こちらの記事では(2019年7月29日)に発売された

鬼滅の刃の最新話168話のネタバレや感想、考察

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鬼滅の刃の最新話168話のネタバレ

風柱・不死川実弥の過去

実弥は自分の血が特別だと気づいたのは鬼を狩り始めてすぐのことでした。

 

鬼にされた母が、実弥に襲い掛かってきて実弥が出血した途端、

動きが鈍くなったのです。

 

母を殺した後は、この世の全てが急速に色を失い擦り切れて褪せていきました。

 

実弥は夜の中を藻掻き回った。

 

鬼殺隊も日輪刀も存在さえ知らず、たった一人で山ほどの刃物で武装して、

鬼と戦い捕らえ、日の光で灼き殺した。

 

今思えばとんでもない自殺行為ですが、

死ななかったのはこの血で鬼を酔わせられたから運が良かっただけ

 

同じ鬼を追いかけていた時に出会った、

殺隊の粂野匡近が「育手」を

紹介してくれたおかげで闘い続けることが出来ました。

 

でも実弥は、善良な人から次々死んでいくというこの世の不条理を

知っているといいます。

 

下弦の壱は匡近と二人で倒したのに、

匡近はその戦いで亡くなってしまい柱になったのは実弥だけでした。

 

上弦の壱

実弥は上弦の壱と戦っており、風の呼吸陸ノ型・黒風烟嵐を繰り出します。

 

「この小僧、この傷でまだ動くか。今までの柱なら勝負はついていたはず」

 

しかし実弥は、自分で出血を止めています。

 

上弦の壱は実弥が、呼吸で血を凝固させているのか、筋肉を引き締めて

内臓が飛び出るのを止めているのか…どちらにしても人間にできる芸当ではない

 

初めて見た、とても面白いと実弥を観察しています。

 

その時上弦の壱の体がぐらりと揺れ、そこに実弥が攻撃をします。

 

酔うという感覚も何時振りが、とても愉快だ、さらには稀血

と話しながら、実弥の刀を足で踏みつけ、

実弥ごと床に叩きつけます。

 

すると背中が隙だらけになってしまい、

上弦の壱はそこを狙い刀を振り下ろします。

 

お館様

実弥はまた昔のことを思い出していました。

 

産屋敷邸で、鬼殺隊の柱が集まっています。

 

人が苦しんでいるというのに、

笑っているやつを見ると頭に来るんだ。

 

自分の手を汚さず、命の危機もなく、

一段高い所から涼しい顔で指図だけするような奴が…。

 

いいご身分だな、産屋敷様」と実弥は話しかけます。

 

そう言いだした実弥に他の隊員たちは驚きます。

 

行冥は怒り

「口の利き方というものがわからないようだな」

と言いました。

 

産屋敷は構わないから言わせてあげてといい、

鬼殺隊員を落ち着かせます。

 

すると実弥は

隊員のことは使い捨ての駒としか思っていないくせに

武術もかじってすらいないのに鬼殺隊の頭だと?ふざけんじゃねぇ

と怒りをぶつけます。

 

すると寂しそうな笑みを浮かべ、産屋敷は

ごめんね

と謝ります。

 

その答えに実弥はぼーっとなって聞いています。

 

産屋敷は話し始めました。

 

「刀は振ってみたけれど、すぐに脈が狂って十回もできなかった。

叶うことなら、私も君達みたいに体一つで人の命を守れる強い剣士になりたかった」

 

「けれどもどうしても無理だった。辛い事ばかり君たちにさせてごめんね」

 

産屋敷の話を聞いて、実弥は言葉が出てこなくなった。

 

お館様のまなざしは実弥の母を思い起させました。

 

親が我が子に向ける溢れるような慈しみにやさしく頬をくるまれる気がしました。

 

「君たちが捨て駒だとするならば、自分も捨て駒だ。

私は鬼殺隊を動かす駒の一つに過ぎない。私が死んだとしても何も変わらない」

 

「私の代わりはすでにいる」

 

実弥は柱合会議に出たのが初めてなので、勘違いしたかもしれないが、

自分は偉くもなんともないといいます。

 

みんなが善意でそのように扱ってくれているけれど、

嫌なら同じようにしなくていい。

 

そんなことに拘るよりも、

実弥は柱として人の命を守ってください、

それだけが願いです。

 

「匡近が死んで間もないのに、呼んでしまってすまない。

兄弟のように仲良くしていたから、尚更つらかったろう」

実弥は産屋敷が死んだ匡近の名前を知っていることに驚きます。

 

しのぶはお館様は当主になってから、亡くなった隊員の名前と

生い立ちは全て記憶していると告げました。

 

実弥は自分でさえ、

一緒に戦って死んだ隊士全ての名前は覚えきれていない

と思うのです。

 

産屋敷は実弥に、匡近の残した遺書を渡します。

 

鬼殺隊の子供たちは皆遺書を書いています。

 

「その遺書の内容が不思議なことに、殆ど似ている、匡近もそうだった。」

匡近は失った弟と実弥を重ねていたようです。

 

その光輝く未来は、産屋敷の夢と同じ。

 

大切な人が笑顔で、天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう

決してその命が、理不尽に脅かされることがないよう願う。

 

たとえその時自分が生きてその人の傍らにいられなくとも

生きていて欲しい、生き抜いて欲しい。

実弥の頭の中に玄弥の姿が浮かび、実弥の目からは涙が溢れました。

 

そして現在

上弦の壱の刀を銃を左手に持ち、払いながら戦い続けます。

 

しかしかすり傷すらつけることが出来ません。

 

月の呼吸 参ノ型 厭忌月・銷りを繰り出された時、現れたのは

鬼殺隊最強の男でした。

 

「われら鬼殺隊は百世不磨、鬼をこの世から屠り去るまで…。」

 

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以上が鬼滅の刃のネタバレでした!

 

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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鬼滅の刃の最新話168話の感想と考察

実弥の過去を知ることが出来ました。

 

鬼にされた母が実弥が出血した途端動きが鈍くなったこと。

母を殺めてしまったこと。

鬼殺隊の匡近に育てを紹介してもらい鬼殺隊に入ることが出来たこと。

 

鬼殺隊の隊員のほとんど全員が鬼によって人生が変えられてしまったのですね。

 

辛い事ばかりで、少しひねくれていたような実弥が、

お館様の言葉に心に触れて変わりました。

 

上弦の壱は闘いながら観察して面白がっているようなところもあります。

 

でも当たり前ですが、本当に強い

 

でも頼れる最強の男が登場しました。

 

鬼を倒して匡近やお館様の夢を叶えて欲しいと思います。

 

まとめ

ここまで鬼滅の刃の最新話168話のネタバレや感想、

考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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