こちらの記事では(2019年9月9日)に発売された

不死身の特攻兵の最新話『50話』のネタバレや感想、考察

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不死身の特攻兵の最新話『50話』のネタバレ

佐々木と直掩部隊

「ちゃんと特攻(つ)っこめよ佐々木!

俺がッ、責任もって……報告してやるからなぁ!?」

 

直掩部隊の1人、桜井が佐々木の後ろにつける。

それは、佐々木がしっかりと特攻をするのか

目の前で見届けるためだった。

 

ところが、彼の機体はどんどん佐々木の機体に離されていく。

彼の機体は、佐々木のものよりも性能の高い、

「隼」であるのにも関わらず、だ。

 

彼は狼狽えて、

佐々木の機体を凝視する。

 

「なんで離されてるんだ!?」

 

佐々木の機体は、

さながら鳥のようだった。

 

佐々木、爆弾投下へ……!

「いいか佐々木、

この速度では当てようと思ってから落としていては遅い」

 

佐々木の中の「岩本大尉」が言う。

死んだ仲間たち全員が、

佐々木を励ましていた。

 

しかし、今現在の状況は決してよいとはいえない。

なぜなら、佐々木は高射砲を避けるのに必死で、

本来爆弾を落とす速度を大幅に超過しているのだ。

 

しかしそれでも、佐々木は冷静だった。

 

いや、冷静になることができた。

 

全ては、岩本大尉が――

先に逝ってしまった仲間たちが側にいるからだ。

 

「未来をみろ、佐々木」

 

岩本大尉の言葉が聞こえてくる。

確かに彼はすぐ側に、強いまなざしを持っているのだ。

 

佐々木は、目標の大型船を凝視する。

対象は当たるまいと回避運動を取っているが、

佐々木はそれも織り込み済みだった。

 

そう、すべては

爆弾を落とすこの瞬間のための訓練だったのだ。

 

機体がきしむ。

風を切る音だけが耳に響いた。

 

徐々に接近していく、佐々木機と艦船。

 

いやに静かだった。

佐々木の耳には何も聞こえない。

疲れ果てていたはずなのに、その疲労さえも

一瞬なくなったかのようだった。

 

<未来を見て>、鋼線を引く。

ただそれだけのことに、

佐々木の全神経は集中していた。

 

距離が近づく。

そして――

佐々木は、鋼線を引いた。

 

一方の米軍は、佐々木の機体に戦々恐々だった。

 

「KAMIKAZE is coming!!!(特攻がくるぞ!!)」

 

急降下し、

艦船の頭上すれすれを飛んでいく佐々木の機体は、

まさに特攻兵そのものだったからだ。

 

頭を低くする米軍たち。

彼らにできることは、もはや祈ることだけだった。

 

しかし、彼らの予想とは逆に、

佐々木の機体は突っ込んではこなかった。

 

米軍たちは困惑し、

上空を過ぎ去った機影を眺める。

 

その瞬間、

彼らは目にした。

 

機体から投下される爆弾を。

 

それが確実に、

米軍の艦船へと落下していく様を。

 

「Oh……My god」

 

着弾! 戦果は……

爆弾が着弾し、

轟音が鳴り響く。

 

佐々木は後ろから追いかけてくるその音を聞いた。

 

旋回して船を見ると、

艦船が傾いているのが見える。

 

「やった! 当たったんだ!!」

 

喜びに打ち震える佐々木。

佐々木は、確かに「未来を見て」、

速度超過の状態であっても

爆弾を命中させることに成功したのだ。

 

「やったな佐々木! あの船は沈むぞ!

 

佐々木の目には、

確かに死んでいった仲間たちが

喜ぶのが見えていた。

 

喜びを仲間たちとわかちあう。

その中には、

岩本大尉も含まれていた。

 

そう、

佐々木の命は、

そこにいる仲間たちが繋いでくれたものなのだ。

 

岩本大尉が、後ろから微笑む。

 

「よくやったな、佐々木。

お前も立派な”操縦士”になったじゃないか!」

 

それは、佐々木が最も行ってもらいたかった言葉だった。

そして、かつて同胞にかけた言葉と同じものである。

 

佐々木はこの瞬間から、

岩本大尉に認められた「操縦士」となったのだ。

 

まだ離脱も終わっていないのにも関わらず、

佐々木は喜びに打ち震える。

 

やっと。

やっと、岩本大尉が叶わなかった分、

船を沈めることができたのだ。

 

「岩本大尉殿……自分はやりましたよ……やっと、

やっと、大尉殿の分の船を沈めましたよ!!

 

振り向いて、岩本に笑顔を向ける佐々木。

 

しかし、先ほどまでそこに「いた」はずの

岩本大尉は、影も形もなくなっていた。

 

だが、佐々木の急襲を手伝ってくれたのは確かだ。

 

佐々木はかすかに涙を浮かべ、

確かにそこにいて、佐々木を支えてくれた者たちへ、

言葉を投げかける。

 

「みんな、ありがとう」

 

そして、佐々木は旋回する。

あとは帰るだけだ。

 

しかし、米軍の艦船はかなりの数がある。

油断していた佐々木に、

高射砲の連打が見舞われた。

 

「うわーーーー死ぬーーーー!!」

 

1944年のこの攻撃は、17機が出撃した。

 

対して、米軍は艦船3機が中破。

加えて、唯一佐々木が落とした爆弾によって一機が沈没。

 

戦果をあげた特攻隊の内、

生き残ったのは佐々木が唯一だった。

 

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以上が不死身の特攻兵の最新話『50話』のネタバレでした!

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不死身の特攻兵の最新話『50話』の感想と考察

前回に続いて、

かなり涙腺を刺激してくる回でしたね。

 

岩本大尉が、

生きていた内に言えなかった言葉を

かけてくれるあたりは、

じんわりと涙が滲みました。

 

それにしても、

歴史的な観点から見ても、

戦略的な観点から見ても、

特攻がいかに効率の悪い戦術か、

今回の話でもわかります。

 

というのも、

特攻兵が攻撃したであろう

艦船は「中破」」に留まっており、

一方佐々木の攻撃した艦船は

沈没したからです。

 

不死身の特攻兵は、

特攻兵を主人公にしていながらも、

特攻がいかに愚かなことなのか

しっかりと訴えかけてくれていますね。

 

次回以降ですが、

参謀長の反応が気になります。

 

遠まわしに言わなくても、

佐々木を殺そうとしている彼らが、

命令違反で戻ってきた佐々木に

どんな処遇を取るのか

とても気になりますね。

 

ここからも楽しみです!

 

まとめ

ここまで不死身の特攻兵の最新話『50話』のネタバレや感想、考察をご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

 

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