分北西の沖野が声をかけ、

中学で薙刀を始めてからずっと熊本東に憧れていて…

戸井田と試合をしてみたいと思っていたと言います。

 

戸井田は私のことなんか知らないと思うけれど、

私はずっと見ていて、

同学年なのに変かもしれないけれど、

それを目標に三年間頑張ってきて、

現役最後に戸井田と試合ができて

本当にうれしかったと伝えます。

 

一言お礼が言いたくてという沖野に、

良い思い出ができたかと戸井田は尋ねます

 

ハイ。これで心置きなく…と言う言葉を遮るように、

鋭い目で早く去れと言います。

 

そして自分が弱かった言い訳に私を使わないで欲しい、

不愉快極まりないときつい口調で言いました。

 

大分北西の沖野は足早に去っていきました。

 

怖すぎたかと振り向いた戸井田に、

吉里はカッコイイと言います。

 

初めてなのに…勝って当然!?

萩は木庭に、私たちは去年のインハイは

上から見ていただけだよねと確認します。

 

百合音も島田も、戸井田以外は全員インハイは初めてなのに、

周りのあの子たちは、私たちが勝って当然と思っているといいます。

 

木庭も周りを見ながら頷きます。

 

そしてあの子たちは負けてもきれいな思い出が残るけれど、

自分たちが負けたら挫折と汚名しか残らない。

 

不公平な気がするのはおかしいかなと萩は考えるのでした。

 

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以上があさひなぐのネタバレでした!

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あさひなぐの最新話353話の感想と考察

決勝進出をかけてBEST4の戦いです。

 

二ツ坂は、一敗二分けで後がありません。

 

そんな中での副将戦、将子も一本取られてしまいます。

 

しかし将子はとても落ち着いています。

 

もしかしたら、このプレッシャーですら

楽しんでいるのかもしれませんね。

 

半年前に突然降ってきた夢物語が、

本当にもう目の前まで来ているのです。

 

もう一つの準決勝は順当に熊本東が勝ちあがっています。

 

しかも戸井田は個人戦で優勝もしています。

 

でも去年の大会メンバーで残っているのは、戸井田だけです。

 

熊本東の校名を背負っていると、

周りの人たちから見ればみんな強い人と見られて

負けることは許されません。

 

そういうプレッシャーにも勝って、

試合にももちろん勝たなくてはいけません。

 

その一番プレッシャーがかかっているときに、

自分の思い出や思い入れのために挨拶にやってきた大分北西の沖野。

 

戸井田の集中も切らしてしまったし、

冷たい目で見られるのは当然のことだと思います。

 

まして同じ薙刀を頑張ってきたならば、

試合前の相手のメンタルもわかってもいいと思います。

 

全部の試合が終わってから同じことをしたならば、

戸井田も笑顔でお疲れ様くらいは言ってくれたのではないかと思いました。

 

戸井田のすることなら、

あの怖い態度でもカッコイイと言ってしまう吉里、素敵です。

 

二ツ坂はこれからどうやって逆転して、

決勝進出となるのでしょうか。

 

二年生コンビで決勝進出を決めて欲しいと思います。

 

まとめ

ここまであさひなぐの最新話353話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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