こちらの記事では(2019年7月25日)に発売された逃亡者エリオの最新話1話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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逃亡者エリオの最新話『1話』のネタバレ

監獄からの出所

14世紀、カスティージャ王国(現スペイン)

南東部 ヘル・ドラード監獄内

 

ヘル・ドラードでは、囚人同士を戦わせて

千人殺すと外に出られるというルールが存在する。

 

対戦場には様々な武器と死体、骨が転がる中

999勝を上げているエリオと対戦相手のアルベルト・ロホ

外にはギャラリーが集まっている。

 

47件の窃盗、18件の放火、

9件の殺人で斬首刑になったが、

処刑人をことごとく殺害した為に

この監獄に送られたロホは、

エリオの年若い外見から簡単に勝てると侮っていた。

 

「俺は生きるぜ クズ共の血ィすすって

死肉を喰らってでも千人殺して生きてやる」

 

「いいね そういう根性好きだよ」と

満面の笑みで答えるエリオ。

 

15歳で入所してから今までで3年経つが、

いざ外に出られると思うと寂しいとも感じると考えながら

斧を振り上げで襲い掛かってくるロホを、

エリオは素手で倒し1000勝を上げる。

 

監獄200年の歴史の中で初の出所となったエリオ

看守から素手で1000人倒した為、

誰一人死んでおらず、

恩赦を与える義理もないという嫌味を言われながらも

監獄を3年振りに出所した。

 

外の空気を一旦堪能したエリオは

監獄に向かい直って一礼してから立ち去ろとすると、

その姿を見ていた門兵に

二度と戻ってくるなよ、弟殺し」と声をかけられた。

 

カスティージャ王国は中世イベリア半島の中部に存在し、

王位継承争いや宗教対立、ヨーロッパ中に蔓延していた

黒死病の流行により多くの死者が出ていた。

 

騎士の娘として

そんな死がごく当たり前の日常の一部となっている

カスティージャ王国の街中を、

罪人として引き回されている一人の娘は

自身の父親を殺害したとされているララ・レズモンドだった。

 

警吏長のバルド・ガルシアから

レズモンド伯殺害の容疑をかけられた時、

最初は無実を訴えたララ。

 

しかし、その場に居合わせた

レズモンド家の使用人からこう言われてしまう。

 

「先の王が定めたこの国も、

法ではたとえ罪無くとも他人から汚名を着せられた者は

財産と世間体において死んだものとされます。

ララ様、あなたは今…死んだのです

 

真犯人を見つければ無実を証明できるが、

訪れた死を前にあがく無様な事を

騎士の娘ならするはずがないと言われ、

ララは罪を着せられた運命と

先の死を受け入れようと決めるのだった。

 

死者の魂は死ぬ時の様で決まるとも言われており、

ララは罪を着せられても

騎士の娘と誇り高く死のうと思っていたが、

急に涙が溢れて座り込んでしまう

 

町の人間は立ち上がれないララに対して

「みっともない」「潔く死ね」と罵り石を投げつけてくる。

 

そんなララの姿を目撃してしまった

出所したばかりのエリオはララに駆け寄り手を差し伸べるが、

引率していた警吏官たちに

罪人に手を貸したと斬りつけられそうになる。

 

軽い身のこなしで

警吏官たちに攻撃をかわすエリオに、

警吏長であるバルドも剣を抜く

 

エリオの手枷に気付いたバルドから

”逃亡中の罪人”なのではと疑いをかけられるが、

誤解だと釈明するエリオ。

「けど罪人ってのはあってる。

俺はエリオ・サンチュス。弟を救えなかった罪人だ

 

身内殺しである穢れたエリオが

カスティージャの地を歩き回るのが我慢できないというバルド。

 

「法をやぶり神が造ったこの世界を穢す者は私が斬る」

 

しかしエリオは、自分が信じているのは

ヘル・ドラードから出てきたこの体だけだと語る。

 

監獄では、皆命を諦めずに1000勝を目指して戦い続けていた。

 

だから自分の命を簡単に諦めもしないし、

奪おうとするなら神も法も運命も殴り飛ばすと言うエリオ。

 

二人の旅立ちと不穏な影

そんなエリオの言葉に

ララは「私でも生きたいと思っていいのか」と質問すると、

エリオはまた笑顔で「いいんじゃない?」と答える。

 

そんな身勝手は許されないというバルド達を

エリオはあっさり倒し、ララの枷を外した。

 

ララと話したエリオは

人殺しには見えないと素直な感想を述べるが、

ララは本当のことをしゃべる事や

自分に与えられた罪を認めずに

生きたいと願うことが許されるのかと

自問自答し黙ってしまう。

 

「とりあえず逃げよう」と言うエリオに

手を引かれて二人は走り始めた。

 

ララは簡単に逃げようとするエリオに、

「カスティージャの男は勇敢で忍耐強くて実直であるべき」

と言っていた父親の言葉を話した。

 

しかし、「じゃあ君の父親とは話が合わないな」と

あっさり切り捨てるエリオに

ララは逃亡中にも関わらず笑ってしまう。

 

ララは、父とも自分の周りにいた人とも

全く違う感覚を持つエリオに好感を持ち始めていた。

 

2人が逃亡している同時刻、

ある屋敷では伝達者の”鳩”と呼ばれる女性の首が急に飛んだ。

 

首を飛ばしたデボラに

”先生”と呼ばれる女性は一応の注意はするのものの、

デボラの今度は誰を殺すのか?という問いに笑顔で答える。

 

デボラはうまく殺せたら新しいドレスが欲しい、

戻ってくるまでには新しい”オモチャ”も用意してほしいと語りながら、

ターゲットの元に向かおうとするデボラに

「待ちなさいデボラ、ターゲットの名前はララ・レズモンド。

しっかり殺してらっしゃい」と声をかける。

 

一方、エリオの攻撃で倒れていたバルドも意識を取り戻し、

エリオ達を自身の手で捕まえる事を決意する。

 

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以上が逃亡者エリオのネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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逃亡者エリオの最新話『1話』の感想、考察

エリオ達の逃亡劇が始まりましたね。

 

14世紀スペインが舞台なので、

登場人物の倫理観や宗教観が

現代とは全く異なるお話の様ですが、

エリオ達はどこに向かっていくのでしょうか。

 

エリオが本当に弟を自らの手で殺したのかも

気になるところですね。

 

第一話から”救えなかった”と発言していますか、

自ら手にかけたのではなく

何らかの事情がありそうな気も…。

 

次回はデボラが二人の元へやってくるのか、

独特の価値観を民衆に植え付けた先の王とは…

徐々に謎が明らかになってくれる事を期待します。

 

まとめ

ここまで逃亡者エリオの最新話1話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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