こちらの記事では2019年08月01日に発売された
逃亡者エリオの最新話2話のネタバレや感想、考察を
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逃亡者エリオの最新話2話のネタバレ
苦悩するバルド
警吏長のバルドはエリオに殴り倒されたことを思い出しています。
ギリッ！
奥歯を噛みしめるバルド。
「警吏長・・・始めていいか？」
そんなバルドに声をかけた男は手に斧を持っています。
斧を持つ男の前には、手を縛られ、目隠しをされた1人の男が跪いていました。
今、まさに処刑が始まろうとしていたのです。
跪く男に近づくバルド。
「ロドリゴ・エスキーペ・・・あなたは斬首刑となります」
ロドリゴという男は、女性を襲い、
それを止めようとした男性を殺した罪に問われているようでした。
「フン、私は貴族だ！何が悪いものか」
開き直るロドリゴ。
「早くやって！」
その様子を見ていた住民から声が上がります。
「わかってるよ野次馬ども・・・一撃でその首落としてやる！！」
処刑人はそう言いながら斧を振り上げます。
しかし、ロドリゴは処刑人に応戦しました。
首を置いていた台を処刑人に投げつけたのです。
「クソが！」
そう言いながらのけ反る処刑人。
ドッ！
ロドリゴは斧を奪い、処刑人の顔面に斧を振り下ろしました。
「が・・・あ・・あぁぁ」
顔から血しぶきを上げる処刑人。
「こっ・・・殺しやがった」
「きゃあ！」
その様子を見ていた野次馬から悲鳴が上がります。
「人が死んだくらいでうろたえるな」
未だに傲慢な態度をとり続けるロドリゴ。
「傲慢な態度・・・罪人は誰しも救いがたい」
バルドはロドリゴの態度に気を悪くしているようです。
しかし、自分は貴族だというロドリゴの態度は変わりません。
「頭が高い。まず名を名乗れ無礼者」
「カスティージャ南部警吏団長、バルド・ガルシア」
名乗るバルド。
「警吏長か！なら貴様を殺せばここは丸く収まるな・・・！」
そう言いながらロドリゴがバルドに斧を向けます。
次の瞬間・・・
ロドリゴの首が宙に舞いました・・・。
いつの間にか剣を抜いていたバルドが一瞬で首を斬ったのです。
「私が全ての罪を断つ」
そう宣言し、バルドはその場を後にしました・・・。
砂漠を歩く2人
「暑い・・のどかわいた・・・足痛い・・・」
「腹減った・・・ねむい・・・」
ララとエリオは今にも倒れそうな様子で砂漠を歩いています。
バルドに連行され、処刑されそうになっていたララを助けたエリオ。
「私・・・ヴノロ伯を殺してない」
ララは自分の罪が濡れ衣だということをエリオに話しました。
「うん・・・まぁそんな気はしてたよ」
エリオはララが無実なことを気付いていたようです。
逃亡中、裸足で歩くララにエリオは靴を差し出します。
「・・・や、いいよ」
しかし、ララはそれを断りました。
「・・・そう」
エリオは少し沈黙し、答えました。
ララは元罪人であるエリオの靴を履くことをためらったのです。
エリオもそのことに気付いていました。
気まずい雰囲気になる2人・・・。
「きゃあ！」
突然ララが声を上げます。
歩いていたララの背中に、蛇が落ちてきたのです。
ララの服をまくり上げるエリオ。
ララは胸を見られ顔を赤らめます。
しかし、エリオは蛇にしか興味がありませんでした。
「食糧だ！追え！」
エリオは蛇を追いかけていきます・・・。
「つかまえた」
笑顔で蛇を持ち帰ってきたエリオ。
蛇の首を落として食べる準備をし始めます。
その様子を信じられないという表情で見守るララ。
「エリオ・・・あなたどんな暮らしをしてきたの？」
「どんな・・・」
しばらく黙るエリオを見て、ララは聞いてはいけないことを聞いてしまったことに気付きます。
それでもエリオは答えました。
「弟がいた・・・2人で暮らしてた・・・今は・・・もういないけど」
ララは身内殺しの罪でエリオが監獄に入れられていたことを思い出します。
エリオが殺したのは弟・・・？
蛇の首を落とし終えたエリオですが、まだ動く蛇は尻尾をエリオの腕に巻きつけました。
途端にエリオの表情が一変します。
謎の人物に腕を掴まれている感覚に陥るエリオ・・・。
過去に何かのトラウマがあるようです。
ララはエリオに背を向け、考えていました。
エリオを罪人だと見下していた自分が恥ずかしい。
自分は無力で、身勝手な人間だ・・・と。
心を開くララ
「はいお待ち」
蛇の丸焼きをララに差し出すエリオ。
ララは恐る恐る蛇を口へと運びます。
「かたい・・・けど・・・美味しい・・・かも」
ララは意外な表情を見せるのでした。
2人は話しながら蛇を食べ始めます。
「エリオ・・・お願いがあるんだけど」
食べ終えたララが口を開きました。
「靴・・・借りてもいい？」
自分の靴を差し出すエリオ。
「・・・ありがとう」
ララは申し訳なさそうな・・・けれど少し嬉しそうな表情で靴を受け取るのでした。
刺客現る
エリオとララは森の中を進みます。
必死にエリオの後に続くララ。
すると、エリオが急に立ち止まりました。
ガサッ
茂みから物音が・・・
「猫・・・」
2人の前に現れたのは黒猫でした。
黒猫を前によだれを垂らすエリオ。
「まさか・・・食べないよね・・・？」
そう尋ねるララを尻目に、エリオは動きます。
「待て待て待て待て！」
次の瞬間・・・突然草むらから2本の剣が伸び、エリオの首を挟みました。
「あ～もう最悪・・・虫多いし靴汚れるし・・・」
そう言いながら現れたのはし黒いドレスを着た少女です
固まるエリオ。
「私が今両手を引けば、あなた死んじゃうのよ」
少女はがっかりした表情でエリオを見下ろしました。
「エリオ！」
ララは叫びます。
「あ、慌てないで。あなたも殺してあげるから」
少女は平然とララに告げ、さらに続けます。
「私はデボラ、この猫はバウラ、前国王の血を引くララ・れずモンドを・・・殺しに来たの」
少女の言葉を聞いて驚愕の表情を浮かべるララ。
「前国王の血を・・・私が引いてる？！」
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以上が逃亡者エリオのネタバレでした！
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逃亡者エリオの最新2話の感想と考察
先週の週刊少年チャンピオン34号から始まった『逃亡者エリオ』。
シュガーレスや錻力のアーチストの作者である細川先生の新作作となります。
14世紀のヨーロッパを中心に描かれており、主人公エリオは監獄にいる囚人として登場しました。
監獄内で千人倒したものを釈放するというルールを達成したエリオ。
そんなエリオが偶然助けたのは、濡れ衣を着せられたララという少女でした。
エリオとララを逃がしてしまいリベンジに燃える警吏長のバルド。
死体の山を前にはしゃぐ、デボラという少女。
この2人がエリオの敵として登場しています。
今回の2話では、ララが前国王の血を引いているという衝撃の事実が明らかになりました。
デボラは手強そうですが、
齢18にして初めて大監獄で千人を倒したエリオなら負けないでしょう！
エリオの過去、ララの出生・・・
まだまだ明らかになっていない伏線が多くあります。
次回の第3話が楽しみです！
まとめ
ここまで逃亡者エリオの最新話2話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、
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