こちらの記事では(2019年8月5日)に発売されたソウナンですか?の最新話66話のネタバレや感想、考察

文字だけご紹介しております。

 

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最新話ソウナンですか? 66話のネタバレ

4人の遭難生活

しおんが釣ったマゴチを使って

むつが鍋物を調理した。

 

中に入っている葉っぱは、

むつが育てたハマダイコンの芽だ。

 

ハマダイコンの豆を植えて2週間、

やっと食べられる大きさの芽がでたのだ。

 

「ちゃんとしたお鍋だったら

もっと見た目もおいしそうになるのにな~」

むつはすこし残念そうだ。

 

「ほまれさんなら作れるんじゃないかしら?土鍋とか土器とか」

しおんが軽い思いつきでつっこむが、

「縄文人じゃないんだぞ、私は」

ほまれもさすがにリアクションが硬い。

 

アスカの気持ちもすこしなごんで、

「しかしついに農業や土器作りか・・・

あたしたちの生活もそれなりのもんになってきたな」

心の中で生活を楽しむゆとりが出てきたが・・・

 

「待てよ?何か大事なこと忘れてるような、

えーっと え~っと・・・」

 

そうだ。

もう4人が島について一ヶ月が経過した。

 

しおんはほまれと水で乾杯してお祝いするが、

アスカが叫ぶ

「ちっ・・・がうだろ・・・違うだろぉ~!!

遭難してんだよあたしたちは~!!」

 

ほまれは深くため息をつく

「わかってるわよ、そんなこと・・・」

 

アスカ、島からの脱出を提案

待つことしか出来ないというむつに対し、

アスカはイカダを作って

島を脱出できないか、と提案する。

 

アスカのアイデアにみんなが驚く中、

ほまれはアスカのアイデアを咎めた。

 

リスクが高すぎるというのである。

 

「アスカだって海の怖さは充分わかっているだろう?」

と言うほまれに対して、アスカはまだ諦めない。

 

「でも水も食べ物もちゃんと用意すればなんとか・・・」

 

どこを目指していつまでイカダに乗るんだ?

航海中にこの前みたいな台風に一度でも見舞われたら

絶対に助からないぞ!」と、ほまれは説得を続けます。

 

そんな二人のやり取りを聞いて

泣き出してしまうしおん。

 

自分も漂流して怖い思いをしたが、

両親に自分が無事でいる事を連絡してあげたい。

 

しおんの気持ちをむつとアスカはなだめるが、

しおんの涙が止まらない。

 

それでもほまれは言葉をつづける。

 

「海の上を何ヶ月も漂流した挙げ句、

悲惨なことになったケースはいくらでもあるんだ」

 

アスカは明るく笑って、

自分のアイデアを冗談にして取り下げた。

「冗談冗談!!ウソよウソ!あははは~」

 

けれど、しおんの気持ちは晴れない。

 

ほまれの迷い

その夜、ほまれは一人で海辺に立って考えている。

 

実は彼女もすでに、

この島を脱出する事は考えたことがあるのだ。

 

今の暮らしは何とかなっているが、

今後発生する可能性のある別のリスクが頭に浮かぶ。

 

大怪我や病気、季節の変化などだ。

 

それでも生き残ることを考えるなら、

この島で待つほうが正しい

 

「より安全に、より確率が高い方に・・・

間違っていないはずだが・・・」

ほまれの心にかつての父とのやり取りが浮かぶ。

 

かつて雪山で鹿を追ったときの記憶、

ほまれが撃った鹿は、

撃たれたあと雪の山をずっと歩いて山奥で息絶えていた。

 

ほまれは鹿の胴体を狙った。

そのほうが頭を狙うよりも確率が高いと思ったからだ。

 

弾は鹿の肺を貫いたが、

鹿はその後20分は動き回る。

 

ほまれの判断は却って

鹿に死の苦しみを長く与えることになってしまった

 

「どうすれば良かった?

パパなら頭を狙った?私 間違ってたかな?」

ほまれに問いかけに父は応えた。

 

「ほまれ・・・それはパパがお前に教えられることではないんだ。

だからこそ、自分の頭と心で決めなければならない・・・」

 

ほまれの中で何かが動く、

島にいるみんなを気遣う気持ちが

もう一度自分の判断を見つめなおさせている。

 

そして、ほまれの決断

翌朝、むつとアスカがおはようを交わす中、

むつはどこかから帰ってくるほまれを見て呼び止める。

 

水汲みだと思ったのだ。

しおんはほまれが水に濡れているのを見て不思議に思った。

 

アスカは昨晩のことでほまれに謝っている。

「昨日はさ、変なこと言って悪かったな。

帰れないのはお前も同じなのに・・・ゴメン!!」

 

アスカはむつの畑の作業を手伝うことを申し出る。

 

むつの畑には雑草がたくさん生えて大変なようだ。

 

畑をもっと大きくできないだろうか、と

ほまれはむつに尋ねる。

 

「むつ、畑って拡張できないか?

食料を安定的に確保したいな」

 

種はいっぱいあるので大丈夫だ、とむつは言う。

 

ほまれは心の中で思う。

自分がいなくても、

三人はしばらくは大丈夫だろうと。

 

ほまれは自分ひとりでイカダを組み、

この島を出て救助をつれてこようと心に決めたのだ。

 

「必ず救助をつれてくるからな、みんな・・・」

「この島から 私は出ていく」

 

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以上がソウナンですか?のネタバレでした!

ここまで読んでいただければ、ある程度の内容はわかったかと思いますが、

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最新話ソウナンですか? 66話の感想と考察

遭難した島での4人のサバイバル生活も

どうやら一段落したようですね。

 

このまま救助を待つのか、自分達で島を出るか、

難しい判断が要求されています

 

アスカのアイデアは単なる思い付きですが、

ほまれにとっては最初から頭にあったことなのでしょう。

 

島を出たとしても、

航行能力の低いイカダで海へ漕ぎだすのは

リスクが大きすぎますね。

 

ほまれの判断は正しいですが、

成功の確率の高い選択肢が

最良の結果を生むとは限らないことを思い出します。

 

どこかでリスクをとらなければならない、

だがそれは今、するべきだろうか?

 

ほまれが島を出たあと、

3人は状況の変化に対応できるのか?

 

ほまれ自身が漂流し、

再び遭難する可能性も十分にあり得ます。

 

なにか成功の算段があるのでしょうか?

物語はここから次の段階へ進んでいくようです。

 

まとめ

ここまでソウナンですか?の最新話66話のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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